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October 25, 2015

あらゆる肩サポーターとキネシオテープを使い倒して比較した結果わかったこと。肩の故障や五十肩を乗り越える方の参考に。

あらゆる肩サポーターとキネシオテープを使い倒して比較した結果わかったこと。肩の故障や五十肩を乗り越える方の参考に。
 10代、20代とバイク事故、スノボ転倒などで肩鎖関節の脱臼やらなんやらで右肩はボロボロの状態で迎えた40歳代。案の定、右肩は四十肩で地獄の苦しみを味わい、整形外科での治療、鍼灸、テーピング、サポーターとあらゆる治療にすがって、なんとか数年で落ち着きました。 診断は、上腕二頭筋長頭腱炎と肩鎖関節脱臼。キネシオテーピングはうまく使うとめちゃくちゃ効果があるのですが、残念ながらコストの問題と何より皮膚障害やかぶれのため常用するのは難しいのが現状です。そこで、大切なのが肩のサポーター。スポーツ店や、ドラッグストア、ネットで購入できる肩のサポーターの種類は膨大で、正直どれが選ぶべきなのか解らなくなります。 結局、良さそうと思って購入しても、まず装着感や保温、固定の機能などピンキリで、こんな値段でこんな使えないの売ってていいのか?というようなものも数多く。
  結局、有名海内外スポーツメーカーから、国内の医療品メーカー、整形外科装具専門メーカーなどの製品を何度もトライアンドエラーを繰り返して、実際に使用に耐えられる製品が8種類ほど手元に残りました。 それからまた数年後、今度は怪我をしたことのなかった左肩が悲鳴を上げ、四捨五入で五十肩を発症。もちろん厳密な意味での診断は肩峰下滑液包炎、インピンジメント症候群なんですけど、まあ平たく言えば50肩。
  そもそも痛めている場所が違うのであれですが、五十肩は、四十肩を遥かに上回る痛みで、本当に夜も寝れず、痛みに七転八倒する激痛です。40肩の時にお世話になった肩サポーターを引っ張り出すと、なんと、当然ながら左右別の製品が多いため、前回の肩サポーターはあまり活かせず、買い直す羽目に、、しかし、この数年で肩のサポーターもキネシオテーピングテープもかなり進化していることがわかりました。
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  極論すると、40肩、五十肩の極期の眠れないほどのあの激痛は、飲み薬の痛み止めや、座薬も歯が立たず整形外科に駆け込んで、炎症を起こしている滑液包や肩関節腔に炎症を強制的に抑えるステロイドと痛みを化学的に消し去る局所麻酔薬のキシロカインを注入してもらう以外に、しのぎようが無いというのが自身の経験からの結論です。ただし、この注射は副作用も強いのであくまで非常用で、注射できる回数も限られます。もちろん、それほど重症でなければ、ロキソニンなどの痛み止めも有効なわけですけど。 
  そんな、こんなで40代50代で両肩を痛めた自分の体験から、その時期に使用して助かった肩のサポーターを記しておきたいと思います。これから、辛い肩の激痛と戦う方の一助になれば幸いです。
 
<50肩発症急性期の激痛の時期の対応> 
五十肩の発症は意外に急激です。とにかく、服も脱げず着替えも出来ない、夜も眠れないほどの痛みの極期はすぐに整形外科を受診して、骨や関節に心配な別な病気がないかを調べてもらいましょう。比較的簡単に治療可能な石灰沈着性肩関節炎などならラッキーです。 座薬や痛み止めの内服に加えて、あまりに痛みがひどい時は炎症を起こしている滑液包や肩関節腔に炎症を強制的に抑えるステロイドと痛みを化学的に消し去る局所麻酔薬のキシロカインを注入してもらう手もあります。 そして、少しでも動かすと痛むこの時期は、腕の重みを減らし、激しい炎症を起こしている肩関節の安静固定を図ることで、日中の痛みを軽減することが出来ます。病院でしてもらう三角巾固定や手つりなどは、あまりスタイリッシュとは言えませんし、使い勝手も今ひとつなので、肩関節の安静用のアームホルダーを利用するのも手です。
アームホルダーは肩のストラップが細いと首が痛くなるので、ちゃんとストラップにパッドが付いていて、通気性が良くて目立たない黒が選べるこちらを使用しています。

これで、肩に対する腕の荷重が減るのでずいぶん楽になりますが、それに加えて上腕骨頭の求心性を高めて肩のジョイントを安定させるために、肋骨骨折の時に使うリブバンド(肋骨固定帯)で痛めている方の腕(上腕)ごと巻きつけると完璧です。
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こんな感じに固定します。これで、かなり楽になります。

 <肩の痛みは辛いけど動かなきゃいけない時期の肩サポーター>
なんとか、痛み止めや関節注射、安静固定で痛みをしのいでも、やはり生きていくためには試合にしても仕事にしても動かなきゃならんわけで。そんな時にサポートしてくれる肩のサポーターに対する期待は非常に大きい訳ですが、現実的には実用に堪えられる肩サポーターはごく僅か。そもそも、見掛け倒しで有効な固定力がない製品、ネオプレン製でがさばって暑いだけのもの。そして、サポート力と相反して問題になるのが患部とは逆側の脇の下のストラップがどうしても食い込んでしまい痛くて長時間つけられないという問題が切実です。市販の肩サポーターで脇の下のストラップが細いものは、絶対に長時間装着することは無理です。その辺りをなんとかクリアして実用に値するサポーターがこれらです。

まず手頃なところから行くと、サポーター専門メーカーのD&Mが送る渾身の一作、それがラインサポーター肩用。D&Mではショルダーガードというさらに廉価なモデルも作っているのですが、それは昔ながらのサポーター生地で出来たタイプで脇の下のストラップが非常に痛くてずれやすいため、本当に30分ほどプロレスの試合にでも出る時に使うような感じ。 一方、このラインサポーターはD&Mの技術の粋を尽くした肩の部位ごとに伸縮率の違う生地を組み合わせて生理的なサポートを実現しています。問題の脇の下のストラップも2本にパワーアップしてずり上がり、喰い込みを防いでいます。肩関節全体を適度に圧迫し運動や活動時の使い勝手は良好です。実際には、動いてるうちにどうしても患部の肩部分がずりあがってきますし、脇の下のストラップも他社製品に比べるとずれ上がりにくいのですが、どうしても長時間経つと上にずれてきて食い込んで痛くなるので、僕が使用する際には脇の下のストラップの下側と肩の上腕側の下端をそれぞれキネシオテープで皮膚に固定しています。 コストパフォーマンスの良さ、スポーツ時の適度なサポート感からはあると便利です。左右別専用設計なので間違えないように。

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【サポーター 肩】D&M ラインサポーター #1001
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<腱板断裂、インピンジメント、50肩など故障した肩や手術後の肩を抱えながら、日常生活を送るための快適な肩サポーター>

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次は、整形外科装具専門メーカーのダイヤ工業製のメッシュアップショルダー。この製品は、非常に薄いネット生地をベースに伸縮部分と非伸縮パーツを組み合わせて、肩関節の手術後や痛む方関節を保護しながら生活する上で日常使用が可能な優れた肩サポーターです。腕周り、たすきがけのストラップ部分がそれぞれベルクロで自在に調整可能で、ストラップ部分は別パーツとなっているので調整の幅が広くしっかりフィットさせることが出来ます。肩峰部分と上腕部分は非伸縮性のパーツをベルクロで引き上げる様に固定出来るため、上腕部分の重さをサポートして上腕骨の骨頭部分を適正な位置に保持できる仕組みです。痛めた方の腕を腰に手を当てる感じに、やや肩を開く感じにして、上腕のストラップを肩峰部分にベルクロで止めることで、自在にサポートの方向や強度を変えることが出来ます。また、問題の脇の下のストラップも幅広い滑り止めの生地がついたもので、丸まって食い込むこともなく、丸まりやすい部位に補強用の生地をベルクロで固定できる細やかな配慮もされており、まさに考え尽くされた製品です。 スポーツ時に使うというよりは、ちゃんと固定サポートして日常生活や仕事をするというイメージの製品。必要最小限のパーツ構成でフルに機能を発揮するので、市販されている肩サポーターの中では夏場でも無理なく装着できる唯一の製品と言えます。こちらは、左右共通構造です。

<故障した肩を抱えながらアクティブにスポーツするためのサポーター>
メッシュアップショルダーが痛めた肩を保護しサポートするためのものだとすると、こちらは固定というよりも、より積極的に肩関節の動きをサポートすることを目的としたサポーターがこのショルダーアクション。 メッシュアップショルダーで培った高度な技術を注ぎ込み、いかに肩を動かすかを考慮した製品。
装着の仕方により様々な方向への効果を発揮!その分、使用者がきちんと自分の肩の状態にあった装着をすることが大事。
まず、大切なのが上腕周りのベルクロを固定するときに、腕をちゃんと水平に挙げて、ハーイと挨拶するときのように手のひらを前にして固定すること。 そして、肩峰へ上腕パーツを固定するときの肩の開く角度を調整すること。そして最後に、胸ストラップを肩甲骨が適正な位置を保持できるように胸を張る方向にテンションをかけて固定すること。この3点のサポートで効果を最大限に発揮します。 どうしても、肩を痛めている方は、肩や上腕が前に出てしまい、猫背の状態になってしまいます。この状態だと、腕を上げる際に、上腕骨骨頭の出っ張りが、肩峰に当たって腱板を挟み込んでしまい、激烈な痛みと炎症を起こしてしまいます。胸のストラップを胸を張るように固定することで、スムースかつ痛みの少ない肩の外転、挙上をサポートしてくれます。
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皮膚に負担のかかる上腕部分にはひじのサポーターをして保護しています。
後ろ側はこんな感じ。
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肩関節自体のサポート力は、メッシュアップショルダーの方が高いのですが、こちらのショルダーアクションはいかに痛めた肩を動かすか、、に焦点を絞っています。 こちらの脇の下のストラップは脇の下に食い込むことが避けられないたすき掛けではなく、テーピング同様の胸ベルトが横向きについているため、装着の安定性は群を抜いています。その反面、肩関節よりもむしろ、軽い肋骨骨折にも対応できるくらいに胸部の固定が強固に成っているので、暑苦しさは少しあります。


<肩サポーターは原則的に素肌に装着しなければならないけれども、、肌の負担や、洗濯を考えると、、やはりインナーが欲しい>

肩サポーターの効果を発揮させる上で、一番大切なのはズレないことです。胸のストラップ部分を始め、各製品ともズレを最小限にするための工夫を凝らしています。メッシュアップショルダー、ショルダーアクションとも、大事な部分にはスポンジ製のズレ止めの裏地を採用してとにかく肌に密着するようにしてますので、装着は素肌にすることが原則。しかしながら、実際のところは、その裏地が肌に負担となり結構かぶれることがありますし、汗をかくたびにサポーターが汗だくになるのも辛い訳でして。
一つの対策として、薄手のコンプレッションインナーの上に肩サポーターを装着する手があります。また、上腕のベルクロ固定部には腕の重みが全部かかるので想像以上の皮膚の負担がかかります。上腕部分の皮膚の障害やかぶれ予防には、上腕から肘の部分にあまり緊縛力の強くないウール製などの肘用ウールサポーターをしてから肩サポーターを装着すると、上腕部分のずれ上がりも防げますし、皮膚も痛めなくて済むという効果があります。







<日々のメンテに使うための保温用サポーター>
最後に、一番重要なことは保温です。特に、就眠時の布団からはみ出ている肩口、、この肩の冷えが実は大敵だったりします。 寝るときも肩あてなどを使って保温に努めましょう。 痛みが落ち着いてきて日常を取り戻したら、日々のメンテとして肩の保温に努めましょう。
日中は、保温効果が高くて、緊縛感の少ない保温用のサポーターがとても便利です。

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それでは、皆様もお大事に!!
<これまでの肩の痛みとの戦いの記録はこちら>

初めて肩への注射(肩峰下滑液包)へ注射された時の日記

肩の脱臼や、40肩で苦しんだ時に愛用していたテーピングテープの比較検討結果

初めての肩脱臼の時に使用していた装具の説明


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