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February 23, 2008

ある意味 熱い!飯坂温泉鯖湖湯 さばこ湯にて思う事

 肋骨を骨折したのが数日前のこと、整形外科でバストバンドをもらって立っている状態での痛みはかなり軽減したものの、車の乗り降りや、寝起きにはかなり苦しむ日々。Off日の今日、家で安静にしているのもかえって辛いので、気分を変えて湯治に赴く事とした。まあ、あばらも痛いし、遠出もつらいので近場の飯坂温泉 鯖湖湯 (さばこ湯)へ、、。ちょっと離れた駐車場に停めて、歩く、、、歩くたびに肋骨に響く。今日はとてつもなく寒い、、。辿り着いたさばこ湯は以前訪れたときよりも、かなり使い込まれていていい感じで味が出ている。入浴券を自販機で購入し番台へ置く。
天井の高い、浴場独特の構造は開放感たっぷり、、、一気に和む。こんなに近いのになんであまり足を運ばないのか?温泉好きである僕は、ここ数年、温泉巡りの頻度がかなり減少している、、思うに、時間がどうのこうのというよりも、やはり精神的な余裕の無さが一番と言える。子供もいるし、仕事もある、、そんな中でこそ、こういった時間が大切なのに、、これほど近くに数多くの味のある温泉地がありながら、なんとももったいないことをしているもんだと改めて思う。ただし、実のところ、温泉フリークの僕が飯坂温泉の公衆浴場をあまり訪れないのにはもう一つ大きな理由があるのだ。
 コルセットと湿布を外して、かけ湯をして、いざ湯船へ、、、覚悟はしていたがやはり飯坂の湯、、かなり手強い。飯坂温泉には多くの公衆浴場があり、それぞれが非常に赴き深い、それは当然地元の方々の生活の場として今なお現役であるが故の魅力でもある。誘客に苦戦する温泉地として、これら魅力的な公衆浴場をうまくアピール出来ればどれほどの集客経済効果を期待出来る事か。しかし、残念ながら、その試みは思った程、実っていない、、、というのが飯坂温泉を傍らから眺め続けている僕の印象だ。 原因は唯一、その熱すぎる湯温にある。 飯坂温泉といえば、その効能云々以前に、その高い湯温が特徴の一つに挙げられる。もっとも、外来客相手の各旅館にあっては、当然、宿泊者の適温に調整してある訳なので問題ないのだが、これが、地元住民の方々が古来守り続けている公衆浴場となれば全く話は違う。生まれた時から、その熱湯に慣れ親しんで来た方々からみれば、遠方より来た一見さんの観光客の都合のいいように、効能たっぷりの熱い湯を水でうめられてしまってはたまったもんでは無いのだろう。 それゆえ、湯温が熱すぎる公衆浴場が多々あり、さらには水でうめる事もままならない雰囲気が残っていることは否めない。結果として、観光客が思い描くような、飯坂温泉旅館に宿泊し、近隣に豊富に点在する魅力的な公衆浴場を湯巡りする!ということは実際上難しく、その熱さに辟易して、足指の第二関節までを浸けた時点で入浴を断念せざるを得ない場合も大いにある、、というのが実情かもしれない。 観光局ではこの事態を看過できるはずもなく、飯坂温泉を代表する公衆浴場であるさばこ湯がしばらく前に改装された際には、観光客の入浴可能性を優先に考えて、飯坂温泉らしからぬ適温に湯温が設定されたような記憶がある。
実際、いまでもさばこ湯は数ある飯坂温泉公衆浴場のなかでも最も湯温が低く外来入浴者への配慮を忘れていないと思われるのだが、それでも尚、やはり地元の方以外の人間にはかなり手強い。 浴場内には、行政側が掲げたであろう”健康のために湯温は42℃に”、”観光客のために適正な湯温を保ちましょう”、”熱いときは水でうめてください”という涙ぐましいパネルが掲示されてはいるものの、実際観光客が訪れたとして、地元の方々が入浴を楽しんでいる間際で浴槽にホースを突っ込み水でうめるなどという勇気ある行動が取れるはずもなく、あきらめて帰る方もかなり多いと思う。 地元の方はアドバイスをくれる、かかり湯を8回程して、まず一回肩まで10秒程ざっぷり入って一度完全に浴槽から上がる。それを二回繰り返すと、だんだん馴染んでくるんだそうだ、、、実際そのとおりやってみると、その通りで必要以上の熱さは感じなくなる。泉質のよさも手伝って高温による刺激もなくとても肌触りが良く芯まであったまる事が出来る。この湯温もまたこの浴場の魅力なのであって、これだけの公衆浴場が維持されてこれたのは地元の方々の生活の場であり続けるからこそなのであろう、これがぬるーい湯にうめられてしまっては、慣れ親しんだ方々にとっては迷惑な話であることは確かである。 一方、やはり子供連れの外来客や遠方はるばる訪れた観光客にとっては適温とは言い難く、観光に特化するのであればやはり、このさばこ湯一つだけでも、周りに気をつかいながら外来入浴者にホースを使って湯をぬるめさせるなどという重責を負わせる事無く管理者が湯温を適正に管理する必要があるだろう。もしくは、地元民用の熱い湯船とは別にもう一つ入りやすい温度の湯船を増設すべきである、思うにこれが最良の解決法だと思うのだが、永年を経てなお実現されないのが不思議でならない。 観光か?生活文化と伝統か?この相反する命題をいかにクリアしていくか、そこにこれからの飯坂温泉の行末がみえてくるような気がした。  

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Comments

その事に関しては、民報新聞の投書欄にも最近あったばかりだよ。水を入れた観光客に向かって地元の人間が凄んだというものだ。
湯温が非常に、猛烈に高いということを予めしっていればまだマシなのかな。それを特色にしてもいいようなものだけれど。イマイチ宣伝が上手にいっていないような気もするな。

Posted by: どどん | March 01, 2008 at 01:56 PM

そうそう、あそこの公衆浴場が外来客にとっては堪え難い熱湯なんじゃないか?と思っているのは、けして僕一人ではないということが、年を追う毎に確信に変わって行くね。
まあ、カレーの激辛ブームみたいな感じで、通好みの激熱浴場としてうまくアピールすれば、もしかすると大ブームになる可能性も高い!、、わけないよね。

Posted by: Ryu | March 06, 2008 at 01:59 AM

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