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August 2013

August 17, 2013

風立ちぬ、、男はそれでも夢をみる

宮崎駿監督の最新作 風立ちぬ を80歳になるじいちゃんを連れて観てまいました。
劇場内はかなり年齢層が高く、平均で50代くらいになるでしょうか?さすが、零戦ものとの前振りが効いているようです。
先だって、イナ妻がふらりとレイトショーで観て来たとのことで、親切にもパンフレットを置いて行ったもんですから、観る前から、宮崎駿ご本人のインタビューなども読んでいて、かなり前知識過多での 風立ちぬ 鑑賞となりました。

ネット上の前評判では、かなり大人向けとの事でしたが、本編を観てみれば内容、描写とも、見事に毒抜きされた、無害な男のロマンもので子供にも安心な内容ではあります。 本作の主人公は、零戦の設計者であり、自らの美しい飛行機を造りたいという、無垢な少年の頃の夢を、悲惨な戦争という過酷な現実を踏み台にしながら実現する物語です。 そこに描かれるのは、殺戮兵器としての戦闘機と無垢な夢としての飛行機、そして愛する人と、家庭を顧みず夢を追いつづける狭間の破綻したワークライフバランス。

多くの命を犠牲にしてまでも、それでも、男は夢を追う事を止められないのだと、この作品は静かに語ります。
それは、まるで宮崎駿自身の独白のよう、、。 良くも悪くも、それ以上でもそれ以下でもなく、、女性には共感を得難い男の身勝手なロマンの話と言えるのかも知れません。

声のキャストは驚く程豪華ですが、劇中まったくそれと意識出来ない程にはまっており、違和感の欠片もありませんでした。あとでクレジットをみて、えーこんな人達が声を充てていたの?とびっくりすること請け合いです。

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August 01, 2013

宇宙兄弟 実写版! あれあれあれー

日本の少年少女のひなびた心に、宇宙への道筋を切りひらいた名作コミックが宇宙兄弟。
我が家の末っ子も、アニメーション版で宇宙開発の魅力にハマり、将来は宇宙飛行士を目指すと豪語する程の影響力。 とにかく、緻密な科学的考証とオフビートな緩すぎる笑いが緩急入り乱れて展開するのが本作の最大の魅力だろう。 そこで、ついに劇場実写版が登場!! ムッタ役に小栗旬、 ヒビト役に 岡田将生 結構イメージ的には破綻ないキャスティング。 そして、セリカさん役には、僕の大好きな麻生久美子。
こうなれば俄然期待が高まるものの、不安も募る、、一つ一つのエピソードの密度がとても濃いのが宇宙兄弟。
数々の有名なエピソードをどうやって二時間の枠に納めるのか? JAXAでの密室試験のシリーズだけでも通常の劇場作品なら完結してしまうほどのボリュームである、、さて、はたして、どんな風に取捨選択をしてまとめるのか?

その一点に、注目が集まった。
結果、不安は的中!!、、数々のエピソードが、示唆にとむ伏線も感動も衝撃も笑いも無しに、適当に抽出され、単純に並べられてしまったような、まるで中身のないインデックスだけの作品になってしまったように感じた。 
うーん、残念というか、どだい二時間に納めるなんて無理無理。 でも、キャストもしっかりしてただけに、非常に残念だったね。

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