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February 07, 2012

そんな重いファイル、、どうすんの?ハイビジョンHDビデオカメラの行く末は、、

i bookにDVテープ使用のビデオカメラの映像を流し込んで、職場のプロモビデオや友人の結婚式ビデオを編集して喜んでいたのが10年程前の話。 当時は、DVDが高画質メディアの代名詞で、それなりにボリュームのある映像データを扱ってはいたのだけれども、今回たまたま弟君に最新のHDビデオカメラを借りて、ライブ映像を収録することになった。

ミニDVテープの黄金時代を過ぎて、現在のハードディスクもしくはSDメモリーに移行する過程では、DVD-RAMとか様々な過渡的媒体が登場しては消えて行ったもの。 そして、いまや家庭用のコンパクトムービーですらフルハイビジョン規格が当たり前となり、ビデオカメラの内臓メモリー容量も32GBが標準的になってきた様子。 あまり深く考えなかったのだけれども、、32GBって、一昔前なら普通のPCの内臓ハードディスク容量だって数GBがいいところだったことを考えると、凄い量のデーターである。 もっとも、2TBのハードディスクを二つ繋いで録画用にしている現状から観ると、32GBなんて小さい小さい!という風に感じるのだけれども、ほんとうにそうだろうか?

早速、撮影してきた3時間程のムービーを内蔵メモリーから書き出して、カメラを弟君に返そうと思ったのだけれども、はて、、、20数GBのデータなんてどこに移す?? DVD-Rじゃ全然足りない、、フラッシュメモリーも数ギガならまだ現実的だけれども、、SDメモリーの数万円出して買う? 片面2層のブルーレイなら50GBまではなんとかなりそうだけれども、そもそもブルーレイの記録装置持ってないし、Macには付いてないし。 なら、現実的にはどうする?BDかDVDに焼くしかないだろう、、ブルーレイ付きのハードディスクレコーダーを持っているのなら、カメラの内蔵メモリーからハードディスクレコーダーに1時間程かけてデータを流し込み、その後でハードディスクレコーダーを用いてブルーレイかDVDに焼く、、という以外に映像を持ち出す手だてはない。 20数GBの大量のデーターをハードディスクに移すにも、DVD用に圧縮するにも数時間単位の時間がかかり、はっきり言って、忙しい日本人には扱い切れないのだ。 

これ、撮った後いったいみんなどうしてるんだろう? 一番楽で現実的なのは、外付けHDに移してDLNA経由でハードディスクから直接視聴するということになるのだろうけれども、せっかくの画像データー、、高精細のままブルーレイなどで観たいもの。 ところが、映像データの編集や移動には死ぬ程の時間が必要なのだからやってられない。

以前、蓮舫さんがスパコン開発の事業仕分けで”一番じゃないとだめなんですか?”との名言を吐いたけれども、これi Movieとかを使って、ビデオ編集を一度でもした事のある人なら”そうです、一番じゃなきゃダメなんです!!”と即答することだろう。 PC上でのビデオ編集時のデーター処理待ちにかかる数時間から十数時間の時間程苦しくて無駄なものはない、少しでも処理スビードをあげなきゃ使い物にならん!というのが骨身に沁みるのだ。

同じ様に、電力にしても製造業をはじめとする産業界からすれば、原子力でもなんでもいいから早く電気をくれ!やすく大量にくれ!という要求は切実であろう。 電気を消して、テレビと冷蔵庫を捨て、、ほら、ロウソクでも暮せるだろ、、と、シンプルライフを豊かに楽しめる一般人達とは、生きている世界が悲しいくらいにかけ離れているのだ。

行き過ぎたスペック競争に見切りをつけて、スローライフに立ち返り、いままで目にも止まらぬ早さで車窓をかっとんでいった風景を、じっくりと楽しみ味わおう! というのも、正論に違いないし、切実に飽くなき進化と先鋭化を切実に必要とする一部の方々の叫びもまた正義には違い無い。 一緒に旅行にいった友人にビデオを渡すためには、20GBもの大量のデータを数時間かけてわざわざ数GBのDVDサイズに圧縮して焼きなおすしか手だてのない現在のハイビジョンHDムービカメラはそのスペックとはうらはらに、非常に一般の方々にとっては扱いにくいものになっているようだ。
最高画質で撮影したって、実際に観るためには映像データーの80%を捨てなきゃならんようなら、そんなに無意味な事は無い訳で。 そういった事情を鑑みると、家庭用ムービーはあまりスペックだけにこだわらず、如何に楽にデーターを取り出せるか、、が大切なのかもしれないね。

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