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February 25, 2010

それでも喫煙する母親達 公共の場の全面禁煙現実に?

喘息の子供、それでも喫煙する母親達、、夜中の救急外来に喘息に喘ぐ我が子を心配顔で連れてくる、ママ。 眠い目をこすりながら、”sP02は? あ、そう、、まず吸入先に始めといて”とお決まりの指示をする当直医師。 ”上の子も、下の子も冬になるとぜいぜいが酷くって、、”とのたまうママ。 辛そうな子供、、。
一通りの処置を終えて、ママに尋ねる、”喫煙されてますよね?” 非喫煙者は、半径1m以内に近づいた喫煙者のタバコのキツい匂いを無視することは出来ないのだ、、。 タバコの匂いぷんぷんであるもの、、。 ”はい、少しだけ吸いますが、子供の前では吸ってません”とママ。それは、きっと、自分の子供の前では、、という事なのだろう。 残念ながら、ベランダで吸おうが、車の窓の外に手を出して吸おうが、家の外で吸おうが、喫煙している親と暮らしている子供達の呼吸器疾患リスクは高いことが明らかになっている。 ママには、”子供のためでもなく、自分のためでもなく、周りの皆のために早く喫煙をやめて下さいね”とアドバイス。 生きている中で、呼吸が満足出来ないほど苦痛と死の恐怖に満ちるものは無いのである。それは陸で溺れる恐怖とも言える。
多くの慢性呼吸器疾患の方々を観てその凄惨さを知っている者からすれば、石材業など職業歴による痛ましいケースはともかくとして、喫煙でCOPDに至り、酸素ボンベを引っ張りながら通院を余儀なくされている方々をこれ以上、無為に増やし続ける訳にはいかない。 それら喫煙のリスクが、喫煙者本人のみならず、子供をはじめとする受動喫煙を強いられる非喫煙者も巻き込むとなればなおさらの事だ。

遅ればせながら、厚労省から公共施設の全面禁煙の通達が出された。喫煙後進国 日本 やっと世界標準へ?といった印象だ。

喫煙と死亡、癌、慢性呼吸器疾患との関連は古くから認識され、日本を含めた一部の国をのぞく全世界で、喫煙環境対策は重要課題として国レベルでの対応が行われて来た。 今や、先進国で平気でタバコを吸える国は日本を含めた一部だけ。2002年のWHOのデータによれば、男性の喫煙率が50%を越えているのは、86カ国中13カ国で日本、アルバニア、バングラディシュ、コロンビア、インドネシア、リトアニア、メキシコ、モンゴル、フィリピン、ロシア、スロバキア、トンガ、トルコである。

自身が喫煙をしていないのは、母がヘビースモーカーだったものの、触ったタバコの手についた匂いが苦手だったこと、 大人に憧れた友人の中坊達が、かっこばかりの大人になるためにタバコを涙目でむせながら無理に練習する姿にえも言われぬかっこわるさを感じた事、、美しい芝生でも美しいゲレンデでも必ず汚い吸い殻が至る所に捨てられていて、喫煙者という人種がゴミを平気で投げ捨てる人達であるという勝手な認識があったこと、、(近年はJTの努力で随分とマナーも向上してきたが、、いまだにバイクに乗っていると、火のついたタバコの吸い殻が前の車の窓から飛んでくるし、駐車場や路上に灰皿の中身をそのままあけて捨てて行く人が多い)、、などが理由である。 健康に悪いからなんて、いまでも少しも思っていない、、大人に憧れてタバコを練習するとか、ストレスに負けてたばこに手を伸ばすなんて、かっこわるい行為が僕にはどうしたって出来なかったという個人的な理由からである。

入職した、非喫煙の無垢な女子新入職員が、過酷な勤務の果てにいつのまにか、喫煙率の高い同僚に染まって喫煙者になっている事が非常に多い、、まあ、本人の勝手だけれども、なんとも残念と言うか、やっぱりかっこわるい。 なんでかっこわるいと感じるのかは自分でも解らんが、 タバコの匂いや煙や含有化学物質の効果が好きで吸いたくて吸いたくて始めました! っていうのなら解るけれど、そんな人どれ程いるのだろうか? なぜだか、僕の友人には中学生の頃から喫煙者が多いのだけれども、 中学のときに一緒に居た地元の仲間で喫煙してなかったのは僕一人だけだった、、もし、僕の周りに喫煙者がいなかったのであれば、おそらくきっと、世の少数派を愛する僕は喫煙していたはずだ。だって、その方がかっこいいでしょ。 そうか、そういうことか、、と、いまになって自分で納得したりして。

もちろん、喫煙をしてもしなくても、慢性閉塞性肺疾患や肺がんにはなるし、喘息にもなる、自動車、バイク等の内燃機関による排ガス、粉塵に対する対策も重要で年々強まる規制により既存車種の消滅までもたらしている。喫煙にも文化がありシガーバーや小規模飲食店などへの配慮も必要であろう。半ばヒステリックな一部の喫煙者バッシングには疑問を感じる部分もある。また、税制上の喫煙者の貢献は決して無視出来ない現実である。ただし、喫煙による医療費および社会的損失が税収効果を上回ると判断された時点で、国策としては良識に従った選択を推進して行くことになるだろう。積極的にしろ、強まる世界の要請による消極的な選択にしろ今回の、提言がその端緒であることは間違いがない。
リンク: 公共の場の全面禁煙現実に?.

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