« 星をかった日 | Main | 大塚愛 侮れず! »

December 12, 2007

12月の女川 鰯、根魚、、そしてサーモン?

12月某日。 いよいよ釣りものも根魚に限定されて来たため、より適したシュチュエーションを求めていつもの鳥の海を越えてさらに北上。辿り着いたのは、女川、、リヤス式の海岸と可愛い漁港がたくさんあるところだ。 夕刻に到着し、さっそく情報収集。漁港前の釣り具屋さんで、話を聴くと、なんでもここ数年水温の上昇が原因なのか、釣れる魚のシーズンがかなり後ろへずれているとのこと。 とっくに根魚シーズンのはずが、漁港前ではサビキで鰯が上がっているらしい。 なんだか、とってもへんなのよねーとのことだった。 早速、漁港を歩いてみると、鰯が上がっている。 この寒いのにオキアミなんぞをあつかう根性は無い僕は、やっぱり根魚を狙おうと、小さな漁港の根を探り始めた。 ワーム片手のお兄さんは男鹿半島側から釣り歩いてきたらしいが、さっぱりとのこと。他のメンバーもかなりしょっぱい。 みな口々に水温が高いことを上げていた。 僕はといえば、地道にハゼ、ドンコ、ソイをゲット!まあ、夕食のおかずにはなりそう。

そろそろ上がろうかというところ、港手前の流れ込み近辺がかなり騒がしい、、見るとほぼ暗闇と化した水面に映る月光に照らされて、巨大な魚体がうねっている、、なんじゃありゃあ! ともかく、高鳴る動悸を抑えつつ、ミノーをキャストしてみると、これまで経験した事の無い引きが、、、数分の格闘の後、姿をみせたのは70cmを越える巨体。 これまで使った事の無い、タモに引き寄せてあげてみると、、、? これ?もしかしてサーモン?

一瞬にして、2007年夏の二十一浜での記憶が蘇った。夏休み、一関でヤマメ釣りを堪能した僕は、タックルを替えてそのまま海岸線を海釣りをしながら南下した。その途中で立ち寄った二十一浜という漁港では、メバル用のマイクロワームを付けたメバルジャックといううそのような仕掛けでアジが面白いように釣れたのだが、そのときとなりのおじちゃんがつぶやいた。”まだ、きてねえなあ、、、もうすぐ秋になるとシャケが遡上の途中でここにたくさん迷い込んでくるんだ、、、” 

なるほど、こいつは、遡上のために海から河口を目指している鮭なんだ。しかし、それにしてももう冬だというのに、聞いていた話とは随分時期がずれ込んでいる、、これも水温のせいなのだろうか?
つり上げた70cmを越える鮭は、魚というにはあまりに大きく、すでに動物の印象。ミノーをかじった傷口からは赤い血が流れ出ていて、悲しげな目で喘いでいる。 河川での捕獲や、海でも引っかけ釣りなどの漁法での捕獲は法規制されているが、そんなこととは別に、その痛ましい姿に、思わず心を大きく痛めてしまった。 やっとの思いで、河口付近まで辿り着き、これからふるさとを目指して遡上しようというところで、釣られてしまうなんてあまりに惨い。Syake

なんだか、とってもうつうつとしてしまった僕は、その鮭をリリース、、。途中ちょっとよろめいていたものの、ほどなく元気に泳ぎ出してくれて一安心。 海で普通に釣る分には問題ないのだろうけれども、ちょと僕には仕事がら荷が重すぎたようだ。 
しかし、なんだろう、、、鮭はだめで、ドンコは許せるのだろうか?僕の神経は一体どうなっているのだろう?釣ったからには、食べる!これが僕のポリシーだけれども、やっぱり、あれだけ大きいとなんとなく気の毒になってしまうのだ、、。なら、豚肉を喰うくせに、自らの手でバムセを刺し殺す事は時分には出来ないんだろうか?おそらく出来ないだろう、、それってちょっと卑怯じゃないか?

以前、学校の授業の一環として、豚をクラスで育て、育ったら屠殺して喰らう!ということを実践された方がいた。かなりの物議をかもしたであろう、その試みは、きっと子供達に日々食卓に上がる肉や魚などが如何に尊いものかを痛い程に突きつけたはずだ。 これって、大切な事なのだと思う。
いまや、魚も自らさばく事無く切り身で売られている、肉も同様、、、、飽食の時代にあって、食べ物に対する感謝の気持ち等かけらもない、、、学校でも家庭でも、”もったいないから残すな!!”とは言うが、それって全く本質が抜けている。 ”お金をはらって買って来たのだからもったいない、だから残すな!! 貧しい国では食べ物が無くて困っている、たべれてしあわせなのだから残すな!”とか、まったく違うと思えて来た。 君が食べるために、この動物は命を無くしたのだから、その責任は取るべきだろう、そういう事なんじゃ無いかと思う。 

一方、植物にしても、動物にしてもある一定空間内に生息出来る個体数には上限がある。植林後の間伐や、作物の間引きなどがそれにあたる。出生のコントロールも必要な場合があるのかも知れない。メダカも多めの個体を鉢にいれていても結局は淘汰されて一定数に落ち着く。
けっきょく、全体の生存のために、一定数が犠牲になることは自然の摂理としても不可欠な事だ。これはどうなんだろう、、、。 野生動物を保護したあげく、その動物が増えて食害が出て町が駆除をはじめるなんてばか騒ぎはこれまで幾度となく繰り返されて来たわけで。

要は、バランス、、、なんだろう。ともかく、吉野家で食べる朝の豚鮭定食の味が、ちょっと変わった気がしたこの数日でありました。

|

« 星をかった日 | Main | 大塚愛 侮れず! »

釣り」カテゴリの記事

Comments

ということは、最近は食器に点々と、しかも大量に残る米粒など
食べ散らかすことも
なくなったということか?

Posted by: どどん | December 16, 2007 at 11:05 PM

かつては小食だったはずのRyuも、結婚以来大食いになりつつあり、、まあ、大皿の米粒はやはり湿度と根気の問題かと、、(笑)。

Posted by: Ryu | January 12, 2008 at 03:00 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54670/17319097

Listed below are links to weblogs that reference 12月の女川 鰯、根魚、、そしてサーモン?:

« 星をかった日 | Main | 大塚愛 侮れず! »