« また年券かっちゃった、、白石川水系渓流は今 | Main | 田村直美&ichiro Spiral Tree Hallelujah! soul! tour ライブレポート »

April 23, 2010

アリスインワンダーランド、、シザーハンズの壁は高い!

二度目になる四月の雪が僕の渓流行きを断念させたOff日の夕刻、仕方なくスイミングスクールに長女のお迎え。 なんか観てく? ハートロッカーのスケジュールを逃し、シャッターアイランドを一緒に観てからもう一週間経つ、時の過ぎるのは早いもの。今回も、ハートロッカーは時間が合わず、、10歳の長女が”第9地区”と迷った挙げ句、決めたのが、ティムバートン&ジョニーディップの黄金コンビによる”アリスインワンダーランド”。
10歳の長女はオリジナルの”夢のチョコレート工場”が大好きで、このティムバートン&ジョニーディップ黄金タッグによる、リメイクの大ファンである。また、5歳の次男がパイレーツオブカリビアン3部作の大ファンであることから、我が家ではジョニーディップ主演作がかなりのヘビーローテーションで上映されていることから、キャスト的にもこのアリスインワンダーランドが気になるらしい。
原作の”不思議の国のアリス”は、泣く子もだまる、ルイスキャロル作のお伽話。
時間と空間を飛び越えた独創的なその世界観は、これまでも様々な映像作品にインスピレーションを与え続けて来た訳で、、近くは、テリーギリアム監督による”ローズインタイドランド”などもその代表だろう。
時間ぎりぎりに劇場へ滑り込む、本来3D仕様なのだが、我が街のミニシアターは潔い2D仕様。 始まってみて、改めてこの不思議の国のアリスの世界観を見事に自分のものに出来るのは、ティムバートンしか居ないだろうという思いを強くした、、まあ、それは、バッドマンのゴッサムシティだって同じ事な訳だけれども。 ただの、能天気なワンダーランドじゃなく、どこかおどろおどろしい、独特の重厚感がきっちり出せているし、思いのほか教訓や示唆に富んでいるわけではないルイスキャロルの原作を単なるお子様の娯楽作品としての”アリス”から、ちゃんと芯の通った成長ストーリーに仕上げている点で、うまく原作を昇華していると感じた。 とは言え、物語的にはやはり、展開が早く、その独特の世界観に浸っているうちにあっというまに終了。 ストーリーを単純化して映像美に割り切ったアバターと比べるのは酷だけれどもなんとなく、薄味な印象、、、2Dでやっぱり十分。まあ、原作ファンなら、アリスが切り株の穴から深く深く落ちて行くシーンだけとっても、思わず鳥肌が立ってニンマリしてしまうような作り込み。 ただ、やはりアバターもそうだけれども、主要キャスト以外、すべてCGによるキャラクターということで、コストの点でもこの傾向はどんどん顕著になっていくのだろうけれども、やはり生身の人間のアクションだったり、群像劇だったりというのが、映画の本質じゃないのかなー、、と強く感じてしまったのであった。 ちなみに、10歳の長女は、シャッターアイランドの方が面白かったらしい、、それなら次は”第9地区”を一緒に観てみますか。

|

« また年券かっちゃった、、白石川水系渓流は今 | Main | 田村直美&ichiro Spiral Tree Hallelujah! soul! tour ライブレポート »

映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54670/48157006

Listed below are links to weblogs that reference アリスインワンダーランド、、シザーハンズの壁は高い!:

» アリス・イン・ワンダーランド 3D [そーれりぽーと]
ティム・バートン監督最新作は、『フランケンウィニー』以来25年ぶりにディズニーに戻り、ディズニーに留まらずファンタジーの代表格『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の続編を創造。 しかも彼にとっては初めての3D映画と、いつもとは何か違う『アリス・イン・ワンダーランド』を、IMAX3Dで観てきました。 ★★★★ 何が一番違うって、こんなファンタジーの王道にティム・バートンが取り組んだ事。 原作は超有名で、アリスといえばあの挿絵のキャラクターか、ディズニーアニメ版のキャラクターの先入観もある中、ティ... [Read More]

Tracked on April 23, 2010 at 01:36 AM

» アリス・イン・ワンダーランド IMAX-3D版/ジョニー・デップ [カノンな日々]
別に何か根拠があったわけじゃないですけど、いつかティム・バートンが『不思議の国のアリス』を手がけるような気がしてたんですよね。あの世界観はティム・バートンが好きそうだし作風も合いそうに思いましたけど、劇場予告編を観た感じではどうやら私の予想をかなり越えた....... [Read More]

Tracked on April 23, 2010 at 09:19 AM

» 『アリス・イン・ワンダーランド』 [めでぃあみっくす]
『猿の惑星』よりも酷い。映像以外にティム・バートンのヲタク魂が全く感じられない。ゴールデンラズベリー賞級の脚本の酷さに3D映画ブームの恐ろしささえ感じる。そんな映画でした。正直こんな映画を作っているようではディズニーのお先は完全に真っ暗ですよ。 この映....... [Read More]

Tracked on April 23, 2010 at 05:12 PM

» 『アリス・イン・ワンダーランド』・・・ティム・バートン×ディズニー [SOARのパストラーレ♪]
監督としてのティム・バートン作品を久しぶりに劇場で。ルイス・キャロルの原作「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」が持つ摩訶不思議な世界観が、彼ならではの映像表現と3Dでファンタジックに再現されていた。... [Read More]

Tracked on April 24, 2010 at 08:08 AM

» アリス・イン・ワンダーランド 予習しとけばよかった〜 [労組書記長社労士のブログ]
【{/m_0167/}=18 -6-】 予習が必要だった。 「ふしぎの国のアリス」は、自分自身が子どもの頃に映画を見た覚えはあるし、娘が小さい時にディズニーの絵本を何度も何度も読み聞かせたことがあるが、正直、もう内容はほとんど覚えていない。(その娘とは昨夜大喧嘩(怒)←上の娘) 梅田の東宝シネマズでは、3Dしか選択肢がなかった(・_・、)  『チャーリーとチョコレート工場』のティム・バートン監督とジョニー・デップが、映画史上最も摩訶不思議な世界への扉を開く。ルイス・キャロルのあまりにも有名な小説「... [Read More]

Tracked on April 26, 2010 at 09:57 AM

» 『アリス・イン・ワンダーランド 3D字幕版』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト「アリス・イン・ワンダーランド」□監督 ティム・バートン □脚本 リンダ・ウールヴァートン □原作 ルイス・キャロル □キャスト ジョニー・デップ、ミア・ワシコウスカ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ■鑑賞日 4月22日(木)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> ティム・バートンは日本のコントが好きで、密かに志村けんのバカ殿がきっと好きなんだと思う(笑) それは、ジョニー・デップの白... [Read More]

Tracked on April 30, 2010 at 12:40 PM

» アリス・イン・ワンダーランド ─ 事実は小説より奇だと思わせてほしかった ─ [Prototypeシネマレビュー]
─ 事実は小説より奇だと思わせてほしかった ─ ジョニー・デップ×ティム・バートンの黄金タッグ復活ということで何かと話題のこの作品『アリス・イン・ワンダーランド』。休日を利用して、類に違わず見てきました。 この作品も『アバター』と同じく3Dもあったのですが....... [Read More]

Tracked on May 08, 2010 at 05:04 PM

» アリス・イン・ワンダーランド [Akira's VOICE]
「見た目」だけは,かなり面白い!!   [Read More]

Tracked on May 10, 2010 at 04:33 PM

» 『アリス・イン・ワンダーランド』が挑戦したものは? [映画のブログ]
 意外や、面白い映画だった。  なんて云うと、お叱りを受けそうだが、ティム・バートンやテリー・ギリアムの作品は下手に期待するとはぐら... [Read More]

Tracked on July 10, 2010 at 08:15 AM

« また年券かっちゃった、、白石川水系渓流は今 | Main | 田村直美&ichiro Spiral Tree Hallelujah! soul! tour ライブレポート »