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April 09, 2005

ライダーに手を振る子供に関する一考察

4月吉日、、桜の季節がきても、職場のボルテージは上がりっぱなしの状態が続く土曜日。気温が弛んだここ数日、やっと車検を終えて戻ってきた隼一号を駆りとっぷり日の暮れた道を家路につく、、はずだったのだが、なんやかんやで脳みそのなかで継続審議が必要な案件が渦を巻いている状態の僕は、気温10度の春の夕暮れを我が家とは反対方向へと走りだした、、、。
顧客のデーターを反芻しながら、次の一手を考える、こう来たらこう、、ああ来たらこう、、まだまだ、諦めた訳じゃ無い。
うにゃうにゃ考えながら、気がつけば僕の隼一号は新品のタイヤの皮剥きを兼ねて峠道へと足を延ばしていた。極端に視界の悪い夜の峠道、本来のグリップを発揮しないタイヤに気を使いながらも出来るだけトラクションをかけつつコーナーを抜けていく。こうすることで、新品タイヤは成形後の表皮が削られて本来の踏ん張りを発揮するようになっていくのだ。
、、、んで、一体ここはどこだろう、標識をみるとなぜだか角田に入っているようだ、いいかげん寒くなってきたし、視界も悪い、、本能の赴くまま走り続けるとようやく、路面の整った4号国道へと辿り着いた。ここは白石蔵王、、わずかの間にこんなところまで来ていたとは、、。4号を家路につく、、、結構な交通量の中、併走していたミニバンの窓がおもむろに開いた、、”????”
視線を移すと、窓からは小さな手が3本程、、僕に、、というより隼一号に向かってバイバイと手を振っている。良く見ると、家族連れのちびっ子2名がなんだか大きくてへんてこな形をしたバイクにへんてこなバッグをしょって走っている僕にやんやと手を振っているのだった。
幼少の頃の自分を見ているようで、なんだかうれしくなって、手を振返そうと思うものの、実はそうは簡単にいかないもんで、結局、手を振り続けるちびっ子達に挨拶のひとつもできないまましばらくランデブーを続けたのちに、それぞれのルートへと別れてしまったのだった。
思えば、あのワンボックスカーの中のお父さん、お母さんは、一見して柄の悪そうなライダーに無邪気に手をふるわが子に戦々恐々としていたに違いない。僕は僕で、なんとか手を振り返そうとちょっぴり追走したりしてみたもんだから、ことさら不安感を与えてしまったのでは無いかと心配だったりもして、、。
しかし、道ゆくライダーに無邪気に手を振る子と、それを笑顔で容認する親がこれから先も存在し続けられる社会であるように、、そう願わずにはいられなかった。、、そういう意味でも、もっとスマートに手を振り返してあげられなかった自分の愛想なさが悔やまれて仕方ない。

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Comments

ちびっ子達にはライダーはライダーでも仮面ライダーと思われたのかもしれないですね。
何しろ今回のライダーは、攻撃時に漢字がこれでもかというくらい流れますから。
ちびっ子は大喜び!両親は夢を壊さないように、キャラクター製品を欲しがらないようにと思いながら、いたことでしょうね。

Posted by: 三毛猫るなるな | April 18, 2005 at 12:33 AM

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