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July 17, 2011

ホームシアターの迷宮 ONKYO Integra DTR 40.2 

 6月に無事転居を果たした我が新居、、、当初は筧につくばいを配した和風の可愛い坪庭をみながらゆっくり入浴出来る浴室を造りたくて、家のデザインを詰めていたのが、いつのまにかシーカヤックと我が隼を住まわせるガレージやら、造り付けの水槽やらと関心領域が変遷を重ねていき、最終的にかなりの力点を注ぐ事になったのが、自宅でドラムの練習をしたい!!下手なギターを近隣に気付かれることなく練習したい!という野望のもとに立ち上がった完全防音音楽室であった。 外壁内の質量を稼ぐための工夫と、遮音材と、空気層を挟んだ吸音材のサンドイッチ構造を擁した防音壁は、木造建築にあるまじき高い防音性能を発揮! 僕のつたない防音構造の机上の空論から導いた壁構造を、確かな技術とアイディアで具現化してくれた工務店への感謝は尽きない。 この防音室も、設計途中で自らが無類の映画好きであることを思い出した時点から、ホームシアター機能を付加する方向に仕様変更を重ね、ついにはそれなりにきちんとしたシアタールームが完成したのだった。 仕上げ材に桐を配した内装は、絶妙な吸音性を発揮し、デッドすぎず響きすぎず、、さらに完成後、唯一予想外だった床鳴りも、吸音材の床下吹き込みにより、見事に解消した。 音響映像機器のインストールは、地元のAV専門店の力を借りて、限られた予算の中でカタログ落ち間際の電動スクリーンを非常に安価に提供していただいた。 厚さ50cm強の防音壁構築のため約8.5畳の防音室の内寸はかなり手狭となることが予想されていたため、ギターは壁掛けのギターハンガーへ、、フロントおよびサラウンド用のスピーカーはSpeakerCraft社のAIMシリーズを壁面および天井埋め込みとすることで、室内空間を確保。 さらに、音響システムのメインとなるAVアンプにはONKYOの業務用インストール専用中堅モデルであるONKYO-Integra DTR-40.2 7.1chホームネットワークレシーバーを採用、、部屋の規模も考慮すると、5.1chで十分という事でインストール完了。  プロジェクターには三菱のLVP-HC6000を採用して、じいさんも、ちびっ子も、ほぼ連日好きな映画を思う存分楽しむ日々が続いていた。
 音響的には、特に大きな不満も無く、通常の音楽CDソースも快適に鑑賞していたのだけれども、 Integra DTR 40.2 をすこしづつ使い込むに従い、とある異変に気付く、、、本来、20数個あるリスニングモードのうちDTS関連を含むいくつかのモードが選択出来ない状態になっていたのだ。 DOLBY, THX, DTS等々 多様な規格が乱立する音声圧縮圧縮技術に対応して、僕の所有する映画ソフトも、実に様々な音声フォーマットを有している。 中でも、DTSは高音質なフォーマットとして知られ、ヘビーローテーションしている”バックトゥザフューチャーのブルーレイBOX” ”復活の日” ”鮫肌男と桃尻女” ”AKIRA"などに収録されているのだが、本来ソフトを再生すると自動認識して切り替わるはずのDTS関連のリスニングモードがうまく対応してくれないのだ。 うーん、悪くないのだが、なにかおかしい我が Integra DTR 40.2 、、、インストールを担当してくれたショップのスタッフが問題解決に取り組むも、手がかり無し、、すぐさま、メーカーの営業さんを呼び寄せてくれた結果、問題は Integra DTR 40.2 にあるのではなく、音声信号を送り出す側のブルーレイディスクプレーヤーにある事が判明! 本来、さまざまな音響設定情報を含んだフォーマットであるビットレートでアンプに音声信号を送るべきところを、PCM信号で送ってしまっていたのだ、、、PIONEERのBDP330の設定画面で、音声出力のフォーマットをPCMからビットレートに変更することで、見事に問題は解決!! オーディオって、各パーツの組み合わせだから、なかなかに奥深い。 見事、DTSフォーマットを余す事無く再生することが出来るようになった、我がシアタールーム。 これまで、幾度となく見返してきたバックトゥザフューチャーを再生してみると、室内をカメラがパンしながら時計を映し出す冒頭のシーンだけで、全く別ものに変わっていた。 これは凄い!! DTR 40.2の持つ、その音場再現能力の高さに驚くとともに、如何に僕らが相対的な評価しかなし得無いかを痛感。  だって、PCM出力の時点でも、十分満足していたのだから、、、。 聴覚に限らず、人間て、やっぱりかなりいい加減なものの様子、、 加減速のない人生なんてつまらない、、まあ、そう言う事なんだろう。
 

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