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April 09, 2014

原発事故から2年を経て いまさら子供たちが去った理由

 2011年原発事故が起きた。 広島、長崎、チェルノブイリ、ビキニ環礁、、過去の悲劇に基づく映画や書籍などに触れていた人なら容易にその時何が起きているのか予測可能な事態だった。
高い放射性物質を含む雨が降り注いでいた頃、僕を含めてどれくらいの人が新しい生活の場である家を建築していたのだろう。
数年を費やして、100件近くの土地を見て回り資金計画をして、子供たちがのびのび育つように河川敷の伸びやかな水と空と土に恵まれた最高の場所に、素材にもデザインにもこだわって家を造った。
その最中におきた原発事故。
子供たちのためにと配慮した全てが、裏目に出る事になった。豊かな土地、河川敷の伸びやかな景色、存分にボール遊びや自転車遊びや虫取り、魚釣りが出来る環境は、事故後にはもはや除染の困難な高線量地域でしかなかった。

 ガーデニング、家庭菜園、バーベキューなどを楽しむために広くとった庭は、事故後3年を経た今も除染されず、家族も足を踏み入れる事は無いまま、、。 送られて来る固定資産税の請求に怒りをとおりこして泣きたい気持ちになった。 レフ板のようにそそり立つ土手からは比較的高い放射線が家の中にも注ぎ込むため、子供たちはできるだけ窓側には行かせず、眠るときも比較的放射線量の低い一階のリビングで自分の体でガンマ線を遮蔽するように夫婦が庭側に並び、寄り添うように子供たちを寝かせる日々が2年続いた。 二階にある寝室も、二つある子供部屋も事故後使用出来ないまま、3年が経った。

 それでも、地元の工務店が工夫と技術の粋を集めて建ててくれた新しい家は、外遊びの出来ない環境にあっても子供たちが家の中でサッカーをしたり走り回ったりと退屈する事無く伸び伸びと屋内で過ごせる懐の深さをみせてくれた。 周りの友人の多くが、県外へと母子避難をする中、僕らはなんとか爺ちゃん、ばあちゃん含めて家族総動員で、通学するにも習い事にも、友達の家にいくにも車での送迎が必須となったこの地で事故後2年間を踏ん張った。
国や、東電、そして僕ら地域の再生への努力に一縷の望みを託して踏ん張った、、事故後、刈れば放射性廃棄物と也処理のしようが無くなるとの事で行政から放置され伸び放題となった公園や土手は自ら草刈機一式を購入して自力で整備した。 近所に残る幼い子供が遊びに来る公演も、自費で除染した。来る日も来る日も、少しずつできる事をやっていった。

 しかし、行政や地域への期待は脆くも崩れた。いや行政の現場はベストを尽くしてくれているのだけれど、地元住民向けの根本的な対策をないがしろにしたまま県の健全性を無理矢理アピールする事だけに腐心するトップが根拠も無く県産米の安全性を大々的にアピールした直後に基準値越えの放射性物質が報道されるなど、地域の生産者の努力を踏みにじるような事態が続発した。 
 遊ぶ場所も無い子供たちが1uSV/hrを超える公園や草原で遊ばざるを得ない状況の中、県は観光アピール、観客誘致を優先して地域の除染等そっちのけで、大きな観光イベントを相次いで招致し数時間しか滞在しない観光客向けに、線量も高く無い祭り会場の国道のアスファルトを膨大な費用をかけてパレードの区間だけ剥ぎ取って対外的な見かけ上の放射線量を下げる除染を行なうなど、目に余る状況が続いた。 すぐ傍の未除染の草原で子供たちが遊んでいるのにだ、、。 2011年以来、毎年行なわれていた町内会での側溝の泥上げは、上げた泥が放射性廃棄物になるので中止されたまま、、以来、子供たちが通学であるく歩道の側溝の蓋の下は一度も土砂上げ、汚泥上げが出来ないまま3年を越えた今も放射性物質を含む汚泥が蓄積し続け放置されていたり。 対外的なイメージアップのキャンペーンに多大な予算を割くのに対して、地域の子供たちや住民に対するケアは乏しい。
 
 学校も、事故当時大人たちですら抵抗を禁じ得ない県産米をいち早く県産農産物支援の名目で小学校給食に優先的に割り合てるなど、まるで”だれも買わずに余ってるんだから、子供たちに喰わせてしまえ”というような耐えがたい方針がまかり通ったり。 暑夏に窓も開けられない学校で学ぶ子供たちのために、近隣市町村ではいち早く教室へのエアコンが導入されたのに、その有効性の議論はともかく猛暑の当市では、多くの要望にもかかわらず児童たちへの配慮はまったくなされず、扇風機がある、、などとの理由で設置は見送られつづけたり。結局、3年を経て市長が交代したり大手家電メーカーが寄付したりして今更になって導入が始まっているが、これは放射線だどうのという問題ではなく、市や市教委が子供たちの事を真剣に考えていたかどうかの試金石だったわけで今更もう不要だろう。 この地は地域産業の復興以外に興味は無く子供たちに予算を使おうとはしていないということを痛感。これでは子供たちを人質にとられているようなもので、これを機に、多くの父兄が不信感を確定的なものとして市を離れていった。

<市のHPより>
Q.放射線により窓を開けることができないため、小・中学校へエアコンを設置してほしい。(平成24年6月4日更新)

A. 学校施設においては、子どもたちを放射線の影響から守るため教育課程の変更や工夫とともに生活指導を通じて影響を最小限にするよう取り組んでいます。市としましては、これまでに学校施設の放射線量の低減対策として校庭をはじめ校地内の表土の除去などの除染作業をすべての学校で実施してきており、現在では屋外・屋内とも大幅に放射線量が低減しているほか、大気中には放射性物質はないことから砂埃がたつような強風時を除いて窓の開放は十分可能となっています。
 空調設備の対応につきましては、市立73校で約1,000の普通教室が対象となりますが、全体的に節電が求められている中で、想定される消費電力や各学校の現行の受電設備で対応できる条件など総合的な判断から、昨年、小・中学校については扇風機(普通教室各4台)と、特別支援学校(小学部の一部)についてはエアコンを設置したほか、中央地区などの学校を中心に普通教室の窓ガラスに遮熱フイルムを設置するなどの暑さ対策をおこなっております。また、学校の自主的な取り組みとして「緑のカーテン」の設置費用を予算の範囲内で市が負担することとしています。さらに、熱中症対策としては授業中でも随時、水分補給ができるようにするなど子どもたちの健康管理に配慮した対応をしておりますのでご理解くださるようお願い申し上げます。

そんなこんなで、遠方へ避難された一部の方々が経済的、職場的その他諸々の事情で望まぬ帰還を余儀なくされ始めた事故後2年目、、2年間なんとか状況の好転を期待しつつ多額の生活コストに絶えながら踏みとどまっていた僕らは、ついに堪忍袋の緒が切れ、子供たちをここから出す事に決めたのでした。放射線の影響がどうの、、というよりも、育ち盛りなのに自由に泥遊びしたり、魚釣りしたり、虫取りしたり、友達の家に自由に遊びに行ったり出来ない不自由さと、この地の農業、観光、産業復興優先、子供軽視の行政の在り方や教育トップの危機管理能力の欠如、無策無神経ぶりに耐え難くなったから、、。 また、そんな地にあってことあるごとに子供達を守り切れない親としての力不足に苛まれる事に疲れ果てたから。 行政と産業、農業や漁業に従事する祖父とその嫁、地域、家庭内とあらゆるスケールでの利害の対立、認識の分断が複雑に絡まり、互いを傷つけないように、ただひたすら沈黙を守り理不尽に耐えるしか生きる術がなくなっているこの地から、ほんの数10Km移動するだけで、世の中が一変するわけで、、。
しかしながら、それはそれでまた、新たな困難と苦悩を手にする事にもなるわけだったり、、。


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March 23, 2013

原発事故から二年目の福島、、原発事故、放射能の話題はタブー化された中、親は、母は、子供達はどう考え、どう行動しているのか?

2011年3月11日の福島原発事故から二年が過ぎ、不甲斐ない民主党政権が倒れ、原発推進政党である自民党が政権を奪還してから久しい。 あれほど、熱を帯びていた反原発の声も途絶え、メディアからも黙殺され続ける福島原発事故のその後の現状について、福島市民から多くが語られる事は無い。

それは、福島が原発立地自治体として、最大の被害者であると同時に、原発への最大の依存者でもあるからに他ならない。 また、果樹や水稲などの農業や沿岸部の漁業が基幹産業である福島にとって、原発事故後の福島の放射性物質汚染について、その深刻な実態をことさら強調する事は、その実、福島の復興にとってはマイナス以外の何ものでもなく、どちら化と言えば、県も市も福島市民も放射能汚染や原発事故は一刻もはやく、何事も無かったかのように世間には忘れ去ってもらいたいというのが本音なのである。

県や市、行政、地域の農業、漁業、産業にとっては、原発事故等無かった、放射能汚染による心配などなにも無く、支障もなく日常が過ぎているというシナリオを貫くのが地域的正義ということになっている。

しかしながら、幼い子供を持つ親にとっては、一向に進まぬ除染や放射性物質対策、賠償問題に苛まれる日々、、。 県や国、東電の一応やりました、ゼネコンに大量発注して巨費を投じてますよ、、というアリバイ作り的な実効性のない”なんちゃって除染”が横行。 肝心の子供達の健康を守るための対策も皆無、、さらには買い手のつかない福島県産米を捨てる訳にもいかんから、福島市の学校給食に強制的に福島県産米の使用を義務づけるなど、小さな子供達に全ての汚いものを押し付けるという横暴がまかり通っている。 そもそも、震災前から学校給食における福島県産米の採用率は40%ほどだったものを、放射能汚染された福島産米をだれも食べようとしないから、小学校給食の福島県産米の採用率を40%から80%へ増やすというのだから、目が点になる。

こうして、福島に留まらざるを得ない子供達は、基準値未満の放射性物質を毎日学校給食で与え続けられる事になってしまったのである。 この一分、一秒の間も24時間365日絶えず外部被曝し続ける福島の子供達だからこそ、せめて食事ぐらいは汚染のないものを与えて、少しでも生涯の被爆線量を抑えてあげるというのが、社会としては当然の考え方なはずだが、どうも福島市ではなんでも子供達に押し付けてしまえばいいということらしい。  すでに、そのような信じられない施策の通知をうけても、文句をいうような問題意識をもった家庭はすでに福島を見限って県外へ去ってしまっているため、現在の福島の小学校では、福島の大人も食べていない、福島県産米を子供達に優先的に配分するという信じられない通知がなされても、意義を唱える親は残っていない。

この通知をみた、教員の中には、絶対に大騒ぎになると心配していた方も多かったらしいが、ビックリするぐらいなんの文句も出なかったとのこと。 すでに、原発事故や放射能に問題意識や危機意識を持つ人間は福島には残っていないということの現れでもある。

実際、福島市内では放射能に関する話題はタブー化されていて、原発事故の話題が登る事はあまりない。先日の核燃料プールの停電に伴う冷却停止の際にも、福島市民は全くと言っていい程そのニュースに関心を示さなかった(関心をしめさないようにしていた)。 

慣れとは怖いものである、、、放射性物質、放射能汚染は目にも見えず、匂いもしない、直ちに健康的被害が実感出来る訳でもない、、、人間は都合の悪い物事や、過酷な現実から目を背けて逃避するものであるが、放射能はそもそも、まったく見えないし感じない訳だからなおたちが悪い。 そう、僕らは感覚が麻痺してしまったということもあるけれども、なにより見えない放射能の恐怖に怯えながら暮す生活に、もう疲れ果ててしまったのである。
”正しく怖がる”なんて理想論はどだい無理な話で、僕らや子供たちは毎時1−3usVの公園で遊び、憩い、通学し、泥遊びをする、、空間線量2uSV/Hrの土手を中学校球児達が将来のプロ野球選手を目指して毎朝集団で走っている。 学校の先生も、地域の人々も、コーチも監督もだれも止める事は無い、、っていうか、走らせているのは彼ら大人たちだから。 70万ベクレルのアイナメだって別に味が落ちる訳でもないし気にしない人は皆食べてしまうだろう、、だって、政府も学者も放射能は安全!福島は安全とこの二年間ずーっと福島市民を洗脳し続けてきた訳だから、、その効果は十分に出ていると思う。  あきらかに箍が外れてしまっているのだ。  放射線管理区域なんかよりも遥かに高線量のこの地で、無防備に無邪気に子供たちが日常生活を送っている。

国も県も、学者さんも、それで良いと言っているのだから、よいのだろうけれど、、、僕は違うような気がしてならない。  大規模な家庭菜園の野菜や高度に汚染された魚やキノコを、もう誰も線量測定所に持ち込もうとはしないだろう、、もとより、地域での測定サービスはまったくといっていいほど普及も周知もされていなければ、その必要性が福島の人々に認識されていない。 だって、安全だって言われ続けているから、、はかる必要なんて無いと思い込んでいる。  そんな、測定すれば明らかに基準値越えとなる自家製の作物や魚を、地域の子供たちがなんの配慮もなく食べさせられる事態が常態化してくるだろう。  

小さな子供を抱えて、今なお経済的、家庭的事情により福島に留まらざるを得ない親御さんから漏れて来るのは、やはり不安の声、、しかし、もう誰にもその不安を口外することは叶わない。 この問題、子育て世代以外にはまったく、認識共有が困難なのである、、そう、子供さえいなければ、現時点で福島に暮すのに、原発事故以前と何一つ変わる事は無いし不便も感じる事は無いからである、、可愛い孫を持つ高齢者なら多少は問題を認識出来るであろうが、子供の居ない、もしくは子育てを終えた世代の方々にとっては、今回の原発事故はなんら不都合を生じていないのである。 あんたら、なにをそんなに騒いでいるのか? といいたくなるのも無理は無い、、だって、見えないし感じないし、健康被害も当人には関係ないわけだから、、。 
 そんな、周囲の無理解と放射能を話題にすることを許さない空気が福島を支配している、、。  そうして、福島での育児を断念せざるを得なくなり今なお静かに一人また一人と福島を後にする若い親子が絶えない。 もう少し、子育て世代に配慮してくれさえすれば、、不安を不安として受けとめてくれる地域の空気があれば、福島を去らなくても済む家族は多いと思うのだが、、産業優先、農業優先のこの地域では、原発事故や放射能不安を口にする子育て世帯は、復興や産業振興にとっては圧殺すべき厄介者になっているのである。 放射能の健康被害云々以前に、この産業農業復興ありきで、子供たちをまったく無視した地域性が若年層の県外流出を促しているのである。 こんな、異常な事態が静かに福島で起きているなんて、外から見ればきっと気付かないだろうね。

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January 06, 2013

ここまで酷い、福島の手抜き除染の実態

除染と称して、集めた放射性廃棄物を、そのまま現場に廃棄している現状が指摘されて久しいが、ようやく、酷い手抜き除染の現状をメディアも報じ始めた。
<除染作業員証言>枝葉「その辺に」 洗浄「流しっぱなし」
毎日新聞 1月5日(土)15時4分配信
ここまで酷い!福島の手抜き除染の実態
当初から、費用対効果や元請けから孫請けに至る責任の所在の曖昧な発注、受注システムに疑問の声が多い、福島の除染。
今なお、避難出来ずに福島に留まらざるを得ない、子供達やその家族にとっても、また遠い避難地から帰郷を待ち望む福島の人達にとっても、悲願である故郷の除染。

しかし、遅々として進まない現状や、その施行の技術の稚拙さ、モラルのなさ、、そして何より、予算も人員も統率も取れず、ただ大手ゼネコンだけを潤すための、名ばかりの巨大な公共事業化していることが大きな問題。 そもそも、除染という概念が間違っているのだと、多くの識者は指摘してきたわけだけれど、 実際、福島の我々住民が目にする除染は、単に庭の高濃度の放射性物質を含む土壌を庭の一角に集めてブルーシートと土で覆うだけという、除染とはほど遠いもの。 除染じゃなく、単なる移染(しかも、生活圏内での移動に過ぎない)でしかなく、現実としては、福島県内の各家庭の庭がそれぞれの福島原発事故の高濃度放射性廃棄物の最終処分場になってしまったというのが現実である。  沖縄の基地問題同様、危険なものは引き受けたくないというのは、当然の想いであって、最終処分施設、中間貯蔵施設はおろか、各地域の仮置き場さえも確保することが出来ない現状にあっては、このニュースのインタビューに答えている作業員の赤裸々な”だってしょうがねえべ、置くところがないんだから、、、”というのが、現実に避け難い実態である。  事故から2年を経た今も、このような、深刻な状況を抱える福島の現状をよそに、原発の新設、再稼働などを経済の要請にのっとり強行に押し進めようとしているのは時期尚早だろう。 原発推進をしてきた現政権も東電さんも、まず自分のケツをしっかりふいてからにしてもらいたいものだ。

福島で生きるには、もはや必需品の放射線測定器、、事故後一年くらいは、足下をみて法外な市場価格となっていたけれども、ようやく通常の価格になり、信頼性のある国産の廉価な家庭用も手に入るようになりました。



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December 28, 2012

福島の子供達に校庭の解放を!原発事故から2年、外遊びできず肥満傾向が明らかに!いまだに外遊び出来ない子供達

全国の子供達がスリムになる中、福島の子供達だけ肥満傾向であることが明らかになった。 
原発事故で広範囲に放射性物質による汚染を受けた環境で、普通に自転車にのったり、鬼ごっこをしたり、外遊びをしたり出来なくなった事による運動不足が唯一無二の原因である事は明らか。

事故後、県内には志しある団体が、屋外に出る事の出来ない福島の子供達のために、30を越える屋内施設を開設。 しかしながら、どの施設も幼児向けの小規模であり、ちょっとしたままごとが出来る程度、、時間が入れ替え制だったり、保護者ひとりに子供3人までなどの制限も多く、さらには、遊びたい時にちょっと遊ぶというわけにも行かず、仕事の都合をつけて、尽きっきりで送迎が必要等、実際のところ大きな効果を得るには至らない。

のびのびと、ボールを追いかけたり、鬼ごっこをしたり、普通に遊ぶにはアクセスフリーな屋外の除染済みの広大な土地が必要である。 じつは、福島市内の小学校、中学等の校庭はすでに除染済み。 福島県内で一番放射線量が低く、安全な環境は学校の校庭である。 ところが、全ての学校の校庭は一般には、解放されてはいない(10名以上で責任者が明確な事前登録済みの団体は利用申請可だが、これじゃ使い様が無い)。  

福島県の教育委員会は、福島の子供の肥満は外遊びが足りないせい、、と分析しているようだが、そう思うならば有効な対策を講じる努力をして欲しい。広大で安全な校庭という屋外敷地が福島には溢れているのに、そこは使わせてもらえず、子供達は狭い屋内施設で短時間過ごすか、親の休暇を待って県外の公園に向かっているのが現状である。 もし、学校の校庭を放課後や休日に子供達に解放してくれたらどんなに、有り難い事か。  新規にこじんまりとした屋内施設を造り、監視員を配置するよりも、既存の校庭を子供達に開放して、子供達が自由にあそべるようにした方がコストも最小限で最大の効果が期待できる施策だと思う。  もちろん昨今の学校内の防犯意識の高まり、事故の際の責任問題等から、このような不条理な状況が続いているものと思われる。 校庭の解放、、昔は当然のことだったんだけれど、いまじゃ難しい事なんだろうね、、きっと。 

震災直後、電気も水道も止まり、スーパーはおろかコンビニにすら食材もなく、県内他市町村の学校が休校となり、皆が給水所に並び、我先にと避難している最中、普通なら休校を通知すべきなのに弁当持参でのいつもどおりの始業式登校(給食がとまっているので弁当を持参して下さい、、だって、、)を各家庭に指示したような、目が点になるような”事なかれ主義”をつらぬく福島の教育界上層部の一部の方々の意向が原発事故直後から、激変した教育環境に対する変化に対応することを拒み二の足を踏み続けて、子供達と親を翻弄し続けているのが現状。 多くの現場の教師や、周辺の方々は子供達の現状を憂いて自らの生活を顧みず最大限の努力を払ってくれているけれども、公務員という職務上、実態から離れた上からの通達に従わざるを得ない訳で、、。 

除染された校庭の空間線量は0.2uSV/hr、、でも通学路の線量は0.8-2.0uSV/hr、、子供達があるく路肩や遊ぶ広場は2.0-3.0uSV/hrと高線量である福島市。だけれども、新聞等に公表される対外的な線量は周囲を除染されたモニタリングポストの異常に低い数値だけ、、。ほんとに、実態にはほど遠い、、。 近所の高線量の公園で泥団子をつくって遊ぶ近所の子供達、、今の福島じゃ放射線についての会話はタブーになってきているから、”気をつけて、、”と注意する事も難しい。  24時間住み続ける住民にとってみれば、正しく怖がり正しく注意して生活するなんてことはもはや困難で、放射性物質は存在しないことにして、なにもなかったかのように普通通りに暮す以外に、親も子も自分を精神的に守る事が出来ないのが現実なのだと痛い程わかります。 今日も、晴れ渡る空の下、、4人の子供達を抱えて、誰もいない校庭をよそ目に、彼らをどこで遊ばせようかと、思い悩む福島市民でした。

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September 28, 2012

まさかの安倍晋三復帰!ストレスで痛むお腹ポンポンはもう大丈夫なの?

いやな予感はしていたけれども、地方票を無視して派閥の論理から自民党総裁に返り咲いた、安倍晋三。
首相当時、混迷する政局を前に、お腹がいたくなっちゃってちょっと、首相辞めます、、と、日本全土が”目が点!”になったあのとほほな辞任劇からはや数年、、。
まさか、どのツラ下げての復帰なのか、ほんと政治家達の厚顔無恥振りには、日本全土がため息を隠せない。 別に、石破氏を応援しているわけでもないし、民主党を信任する訳でもないけれども、とにかく酷すぎる。 どうせ、また、いろいろストレス抱えて下痢してトイレから出られなくなるのがオチなんじゃないのだろうか、、と、本気で心配している国民は数え切れず。 政治の論理、経済の論理、国際社会の論理、、そりゃ、いろいろあるだろうさ、、でも、長期的展望に立って、この国や子供達の未来を憂う人材が一人たりとも政治の舞台に立っていないってのは、どういうことさ。 市議会も県議会も、国会もほんと酷すぎる、、彼らも誰かの父親だったり、孫のじいちゃんだったりするわけだろうに、、ね。

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July 15, 2012

エネルギー・環境に関する選択肢パブコメに意見を寄せよう!!大切な国民の意思表示の場です

核廃棄物が好きな人は構いませんが、やだという人は、ぜひ内閣国家戦略室がわざと見つからないように国民に意見を募っている”エネルギー・環境に関する選択肢”のパブコメで原発ゼロ、15,25%いずれかのシナリオ希望と意思表示しましょう。8月12日締め切りです、ここで文句を言わなかった人には、あとで原発や瓦礫問題、汚泥問題に関して文句言う資格無いと思うよ。http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf

このpdfからパブコメサイトへ飛べます。官邸前まで行かずとも出来る事があります。

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June 24, 2012

正気!?福島市議会、事実上の福島第一原発第5号機、6号機再稼働要請へ?。福島市議会 大飯原発再稼働に賛成表明!!

福島の地方紙に小ちゃく見つからないように載った衝撃の記事。
福島市議会が大飯原発再稼働反対決議を反対多数で否決したという衝撃の内容。
文脈がややこしいので、何が起きているか理解出来ない福島市民も多いのだろうが、
要するに、”福島市議会は大飯原発の再稼働に賛成!!します”
という強烈なメッセージを世界に発信しているのだ。 曲解すれば、福島市は福島第一原発第5号機、6号機の再稼働を推進していきますよ、、ということに他ならない。 これが、福島市民の代表たる市議会議員で決議されたのだから、事態は深刻だ。

福島県知事、福島市長はじめ、、うわっつらでは、原発反対!とか、福島の子供達を守るために努力しますなんてうそぶきながら、 肝心の市議会ではこの有様。
放射能汚染から一年余、、経済力や生活形態に余裕があって、福島から避難出来る世帯はだいたい、福島を去りました。 今、福島市に残っている子供達は、避難したくても出来ない世帯、そもそも心配していない世帯だけ。 放射能について語る事がもはやタブーとなってしまった福島市で、今も暮す子育て世帯は、親の都合で子供達を犠牲にしているという負い目に苦しみながら、涙ぐましい生活上の努力を重ねるか、親自身のつぶれそうな心を守るために、あえて放射能汚染という事実から目をそむけて、何事も無かったかのように振る舞って生きているのが現状。

そんな、なか唯一の希望は、行政の子育て支援だったり、食品の放射性物質管理だったり、除染だったりする訳ですが、”子供をまもろう!”なんて、いっている市の本音が”原発再稼働推進!”なんだと、わかった今、多くの市民はこれ以上福島に踏みとどまって子育てを続けるモチベーションを持ち続けられるのだろうか。 福島市民、、ここまで馬鹿にされて踏みつけられて、、、いよいよ限界なような。 福島市民として、今回の福島市議会の再稼働反対決議の否決はとても恥ずかしい。

民意を踏みにじったのは、どなた?
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/site/gikai/5444.html


福井・大飯原発:再稼働反対を否決 福島市議会、2票差で /福島
毎日新聞 2012年06月23日 地方版
福島市議会(定数38)は22日、関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機の再稼働に反対する決議案を反対多数で否決した。議会初日に社民、共産の市議7人が連名で提案。採決は無記名で行われ、賛成17、反対19で否決された。
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20120623ddlk07040124000c.html

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April 20, 2012

新聞に掲載される福島の空間線量が現実を反映していない件について、、そこまであからさまにやらなくても。

 福島市、、、新聞に掲載されている近頃の各所の空間線量は0.2-0.5 uSV/Hrと、実際よりもかなり低い数値である。リアルに福島市で暮してる多くの人々は身近の空間線量とのあまりのギャップに当惑している。 観光および農業、漁業を生業としている福島であるから、対外的に、福島の放射線量が高い事を出来るだけ隠したいという気持ちは解るけれども、その辺の公園に出て行って、設置されている常設線量計の表示をみれば、0.9−1.5uSV/ulの間であることが多いわけで、どう見たって意図的に低い空間線量を抽出して発表しているんじゃ?と疑念を禁じ得ない。福島では放射能安全安心キャンペーンを一生懸命やってる訳だし、正直にありのままの線量を(もしくは現実を反映している測定箇所の線量を)掲示するわけにはいかないのだろうか?
 実際、対外的な発表の基準となる線量計の周囲だけを除染して見かけ上の空間線量を下げている箇所も有るし、とある公共施設敷地の測定では、測定基準があるにも関わらず、普段より高い数値が出てしまった日には、なにかと面倒なことになるのを避けるためなんとか工夫して低いところを選んで測定して、変動を補正しているところもあるので新聞発表の福島の放射線量データーは、福島であって福島ではないまったく別世界と言えるかもしれない。

肥満、喫煙等他の強力な健康リスク因子によるマスク効果と統計学の限界によって生み出された”年間100msVまでの被曝は安全”という新たな”安全神話”。 福島の子ども達、、福島に住み続けるのであれば、このままだと100msVなんて軽く越えちゃうんですけど、、ほんとに良いんでしょうか? まあ、100msV越えても、気にしないとしても、空間線量0.6usV/hrの我が家では4日暮すと一枚のレントゲン写真を撮った事になる訳ですが、10枚ー20枚くらいなら、ま、気にしないけれど、さすがにこれから何年も4日毎にレントゲンを撮られ続けるというのは、普通の人間なら、いや放射能安全説を唱えるえらい先生方だって、抵抗あるんじゃないでしょうか。 どうなんだろ、、。

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February 19, 2012

福島市自宅周辺、線量上昇”放射能と子ども達”自宅屋内での線量比較をしないと意味が無いのでは?、、2012年2月

週末避難も兼ねて東京のおばの家へ早朝午前3時に旅立った我が妻子、、。
残された、じいさんと僕は、冷蔵庫の奥で干涸びたキムチをおかずに、肌寒い朝食兼昼食。
どうにもこうにも、上がらないモチベーション、、どういうんでしょうか、日々の業務はもちろん頑張る訳だけれども、業務外の諸々の取り組みに一歩踏み出してくだけのパワーが出ない。
それは、福島原発被災地の子育て世代の友人達も同じようで、、音楽活動なり、アウトドア活動なり、無理矢理自分達を盛り上げてかろうじてもろもろのバランスを保っているというような状況。 簡単にいえば、カラ元気だしまくってなんとかやってるってところ。

いよいよ、妻子避難に伴う一家離散が長期化するにいたって、法的にも家族が崩壊してしまう知人もちらほら、、。 こういうの、賠償とかそういう問題じゃないよね。 晩発性の発癌ばかり注目されているけれども、セシウム等の心筋への取り込みなどによる心筋炎、心不全、不整脈などの非悪性疾患も増加する事は知られているところだし、精神的ストレスで内臓疾患を患う人も数多いと思う。 実際、僕も胃が痛い日々、、もっとも、先日の健診ではツルツルすべすべの言うところ無しの奇麗な胃粘膜だったのだけれども。

暫くは、もう放射能について考える事すら嫌になり、自宅周辺の測定もしてなかったのだけれども、久しぶりに測ってみると、自宅内は0.4-0.8 uSV/Hr。 木造はほとんど遮蔽効果なんて無いもんね、、鉄筋コンクリート造のマンション住まいの知人宅はどこも、0.02-0.1程度とかなり遮蔽されている。 現実問題として、福島市は南相馬の多くの地域よりも遥かに放射線量が高いし、福島市でもっとも高線量である渡利地区のマンション内よりも、その他の地域の木造家屋内の方が線量は高いわけで、、。

新聞紙上やネットで報告されている放射線量の低すぎる数値には非常に違和感があるのだが、本来は人生の多くを占める睡眠時間を過ごす自宅内、家屋内での線量測定をもとに、退避や除染の区分を検討することが合理的なのだと思う。 ちなみに、庭の2.0uSV/hrに比較すればかなり線量が低かったはずの我が家の裏側の軒下の線量、、年末までは0.3uSV/Hr程度だったのだけれども、現在は0.5uSV/Hr以上へ上昇中。 きっと、洋瓦の放射性物質がだんだん軒下に落ちてきているのだろうね。 となると、どのタイミングで土壌除去を行うべきか微妙、、ていうか、瓦をすべて除去してふきかえるのがまず第一歩であることは明白なんだけれども、費用がねえ、、そんでもって、せっかく大金かけて瓦を替えたって、また漏れちゃいましたなんて言われた日にはねえ。
てなわけで、身動き出来ない状況が続いています。

友人から貸してもらった書籍、”放射能と子ども達”自らが8歳の時の広島原爆被爆者であり、広島医師会会長でもある著者が、チェルノブイリから福島まで2011年12月までの最新データをもとに、世界的視点から現在の福島とその問題点を客観的に考察。 政府の御用きき学者の妄信的な安全キャンペーン本でもなく、反原発派による恐怖煽動型のパニック本でもなく、良識ある専門家の客観的なアドバイス本でした。 具体的な対策や、他国の酪農家の取り組みなど非常に勉強になる内容でした。

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December 16, 2011

福島のデタラメな除染、、君ら除染の本質わかってる??僕は解らん、、

除染、除染と騒いでいるが、放射性物質に限って言えば、除染なんてそもそも不可能なわけだ、、煮たって焼いたって洗ったって放射性物質が消滅低減する訳じゃない。 屋根から軒下、軒下から側溝、川、海へ移動するだけ。 その側溝の蓋の上を小学生達が放射線を浴びながら通学するという仕組み。 

雨樋を一生懸命洗ったところで、瓦に吸着した放射性物質は日々遊離してきりがない、、ドブをさらったって、焼却したって、はるかに高濃度に濃縮して扱い辛くなった高レベルの放射性廃棄物を何処かに押し付けなければならない訳で。そんな厄介なもの福島県以外の他の自治体が受け入れるはずもなく、そうなればいっそ、このまま県内全域にまんべんなく散らばっているままの方がまだ幸せ、、なーんて逆説的なオチが付かないとも限らない。 水田の除染なんてったって、反転耕(放射性物質にまみれた田んぼの表層の土と、比較的汚染の少ない深層の土を反転させて見かけ上の線量を下げる)を国策として推奨するっていうんだからなんともまあ、、。 そんなところで作ったコメ、怖くて喰えない。間違って深く耕したらセシウムだらけってことだ。 

汚染された家屋の瓦屋根は撤去しふき替える、 水田の土壌は廃棄して新しい土を入れる、、これが常識的な対応だろ。 でも、膨大なコストと廃棄物のために出来ない、、らしい。 ま、そうだろうね。 だがしかし、あまりにも、形だけ、パフォーマンスだけで実効性に乏しい除染に多額の費用と時間をかけるのはいかがなものか? 果樹の除染のパフォーマンスを観たが、果樹の皮を剝ぎ、高圧洗浄機でリンゴの木や葉っぱに向かって水をかけて除染しました!!なーんて言ってるのをみてめまいがしました。その程度ならそのうち雨が降るんだからほっといたら?? 洗い流された放射性物質は果樹園の土壌にしみ込み、果樹の樹皮表面だけの汚染から、土壌汚染へ格上げ、、根から吸収され果実の中へ移動。 小学生じゃないんだから、、。

地底深い固く強固な岩盤にガラス固化体として厳密に永久貯蔵するというのが、核廃棄物の地層処理の原則なはずだろうけれども、福島の水田は、”予算もないので、ちょっと深めに埋めちゃって下さい、、強くかき混ぜなければ多分しばらくは大丈夫でしょうから、、イネもそんなに深く根を張らないから大丈夫なんじゃないですかねー多分、、”でちゃんちゃん!ということらしい、、わが町の田んぼは仮置き場でも中間貯蔵施設でもなく、いきなり永久処理場確定!ということなのだろうか?  曲がりなりにも日本人の主食である米をそんな適当な処理で済ましていいのだろうか?? ここ数ヶ月は良いだろうけれども、孫の代以降に相当影響すると思うのだけれども。 ”転作しようとして田んぼ掘ったらプルトニウム沢山でてきましたー、、そんなん聞いてませんよ?!”と孫は騒ぐんじゃないかな。

考えただけでも、めまいのする、目処の立たない除染計画、、、仮置き場の選定に数年、、中間貯蔵施設建設に数年、、そしてそれから30年をかけて核廃棄物の処理をしていくというのが国の方針。 どっちみち僕らそのころ死んでるって、、。 ”すいません、広範囲すぎてもうどうしようもありません、そのまま適当に暮して下さい” って、はやく言ってもらった方がすっきりするんだけれども、、もうちょっと誠実な情報の出し方なり、説明の仕方なりないもんだろうか?  翻って、一社会人、一父親として自分に何が出来るでしょうか。 福島県が刈れない!!と言った土手やサイクリングロードの草は刈りましたよ、、高圧洗浄機も買いました、、壁を洗ってみたけれども3分で無駄だと理解し止めました。 庭の表土除去も、雨が降れば土手からの放射性物質が流れ込むので意味無しとわかり止めました。 子供達には、日常生活や食事や水の注意を言ってあります。 うーん、他になにが出来るだろう? 
正直、住宅ローンの支払いと仕事と日々の暮らしに追われているのが現状です、、あ、ライブもしましたっけ。  ほんと手も足もでない、、それが現実だったりしますねえ。

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