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November 21, 2004

コラテラル

生後8ヶ月になる末っ子の、おじいさんの様な咳が止まらなくなってしばらくのこと。
中合の北海道物産展に連れてったのがとどめを刺したのか、肺炎で急追近くの総合病院へ入院する羽目になった。
毎日通っているとはいえ、病院に行くのはなんとも気が重いものだ、、、。病院の壁の色やナースステーションの窓、、、ありとあらゆるものすべてが、ここは”病院!!”という事実を主張して止まない。

僕の職場では、これまであまり意識する事も無かったのだが、病院という気配を極力排してあるので、初めて来た人などは”ここは何ですかあ?”ってな感想を抱くかもしれない。廊下もロビーもそして病室もすこぶるテンションが低い設定だ、、、。それは、顧客にはもちろんのこと、そこで働く僕らにもとても幸せな環境だったんだと初めて気づいた。

末っ子が入院した部屋はしかし、旧態然としたそれであり、しかも4人部屋、、、全員、肺炎である。四面楚歌ならぬ、四面肺炎で、つきそう僕らが果たしてこの病室から生きて帰れるのかどうか非常にふあんだった。しかし、暖かい主治医とスタッフのお世話をいただいたおかげで容態は安定。面会時間が終わる20時に付き添い兼ミルクタンク役のイナ妻を残して、僕は退散。つかのまの一人暮らしを楽しむべく、車を走らせた、、、、。上の二人の子供は今頃おばあちゃん家で王様気取りで暮らしているはず、、。家に帰ってもひとりぼっちだし、今夜はレイトショーでも楽しむ事にしよう。

早速劇場へ向かう、丁度良い時間にトムクルーズ主演のコラテラルがあった。まあ、一人で見るならうってつけの作品だ、、、。内容は、麻薬取引事件の訴訟の証人を一晩に5人暗殺することを請け負ったトムクルーズ扮する殺し屋と、偶然彼を乗せてしまったタクシードライバーの話。たった一晩の話だが、こじんまりとした展開のなかにも強烈かつダイレクトな伏線が張られ、ラストまで直線的に盛り上がって行く。突っ込みたくなる点は2つ程あるが、べつに気になるほどでもなく、楽しめた。
まあ、、期間限定で孤独な僕には、フィットしていた作品かもしれない。

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