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January 2005

January 29, 2005

猟奇的な彼女

猟奇的な彼女
いつものパターンだが、仕事を終えて帰宅、、、食事をしてお風呂に入ってそろそろ日付も変わろうかという頃、、、またしてもイナ妻がDVDを借りてきた。
韓流ブーム醒めやらない、地方都市にくらす彼女はおよそ大抵の韓国ドラマを見終わって、すこし遡上を始めた様子。こないだ劇場で観て面白かったという”僕の彼女を紹介します”の前作にあたる”猟奇的な彼女”を借りてきたのだ。
当然、僕の食指にはかからないし、こんな時間からつきあわされたんじゃたまらない、、。先に就寝するつもりでお茶をすすりつつ寝支度を整えていたはずなのだが、気がつけば立場は逆転、、、ちらちら横目にストーリーを追っているとこれが結構面白かったりもする。結局、映画開始後約30分程でイナ妻はレム睡眠に陥り、変わって僕が最期まで鑑賞、、、。また、やられた、、、いっつもこのパターンで寝不足に陥るのだ。思うに、韓国人と日本人ではきっと感性や笑いのつぼが当然ながら非常に近接しているんだろうね、、、、以外とよかったからまあいいか、、。

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January 23, 2005

パッチギ!

パッチギ!カンフーハッスルと珈琲時光を一日ではしごしたのが先週の木曜日。数日後、我が家にあの幻のハウル事件以来約一月ぶりに試写会のチケットが舞い込んできた。なんでも、またしてもイナ妻が”まるとく”の告知を恐るべき動体視力で解読し、応募はがきを出していたのだそうだ、、、。
会場はフォーラム3、作品は”パッチギ”、、あの”岸和田少年愚連隊”なんかの井筒監督作品だ。井筒監督に関しては、テレビ番組で他監督作品をくさしてばかりいる印象があって、数回みた”パッチギ”の劇場予告にもあんまりそそられるものが無かったのだが、やっぱり貧乏性の僕はタダ!ということで、イナ妻とともに19時開演の試写会に向かった。

作品は1968年の京都を舞台に在日朝鮮人社会と微妙なバランスで共生する日本人社会を朝鮮高校のヒロインと日本人高校生のlove storyに絡めて描いた作品。個々のキャラクターいずれもが大切に描かれていて、笑えて、ちょっぴりセンチになって、かついまの浮かれた韓流ブームに釘をさす秀作であった。一体、いまの韓国ブームに浮かれている奥様方のいか程が、両国の間に今も厳然と横たわる歴史の溝を認識しているのか、、、、。そういう僕も、20歳に韓国に渡って初めてその現実と事実を初めて認識し、たいそうなショックを受けたものだった。この時勢に海峡を越える、ご婦人方が、南怡島の並木道ばかりではなく、現地でご年配の方と会話をし、その日本語の流暢さがどのような歴史的事実からもたらされたものなのかを再考する機会を持つことを願いたい。  それにしても、近年の大友康平は顔色悪すぎ、、本作でのオダギリジョーの扱いも”あずみ”にならんですごいものがあり、、、(笑)。

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January 19, 2005

TAXI NY

TAXI NY

リュックベッソン制作でフランス舞台のカーアクションコメディ TAXIを観たのはもうかなり昔のこと。
当時、フィルムの早回しをせず、実速でのアクションや、フランス独自のプライドを乗せて疾走するプジョーのかっこいいこと、、、しかし、シリーズを重ねるにつれ、次第に悪ノリが過ぎ、TAXi 2では空を飛んでしまい、TAXi 3まで来ると、雪上車に成り果ててしまう始末。

スタイリッシュなカーチェイスが気持ちよかったのに、ねえ、、、。
そんでもって、今回はTAXi NY 。

いよいよハリウッドへ上陸!と思いきや、版元のことなるリメイク版だった。TAXiの設定のおいしいところを煮詰めて、ハリウッド風に再味付け。やっぱり、カーチェイスなどのアクションは悔しいけれど、本家よりも豪快かつ痛快、ストーリーもそつなくまとまっていてかなり楽しめた。でも、フランス版のほのぼのとした雰囲気がやっぱり恋しかったりもする、、、。

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January 16, 2005

軋むpower bookとMac mini

Appleのサイトに不思議な物体出現、、、、Mac mini?
なにそれ、、? ぱかっと開けたらうめぼし入りのおべんとが出てきそうなアルミのお弁当箱のようなそれは、まごう事なきApple の新型コンピューターらしい。かつて、cubeという正方形の匡体をリリースしたことがあるが、そのときは惨澹たるトラブル続きの製品だったっけ。今度はいかがなものか、、。なんだか持ち上げるたびに軋む華奢なpower bookの余命もそう長くはなさそうだし、、、職場に置くにはちょうどいいサイズかも。

http://store.apple.com/0120-APPLE-1/WebObjects/japanstore.woa/80802/wo/rnkA4OlJRfDd3iOov8O1Cxpd1lm/0.0.11.1.0.6.21.1.3.1.0.0.0.1.0

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January 14, 2005

珈琲時光

珈琲時光
イナ妻と楽しむレイトショー、、演目は”珈琲時光”だ。台湾の実力派、侯孝賢監督が小津監督へのオマージュを捧げ、現代の日本(東京)の時間と空間と音を丁寧に切り取った一遍、、というべきだろうか。
映画初主演の一青窈演じる主人公はシングルマザーを決意したフリーライター。東京で頼りなげにしかしまっすぐに生きる彼女をつかず離れず見守る人々と空気と光と音、、、。小津監督作品も侯孝賢監督もこれまで観たことの無かった僕ではあるが、固定カメラでの長いカットの多用や出演者を風景として扱っているかのような絵作りがとても新鮮かつ心地よいものであった。なかでも、実家に帰って寝過ごす主人公や街の風景、人々のたたずまい等の描写は、日本人以上に日本を的確に捉えている監督の鋭さを感じた。義母が払いのける蝿や、固定されたフレームの中を絶妙の間で縦横無人に立ち回る猫など、、、これこそが、この作品の凄さなんじゃ無いだろうかと思うばかりであった。偶然だけど偶然じゃない、、いくつもの必然が組み合わさって何かが伝わってくるような、そんな作品だった。ラスト近く、いくつもの電車が交錯しつつも決して交わること無く走り去る風景はある意味、本作の切り取った人々の有様をある意味代弁していたような気がする。観る度にいろんな感じ方が出来そうな作品。一日で”カンフーハッスル”と”珈琲時光”、、これこそ究極のバランス技だ(笑)。

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カンフーハッスル

本日、焼けるように痛む右の背中を意識の奥に投げやって、溶け始めたアスファルト上の雪を踏みふみしながら、ちびっ子二人を連れて幼稚園へのお送りを完遂。
満点の青空が広がる気持ちよい午前、、、残ったちびっ子を連れてそのまま曽根田の劇場へ、、、、なんかやってないだろうか?上映スケジュールを見ると残念ながら、10時台の上映は芳しくない。やむなく、大手シネコンへ移動、、、”カンフーハッスル”をちびっ子と一緒に楽しむ。
”少林サッカー”の凄まじさに見事やられて、限定版DVDまで持っている僕は、さほど期待せずとも、チャウ・シンチーがそこそこは楽しませてくれるはずとの確信とともに観劇。結果、見事に泣かせて、そして笑わせていただいた。バランス感覚も見事で脳みそゆるゆるである、、、。2歳のちびっ子も”ありえねー”と大満足!!して帰宅。自宅に残るイナ妻と末っ子を回収して、手芸用品点へ新たに幼稚園入園を控える2番目のちびっ子の座布団、体育着入れ、手提げなどの作成用生地を調達。続いて年末ジャンボのあたり券照合を中合の売り場にて行なう、、、まさに2004年の清算だ。機会がぱらぱらとジャンボをめくり続けるつかのま、、もし一等等当たっていたら、、、などという夢うつつに寒さを忘れる。結果、、30枚中お約束の3枚あたり、、しめて900円の払い戻しなり(涙)。2004年をうつろに締めくくった我らは、七階催事場にて行なわれている”うまいもの市”へ乱入、、ここは、前年の”HTBどうでしょう グッズ”即売会以来の来訪になる。千疋屋のフルーツパフェをちびっ子に与え、北島家のメンチを購入し、気がつけば19時、、、急いで義母の家へ向かう。
メンチを義母に捧げて、ついでにちびっ子三人も捧げて行く、、、、(笑)。今日はカップルデー、二人2000円の映画日和、僕とイナ妻は、今晩またレイトショーを観に行く予定だったのだ。

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January 03, 2005

北村龍平ゴジラ

GODZILLA FINAL WARSトムハンクス主演?のCGファンタジー、、ポーラーエクスプレス。
大人と子供のためのクリスマスファンタジーであるはずの本作品ではあるが
なぜか、クリスマスが近づくにつれ冷遇されてしまったようで、
ちびっ子二人とイナ妻といっしょに観に行ったフォーラムでも、マイカルでも
なんとクリスマスイブを翌日に控えて、上映回数が切り詰められ、悲しいことに一日一回の上映に
切り替わっていた。  、、なんで、、?これからが正念場じゃ無いの?
おそらく、Mr インクレディブルに完全に食われてしまったようだ。

仕方が無いので、別な作品を見ることにする、、トムハンクスつながりで、ターミナル!!といきたいところだったが、残念ながら2歳と4歳のちびっ子連れに字幕洋画はちと厳しい!
しかし、Mrインクレディブルにはポーラーエクスプレスを圧殺された恨みがある、、、
というわけで、ウルトラC的な苦し紛れの選択として、”ゴジラ”を見ることにした。
これなら、ちびっこも付いて来れるだろう、、、
平成ガメラを決して超えられないであろうことは十分に承知の上でも、まあ教養として今のゴジラを見ておく必要はあるだろう。なにより、今回、監督があの北村龍平なのである、、、、Versusやあずみの
かのアクション大好きの監督である、、彼が動かすゴジラが一体、どのくらいのスピードで動くのか?はたして彼の独特の殺陣がどういうふうに取り入れられるのか?はっきりいって、北村龍平監督でゴジラというのは一番ありえない組み合わせに思えたのだ、あのセンスを着ぐるみに生かすのは絶対無理だろう。

かくして、僕の不安は現実のものとなった、、、。アクション大好きの監督は、ケインコスギと主演の松岡とレスラーあがりの肉体派俳優をフルに使って、えんえんとやりたい放題の肉弾戦を描き続けた、、、怪獣はまあ、申し訳程度に出しとこうみたいな、、。やっぱり、こうなるのね、、、北村龍平監督その人をあまり知らない方にとって、このゴジラははっきりいってなにがどうしてこんなふうになってしまったのか、きっとわからないかもしれない、、なんで、プロレスラーが出てきてスクリーン狭しとあばれまくるのか?なぜ怪獣そっちのけで、人間同士の華麗なワイヤーアクションが延々と繰り広げられるのか、、すべては、そっちのほうが好きなんだもん的な理由によるのだろう。

もっとも、やりたい放題のあげく破綻しまくったストーリーに終止符を打つためのミニラの出演や、ハリウッド版ゴジラとの直接対決など、にやりとさせられる部分もあり、、子供を完全に切り捨てることで完成度を高めた平成ガメラとは対照的に、すべての観客層を意識しつつ出来るだけ高い次元でバランスさせようと苦悩したゴジラのありのままの姿が見て取れる作品であった、、しかしまあ、、なんとも。

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