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December 17, 2015

初めての肩関節脱臼 辛い固定期間を乗り越えるために外旋位固定装具(ショルダーブレース)の隠された機能を使おう!

人生初めての肩関節脱臼、、無茶痛いですし、かなり落ち込みます。
肩関節の場合は再脱臼率が60%程と高くて、最終的に相当数の方がその後脱臼を繰り返しスポーツや日常生活がままならくなり手術を余儀なくされる場合があることが分かっていれば尚更。大の注射嫌い、医者嫌いの僕にとっては、なんとか手術なしで完治を目指したいところです。
医者嫌いの僕がやむにやまれず、整形外科を受診した結果、そこで、おもむろに医師と看護師二人がかりで装着された装具がこの、ショルダーブレースという肩関節脱臼固定用の外旋位固定装具です。 もう一度言います、肩関節脱臼固定用の外旋位固定装具、ショルダーブレース (笑)。
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整形外科受診までは、体幹に腕を巻きつける形で腕を吊っていたので、正直装着時は腕を外側に回され激痛と肩の外れそうな恐怖で辛かったです。ぴったり装着されてしまえば、とても楽になりました。 でも、自分ではどこをどうやって固定されているのか当初わからず、さらにベルクロのベルトを看護師さんに思いっきり背中側で止められてしまったため、どうにもこうにも自分では外すことが出来ない、ガチな固定になってしまいました。 のちに、胴のベルトをカットして、固定のベルクロを手の届く範囲に調整できることを知り、自分で脱着可能になりました、、そうでないと着替えも、お風呂も無理になってしまいますから。

このショルダーブレースは、脱臼した側の肘を90度に曲げた状態で前腕を体の外側に少し外旋した位置で固定するための装具です。 簡単に言うと”なんでやねん”のツッコミの最終形態のままでの固定になります。 優れた装具なんです。 お値段もご立派、、、財布空になりました。
病院で処方してもらった場合、装具の費用は、のちに領収書と医師の証明書を添えて申請することで70%ほどが返ってきます。Photo

肩の脱臼のいちばんの問題は、その高い再脱臼率にあります。いったん肩を脱臼した人は、何度も脱臼を繰り返してしまうことになり、スポーツはもちろんのこと、日常生活にも支障をきたす場合があるのです。特に若い方の再脱臼率は、80パーセントにも及ぶといわれています。
その原因は、初回の肩関節脱臼の際に損傷した関節唇や靭帯、関節包がちぎれたまま修復されず、上骨を支えることができなくなるためです。

手術以外に肩関節脱臼の再発を防ぐ唯一の方法、それは初めて肩関節を脱臼した際に、脱臼した肩を整復した直後から、脱臼で破壊された関節唇や靭帯をきちんと、圧迫整復固定できる肢位である外旋位で組織の修復に必要な3週間以上の固定を行うことです。この整復後の外旋位固定をきちんと行なうことで、再脱臼率を従来の三角巾などによる内旋位固定に比べて25%から6%へ低減できる事が報告されています。外旋位固定の再脱臼抑制効果は二回目の脱臼後でも再脱臼率50%から25%へ低減する事ができます。 しかし、きちんと初回脱臼時に固定せずに脱臼を繰り返した後では、もはや固定での関節唇、靭帯の修復を期待することは出来ず、最終的には手術をするしかなくなるという現状があるようです。
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というわけで、初めて肩を脱臼した殆どの方が整形外科を受診したその日から、この外旋位固定の装具(ショルダーブレース)を装着したままで、3週間以上肩関節を固定して生活することを余儀なくされる訳です。それは、突然訪れる辛く厳しい日々でもあります。 肩の脱臼も痛くて辛いですが、その後の固定期間も辛い、、この外旋位固定、具体的に何が辛いかというと、、

1、三角巾とバストバンドで固定する従来の内旋位固定と比べて、めっちゃ場所をとる。
  正直、混み合う飲食店のカウンター席には入れませんし、混雑した街中を歩く時は
  絶対にぶつかりますから、誰か友達を前に歩かせて盾にするなどの工夫が必要です。
  体の外側に腕がはみ出た形での固定になるのでとにかく、自分自身が邪魔な存在になります。
2、痛めた肩を外旋位に保たれるので痛い!! 肩関節前方脱臼の場合、肩の前側の関節包や靭帯、 軟骨が損傷しています。 腕を外旋位に回した状態は痛めた場所を引き延ばす形になるので初 めのうちは結構地味に痛みます。
3、両手を使う作業が出来ない!!両手が遠くに離れた状態なので、三角巾固定ならできるはずの両 手を使った作業が出来ない。 キーボード入力、電話をしながらメモを取るなど、ペットボトルの蓋を開ける、包みを開けるなど本当に不便です。
4、寒い、、、。これは外旋位固定に限りませんが、インナー(下着類)はなんとか着るとしても、上着やジャケットは羽織る形になります。三角巾固定だと、腕自体をすっぽり上着の中に収めてしまうことが出来ますが、外旋位固定ではフルオープンにせざるを得ないため、冬はお腹が寒いです。
5、固定している側の手が浮腫む。これは、動かさないことでびっくりするほどパンパンにむくんでしまいます。 リハビリ用の柔らかいシリコンボールなどを、常ににぎにぎすることで予防改善しました。
6、外旋位保持用の胸のクッションパッドが胃に食い込んで辛い。
実は、一番きつかったのはこれかもしれません。腕を保持するために三角形の発泡スチロール製のクッションパッドがあるのですが、これがちょうどみぞおちに食い込んできます。 腹腔内圧、胸腔内圧が上がるために胃痛、吐き気、胸焼けが起こりました。 ただでさえ、痛み止めで胃が弱っているため、本当きつかったです。主治医に吐き気止めや胃薬をもらってしのぎました。また、肩ベルトの調整や腕の角度を調整してパッドが食い込まないように位置調整することが重要です。

7、眠れない、、寝ると痛い! 
三角巾と、バストバンドで固定している時に比べて、肩関節、上腕骨骨頭の固定は緩くなるため、寝る時に肩がズレて激痛!ということが結構あります。そのため、就眠時や結構動かなければならない時には、上腕骨の骨頭がズレて痛むのを防ぐためにサポーターを併用していました。
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また、眠る時はあらぬ方向に腕や肩がズレて再脱臼や癒合しかけた関節組織の損傷を起こすため、基本的に装具をつけたまま眠ることに成るわけですが、腕を90度に固定したまま寝るのは正直辛いわけでして、、ところがのちに、このショルダーブレースの隠された優れた機能(説明書ちゃんと読むと出てるのですが、普通読まないでしょ)を発見し、少しだけ眠るのが楽になったのでした。これについては後述します。

<肩関節外旋位固定装具 ショルダーサポート初回装着時に必ず以下をチェック!!>
必ず、どなたかと二人以上で作業してください。
ショルダーブレースはこのような構造になっています。
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1、胴周りの固定ベルトの長さ調整(カット)を必ずしましょう。この装具の胴ベルトはかなり長めに作られています。そのため、小柄な方や女性の多くは胴ベルトの面ファスナーが背中側いっぱいの所で固定されてしまい、自分では外せないという笑えない状態になります(笑)。当初、僕も病院で慌ただしく装着された際には、そのままの長さのベルトで固定されたため、帰宅後苦労しました。
実はこの装具は幅広い体格の方に適合させるため、胴ベルトを装着前に適切な長さにハサミでカットして使うようになっています。
この胴ベルトの端についている面ファスナー、、実はこれ、ベリベリとベルト自体からも外れるように作られているのです。
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説明書だと少しわかりづらいのですが、一度装具をつけて仮合わせしてみます。
胴ベルトを締めると、バックルを通して折り返した後でも相当の長さが残っているはずです、このバックルを通して折り返したところから後のベルトの余りが大体5cmぐらいになるように、ベルトをハサミでカットします(切りすぎ注意!!) 
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そして、カットしたベルトの端に、固定用のベルクロを再度くっつけます。 これで、ベルトが短くなり、ベルクロの固定部が背中ではなく脱臼してない方の手が届く脇腹あたりに来るようになり、自分での装具の着脱が可能になるのです。 親切かつ、この装具に慣れている病院のスタッフならここまで調整してくれるかもしれませんけどね。 そうでないと自分でしないとです。
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2、肩ベルトの背中側の面ファスナーも調整しましょう。 胴ベルトの長さが決まって装着した時に、肩ベルトの背中側の胴ベルトにつながっている位置はどのあたりになっていますか? この部分も面ファスナーで留まっているので、適正な位置につけ直しましょう。適正な位置とは、ちょうど背中の中心(背骨)の位置あたりになります。

3、脱臼した肩を外旋位固定したまま寝るための、ありがたい機能を使いましょう。
夜寝ている時は無意識に傷めた肩関節をねじってしまうため、基本的には医師からお風呂以外外さないようにと指導される事になります、実際再脱臼も寝て寝返りをうった時に起きたりします。
とはいえ、痛む肩を抱えながら、さらにこの厳しい外旋位固定のまま眠りにつくのは容易なことではありません。 説明書をちゃんと読んでなかった僕は、眠れぬ夜が続くある日、このショルダーブレースに謎のジッパーを発見しました。 これです。 
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このジッパーを開けてみると、あれあれこれはびっくり!! なんと、90度屈曲に固定されている上腕、肘の関節が少しですが、伸ばすことができるありがたい機構が発動します。さらに、ジッパーを開いた内部からは、肘関節が過伸展しないように抑制するベルトも出てきます。 医師の許可が必要ですが、この機構を使って、夜間の寝苦しさを少しでも解消しましょう。 アルケアさんありがとう!! 
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というわけで、初めての肩関節脱臼、初めての肩関節固定装具、ショルダーブレースERと辛い固定期間をなんとか乗り切りましょう。

#肩関節脱臼
#外旋位固定
#装具固定
#ショルダーブレース

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初めての肩脱臼

もともと、右肩を故障していたため、日ごろから左側の腕で多くの作業をしていました。
長さのある重量物を車のキャリアに積み下ろしする作業を、半年ほど続けていたある日のこと、
重量物の支点がずれてバランスを崩し、慌てて故障のない左腕だけでなんとか支えようとしました。
かろうじてうけ止めることができたのですが、その際に左肩のずれる感覚とともに激痛。
それ、以来左肩を一定の角度以上に動かすたびに、肩をぐるぐるして落ち着くまで決して止まない激痛と手の小指側の痺れに襲われることになりました。
この痛みは、どう考えても通常の四十肩などとは、異なる痛みだという事はわかっていましたが、仕事も忙しく、詳しい検査や診察をうける暇もなく関節包や関節腔への局所麻酔薬の注射をしてもらいながら、とにかく激痛をごまかしながら、なんとか過ごしていました。
しかし、症状は徐々に悪化。痛むほうの腕を片方の腕で支えながら仕事をせざるをえなくなり、仕方なくMRIの検査を受けることに。結果は、上関節上腕靭帯、中関節上腕、関節唇もろもろの複合損傷ということでした。今思えば、この段階で肩はかなり支持性を失って亜脱臼しかけていたんだと思いますが、それでも少しでも肩がずれると痛む腕を体にくくりつけながら仕事をしていました。
そんなある日育児中のアクシデントで遊んでいる際に、ついに脱臼。息ができないほどの痛みでした。
当日は整復などの応急の処置をうけ、簡単に手を吊って仕事復帰。翌々日にようやくきちんと整形外科受診と相成りました。 やれやれ、、。 そのあとがこんなに過酷なことになるとは、、。

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December 03, 2015

結構使えるかも MacOSの音声入力

MacOSではFnキーを、2回押すと、音声入力が起動します。
左肩を故障して以来、外旋位での固定が続き、何をするにも不便な状態。
慣れてくるに従い、いろいろとできることも増えたのだけれども、これまで数回経験した、
手の骨折のときとは違い、肩関節自体を固定されていると、とにかく簡単なことができなくなってしまう。
1番のストレスは、寝返りがうてないこと、キーボード入力が両手でできないこと、服が着れても脱げないこと。
多くの文書は、今現在macOSの音声入力に頼っているのだが、ふしぎなことに、両手でタイピングしているときと、
言語を文書化する音声入力とでは、思考過程がちがうのか、とにかく文章にまとまりがなくなる。
さらに言えば、公衆の面前での音声入力は、正直めっちゃ恥ずかしいわけで、スタバで文書作成、職場で文書作成なんてことは困難になる。
文字を書こうにも、紙の端に行くにつれて、紙自体を押さえることができなくなるので、うまく書くことができない。
故障してない方の、二の腕がかゆくなったりすると、これはもうどうすることもできないので、家を飛び出し都合のいい、立木を探すか、家の中のちょうどいい柱を探してすりすりするしかないという始末。
先日、ゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげる氏の訃報に触れるにあたり、片腕と言う障害をかかえながらも、マンガ作家という職業で大成された氏の偉大さ、人間のすごさを痛感しました。
MacOSの、音声入力の精度の進歩も目を見張るものがあり、結構感動はしています。でもやはりめっちゃ不便。
職場では、おじいちゃんのように指いっぽんでキーボードをたたく日々。おかげで何をするにも時間がかかり、クラークさんに入力補助をしてもらったりという日々です。怪我の毎に右に左に変わっていた、お箸を持つ手も10年ぶりに右手に戻りました。あまりの下手さにびっくりしています。固定外れたらまた左にもどすかも。
ようやく、夜眠れるようにはなってきたので、メンタルもなんとか上向き。
本日の診察では、来週の段階で関節の動揺性が残っていれば、やはり関節鏡かなということでした。
次の診察では、固定がはずれるといいな、オペにならないといいなと願う日々です。というわけで、音声入力終了。

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October 25, 2015

あらゆる肩サポーターとキネシオテープを使い倒して比較した結果わかったこと。肩の故障や五十肩を乗り越える方の参考に。

あらゆる肩サポーターとキネシオテープを使い倒して比較した結果わかったこと。肩の故障や五十肩を乗り越える方の参考に。
 10代、20代とバイク事故、スノボ転倒などで肩鎖関節の脱臼やらなんやらで右肩はボロボロの状態で迎えた40歳代。案の定、右肩は四十肩で地獄の苦しみを味わい、整形外科での治療、鍼灸、テーピング、サポーターとあらゆる治療にすがって、なんとか数年で落ち着きました。 診断は、上腕二頭筋長頭腱炎と肩鎖関節脱臼。キネシオテーピングはうまく使うとめちゃくちゃ効果があるのですが、残念ながらコストの問題と何より皮膚障害やかぶれのため常用するのは難しいのが現状です。そこで、大切なのが肩のサポーター。スポーツ店や、ドラッグストア、ネットで購入できる肩のサポーターの種類は膨大で、正直どれが選ぶべきなのか解らなくなります。 結局、良さそうと思って購入しても、まず装着感や保温、固定の機能などピンキリで、こんな値段でこんな使えないの売ってていいのか?というようなものも数多く。
  結局、有名海内外スポーツメーカーから、国内の医療品メーカー、整形外科装具専門メーカーなどの製品を何度もトライアンドエラーを繰り返して、実際に使用に耐えられる製品が8種類ほど手元に残りました。 それからまた数年後、今度は怪我をしたことのなかった左肩が悲鳴を上げ、四捨五入で五十肩を発症。もちろん厳密な意味での診断は肩峰下滑液包炎、インピンジメント症候群なんですけど、まあ平たく言えば50肩。
  そもそも痛めている場所が違うのであれですが、五十肩は、四十肩を遥かに上回る痛みで、本当に夜も寝れず、痛みに七転八倒する激痛です。40肩の時にお世話になった肩サポーターを引っ張り出すと、なんと、当然ながら左右別の製品が多いため、前回の肩サポーターはあまり活かせず、買い直す羽目に、、しかし、この数年で肩のサポーターもキネシオテーピングテープもかなり進化していることがわかりました。
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  極論すると、40肩、五十肩の極期の眠れないほどのあの激痛は、飲み薬の痛み止めや、座薬も歯が立たず整形外科に駆け込んで、炎症を起こしている滑液包や肩関節腔に炎症を強制的に抑えるステロイドと痛みを化学的に消し去る局所麻酔薬のキシロカインを注入してもらう以外に、しのぎようが無いというのが自身の経験からの結論です。ただし、この注射は副作用も強いのであくまで非常用で、注射できる回数も限られます。もちろん、それほど重症でなければ、ロキソニンなどの痛み止めも有効なわけですけど。 
  そんな、こんなで40代50代で両肩を痛めた自分の体験から、その時期に使用して助かった肩のサポーターを記しておきたいと思います。これから、辛い肩の激痛と戦う方の一助になれば幸いです。
 
<50肩発症急性期の激痛の時期の対応> 
五十肩の発症は意外に急激です。とにかく、服も脱げず着替えも出来ない、夜も眠れないほどの痛みの極期はすぐに整形外科を受診して、骨や関節に心配な別な病気がないかを調べてもらいましょう。比較的簡単に治療可能な石灰沈着性肩関節炎などならラッキーです。 座薬や痛み止めの内服に加えて、あまりに痛みがひどい時は炎症を起こしている滑液包や肩関節腔に炎症を強制的に抑えるステロイドと痛みを化学的に消し去る局所麻酔薬のキシロカインを注入してもらう手もあります。 そして、少しでも動かすと痛むこの時期は、腕の重みを減らし、激しい炎症を起こしている肩関節の安静固定を図ることで、日中の痛みを軽減することが出来ます。病院でしてもらう三角巾固定や手つりなどは、あまりスタイリッシュとは言えませんし、使い勝手も今ひとつなので、肩関節の安静用のアームホルダーを利用するのも手です。
アームホルダーは肩のストラップが細いと首が痛くなるので、ちゃんとストラップにパッドが付いていて、通気性が良くて目立たない黒が選べるこちらを使用しています。

これで、肩に対する腕の荷重が減るのでずいぶん楽になりますが、それに加えて上腕骨頭の求心性を高めて肩のジョイントを安定させるために、肋骨骨折の時に使うリブバンド(肋骨固定帯)で痛めている方の腕(上腕)ごと巻きつけると完璧です。
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こんな感じに固定します。これで、かなり楽になります。

 <肩の痛みは辛いけど動かなきゃいけない時期の肩サポーター>
なんとか、痛み止めや関節注射、安静固定で痛みをしのいでも、やはり生きていくためには試合にしても仕事にしても動かなきゃならんわけで。そんな時にサポートしてくれる肩のサポーターに対する期待は非常に大きい訳ですが、現実的には実用に堪えられる肩サポーターはごく僅か。そもそも、見掛け倒しで有効な固定力がない製品、ネオプレン製でがさばって暑いだけのもの。そして、サポート力と相反して問題になるのが患部とは逆側の脇の下のストラップがどうしても食い込んでしまい痛くて長時間つけられないという問題が切実です。市販の肩サポーターで脇の下のストラップが細いものは、絶対に長時間装着することは無理です。その辺りをなんとかクリアして実用に値するサポーターがこれらです。

まず手頃なところから行くと、サポーター専門メーカーのD&Mが送る渾身の一作、それがラインサポーター肩用。D&Mではショルダーガードというさらに廉価なモデルも作っているのですが、それは昔ながらのサポーター生地で出来たタイプで脇の下のストラップが非常に痛くてずれやすいため、本当に30分ほどプロレスの試合にでも出る時に使うような感じ。 一方、このラインサポーターはD&Mの技術の粋を尽くした肩の部位ごとに伸縮率の違う生地を組み合わせて生理的なサポートを実現しています。問題の脇の下のストラップも2本にパワーアップしてずり上がり、喰い込みを防いでいます。肩関節全体を適度に圧迫し運動や活動時の使い勝手は良好です。実際には、動いてるうちにどうしても患部の肩部分がずりあがってきますし、脇の下のストラップも他社製品に比べるとずれ上がりにくいのですが、どうしても長時間経つと上にずれてきて食い込んで痛くなるので、僕が使用する際には脇の下のストラップの下側と肩の上腕側の下端をそれぞれキネシオテープで皮膚に固定しています。 コストパフォーマンスの良さ、スポーツ時の適度なサポート感からはあると便利です。左右別専用設計なので間違えないように。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【サポーター 肩】D&M ラインサポーター #1001
価格:3499円(税込、送料別) (2016/12/11時点)



<腱板断裂、インピンジメント、50肩など故障した肩や手術後の肩を抱えながら、日常生活を送るための快適な肩サポーター>

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次は、整形外科装具専門メーカーのダイヤ工業製のメッシュアップショルダー。この製品は、非常に薄いネット生地をベースに伸縮部分と非伸縮パーツを組み合わせて、肩関節の手術後や痛む方関節を保護しながら生活する上で日常使用が可能な優れた肩サポーターです。腕周り、たすきがけのストラップ部分がそれぞれベルクロで自在に調整可能で、ストラップ部分は別パーツとなっているので調整の幅が広くしっかりフィットさせることが出来ます。肩峰部分と上腕部分は非伸縮性のパーツをベルクロで引き上げる様に固定出来るため、上腕部分の重さをサポートして上腕骨の骨頭部分を適正な位置に保持できる仕組みです。痛めた方の腕を腰に手を当てる感じに、やや肩を開く感じにして、上腕のストラップを肩峰部分にベルクロで止めることで、自在にサポートの方向や強度を変えることが出来ます。また、問題の脇の下のストラップも幅広い滑り止めの生地がついたもので、丸まって食い込むこともなく、丸まりやすい部位に補強用の生地をベルクロで固定できる細やかな配慮もされており、まさに考え尽くされた製品です。 スポーツ時に使うというよりは、ちゃんと固定サポートして日常生活や仕事をするというイメージの製品。必要最小限のパーツ構成でフルに機能を発揮するので、市販されている肩サポーターの中では夏場でも無理なく装着できる唯一の製品と言えます。こちらは、左右共通構造です。

<故障した肩を抱えながらアクティブにスポーツするためのサポーター>
メッシュアップショルダーが痛めた肩を保護しサポートするためのものだとすると、こちらは固定というよりも、より積極的に肩関節の動きをサポートすることを目的としたサポーターがこのショルダーアクション。 メッシュアップショルダーで培った高度な技術を注ぎ込み、いかに肩を動かすかを考慮した製品。
装着の仕方により様々な方向への効果を発揮!その分、使用者がきちんと自分の肩の状態にあった装着をすることが大事。
まず、大切なのが上腕周りのベルクロを固定するときに、腕をちゃんと水平に挙げて、ハーイと挨拶するときのように手のひらを前にして固定すること。 そして、肩峰へ上腕パーツを固定するときの肩の開く角度を調整すること。そして最後に、胸ストラップを肩甲骨が適正な位置を保持できるように胸を張る方向にテンションをかけて固定すること。この3点のサポートで効果を最大限に発揮します。 どうしても、肩を痛めている方は、肩や上腕が前に出てしまい、猫背の状態になってしまいます。この状態だと、腕を上げる際に、上腕骨骨頭の出っ張りが、肩峰に当たって腱板を挟み込んでしまい、激烈な痛みと炎症を起こしてしまいます。胸のストラップを胸を張るように固定することで、スムースかつ痛みの少ない肩の外転、挙上をサポートしてくれます。
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皮膚に負担のかかる上腕部分にはひじのサポーターをして保護しています。
後ろ側はこんな感じ。
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肩関節自体のサポート力は、メッシュアップショルダーの方が高いのですが、こちらのショルダーアクションはいかに痛めた肩を動かすか、、に焦点を絞っています。 こちらの脇の下のストラップは脇の下に食い込むことが避けられないたすき掛けではなく、テーピング同様の胸ベルトが横向きについているため、装着の安定性は群を抜いています。その反面、肩関節よりもむしろ、軽い肋骨骨折にも対応できるくらいに胸部の固定が強固に成っているので、暑苦しさは少しあります。


<肩サポーターは原則的に素肌に装着しなければならないけれども、、肌の負担や、洗濯を考えると、、やはりインナーが欲しい>

肩サポーターの効果を発揮させる上で、一番大切なのはズレないことです。胸のストラップ部分を始め、各製品ともズレを最小限にするための工夫を凝らしています。メッシュアップショルダー、ショルダーアクションとも、大事な部分にはスポンジ製のズレ止めの裏地を採用してとにかく肌に密着するようにしてますので、装着は素肌にすることが原則。しかしながら、実際のところは、その裏地が肌に負担となり結構かぶれることがありますし、汗をかくたびにサポーターが汗だくになるのも辛い訳でして。
一つの対策として、薄手のコンプレッションインナーの上に肩サポーターを装着する手があります。また、上腕のベルクロ固定部には腕の重みが全部かかるので想像以上の皮膚の負担がかかります。上腕部分の皮膚の障害やかぶれ予防には、上腕から肘の部分にあまり緊縛力の強くないウール製などの肘用ウールサポーターをしてから肩サポーターを装着すると、上腕部分のずれ上がりも防げますし、皮膚も痛めなくて済むという効果があります。







<日々のメンテに使うための保温用サポーター>
最後に、一番重要なことは保温です。特に、就眠時の布団からはみ出ている肩口、、この肩の冷えが実は大敵だったりします。 寝るときも肩あてなどを使って保温に努めましょう。 痛みが落ち着いてきて日常を取り戻したら、日々のメンテとして肩の保温に努めましょう。
日中は、保温効果が高くて、緊縛感の少ない保温用のサポーターがとても便利です。

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【サポーター 肩】D&M ウールサポーター #191
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それでは、皆様もお大事に!!
<これまでの肩の痛みとの戦いの記録はこちら>

初めて肩への注射(肩峰下滑液包)へ注射された時の日記

肩の脱臼や、40肩で苦しんだ時に愛用していたテーピングテープの比較検討結果

初めての肩脱臼の時に使用していた装具の説明


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June 05, 2015

作家 加納朋子さんが記した一線を画す急性骨髄性白血病の闘病記

多くの癌が、共存を前提に語られることが多くなった現在においても、なお、強烈な負のイメージを拭う事の出来ない病、、白血病。その罹患率10万人あたり6.3人。
これまでも、多くの闘病記や、患者さんご本人のネット上のブログなどが記され、この白血病と向き合わざるを得なくなったご本人やその方に関わる多くの方の関心を集めています。闘病記に良いも悪いもあるはずもありませんが、これまでやむをやまれず多くの白血病にまつわる闘病記を読ませていただいていた私が注目していた白血病闘病記があります。
患者でかつ書き手になった方は、急性骨髄性白血病に突如として見舞われた著名な小説家、加納朋子さんです。
普段小説をあまり読まない私でさえ、”7人の敵がいる”や映画化された”ささらさや”などの彼女の作品は知っています。それだけに、彼女がこれだけの大病を患っていた事にも衝撃を受けました。さらにその”無菌病棟より愛をこめて”と題された闘病記を読んで、白血病と向き合う患者さんやそのご家族、そして其の方々をサポートする看護師、医師など医療者にとっても、資するものがある作品だと思いました。 おなじ病気、同じ中心静脈カテーテルの挿入、つらい骨髄検査、寛解導入療法等、、巡る風景はおなじでも、切り口や視点や語り口が異なると、また違ったものが見えて来る訳でして、、淡々と、でもなぜかおかしく、軽妙だったり、、やはり職業人なんだなと。つらい病、体験や感情を共有することで少し前向きになれることもありますよね。

こちらは電子版

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January 15, 2015

むちうちでもスノボがしたい!そんなとき最適なおしゃれで痛々しく無い頚椎カラー

度重なる逆エッジでの転倒や、キッカーでのクラッシュなど、スノーボードでのダメージは何より首に来ます。
ほとんどむち打ち状態でも止められないのがスノボの楽しさ。 しかしながら、首は脳と体を繋ぐ脊髄の通り道でもあり、万が一ほんとに損傷すれば一生の麻痺や死亡に繋がる重要な部分。
激しくクラッシュした翌日、頚椎に激しい痛みや、手足の痺れ等を感じたら、すぐさま整形外科を受診することが大切です。 そんな大事に至らないまでも、むち打ちに近い状態で殆ど回らない首で日常生活をこなすのは至難の業、そんなときは、一時的な頚椎の安静をはかることが大切。
頚椎に不安のあるスノーボーダーにとって、頚椎の安静をはかる頚椎カラーは大きな味方です。 首のコルセット(頚椎カラー)には固定力の強いハードカラーと、安静と保温を目的にしたつけ心地の柔らかいソフトカラーがありますが、むち打ち程度のスノボ愛好家には短期間のソフトカラーが最適です。 
しかしながら、通常病院で処方されたり、市販されている頚椎カラーは、はっきりいって見た目が痛々しすぎるのが難点でした。 もっと、自然な違和感のないデザインの頚椎ソフトカラーがあれば、、という要望は非常に多かったわけですが、ようやく、日常生活の場でもゲレンデでも違和感の少ないデザインのソフトカラーが手に入るようになりました。  ボーダー柄のシックなデザインでゲレンデで装着しててもネックウォーマーみたいで目立ちません。
開発製作は、医療用装具の専門企業であるダイア工業なので信頼性もピカイチ。 クラッシュ後の辛いむち打ち状態の首に、ゆるく巻いてあごを乗せて頭部の重みを逃してあげましょう。寝る時にゆるく付けておくのも効果的ですが、決してキツく巻いたり、長期間装着すると目眩や首の痛み、肩こり、血栓症などの合併症を来す恐れがあるので避けましょう。 改善しない痛みや痺れがある場合にはすぐに整形外科を受診することが大切です。
多くの方が待ちこがれた製品だけに、はやくも品薄になっています。

ちなみに今までお世話になった頚椎カラーの装着レポートは固定力の弱い順に以下の通り。



ドルフソフト3号と4号 医療装具メーカーの竹虎製で、とにかく装着感に優れています。軽症や慢性の症状なら、むち打ちや寝違え、頚椎症などの辛い症状に保温と軽い固定を兼ねて日常シーンで使用するのに最適。カバーもついて清潔です。固定力は弱い代わりに、装着感が良くてあご周りが痛くならない。長期に付けなくてはならなかったり、重症じゃなくて、ぎっくり首などの軽症ではじめて頚椎カラーを付けるような方にはお勧め。4号は5枚セットで色も落ち着いていて目立たないので慢性の首の悩みを抱えている方にはお勧め。



カラーキーパー:こちらも専門メーカーのシグマックス社製のソフトカラー。水戸で頚椎症が悪化して病院に運ばれた時に付けられたのがこれ。 ポリネックライト同様ソフトカラーだけれども、心材がややしっかりとしていて尚かつ、薄手なのでシルエットがスリム。固定力はドルフソフト3、4号よりも少しあり。これも付け易いしソフトカラーの中では涼しい方(笑)。

ポリネックソフト: これも、バイク事故の際に病院で処方されたもの、ポリネックライトとの違いは、あご受けの部分に樹脂製のプレートが入っていて、ソフトカラーの中では固定力が強め。面ファスナーで固定されている樹脂プレートの位置を調整することで多少のカラーの高さ調整が可能。さらには、長期連日装着をやむなくされる頚椎症、ヘルニア患者にとって有り難いのは、首受け部分のカバーが取り外し可能で洗濯出来るという優れもの。装着感も快適だけれども、それらの機能がついているのでカラー本体が大きめでいまいちスマートさに欠けるのが難点。でも、本気で長期連続装着しなきゃのときは、たよりになる製品。
ドルフソフト0、、医療装具メーカーの竹虎製。ソフトカラーの中では固定力、装着感共に非常に優れています。 前後分割式なので、脱着が容易でまじで首がつらいときに悲鳴をあげながらカラーを巻いたり取ったりしなくて済みます。また、前後を逆にすることで、首の角度も調整可能です。カバーがついていて長期間使用にも耐え、色も落ち着いていてストレスが少ないです。長期にしっかり使うためのソフトカラーの中では、これがピカイチかもしれません。
カラーキーパーme : 夏場のソフトカラーの暑さに辟易して主治医に処方してもらったのがこれ。 その名の通り、メッシュ素材となっていて、夏でも蒸れずに快適。 ハードカラーなので、固定力も強力だけれども、高さの調整幅が大きく、あご受けの素材も進化していて装着感も良好、、とはいってもソフトカラーとはやはり違いますが。はっきりいって、通年これさえあればなんとか生きて行けるという頚椎症、頚椎ヘルニア持ちにとっては欠かせない優れもの。
キュールカラー: これも医療装具メーカーのダイヤ工業製のメッシュ素材のカラー。色が黒なので、目立たずコーディネートを崩さずに済むという優れもの。安価で、造りも最小限なのであご受け部分のクッションも十分とは言えず、高さの調整も出来ない。そのかわり、コンパクトに畳めて、旅先にも持って行けるので首を痛めて、出張に行かなきゃ、とか今日はお出かけなのにカラーが外せない状態なんてときのお守りには最適。緊急避難的な短期間使用が前提のモバイルカラー。

フィラデルフィアカラー: 僕の20代の頚椎ヘルニア極期を乗り越えるために装具屋さんに作ってもらったのがこの、フィラデルフィアカラー。完全オーダーメイドなので当然市販はなし。横方向の制動はさほどではないが、上下動の制動は確実で、これでかなり助かったというほろ苦い思いで。 これを装着しなきゃなくらいなときは、入院硬膜外ブロックもしくは自宅療養モードの場合が多し。

頚椎症でもヘルニアでも、手術のタイミングをリスクと掛け合わせて逃さないようにする必要があるし、頚椎カラーも、長期装用は筋萎縮、関節可動域制限、血栓症、めまい等弊害も多いため、主治医と良く相談してあくまで症状の強いときに対症的に上手に利用する事が肝要。

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August 18, 2012

捻挫後、足首の剥離骨折の固定とリハビリと競技復帰に必要なサポーター装具はこれ!エバーステップからザムストまで

 捻挫や足首の剥離骨折の固定処置や装具療法には症状に応じたエクスエイド(旧名エバーステップ)等が使用されます。競技復帰時にはZAMSTザムストがよく使用されます。 整形外科医師専用に装具やギプスなどを開発供給している医療専門企業の日本シグマックス社の医療専門ブランドがシグマックス。その高度かつ専門的な技術をスポーツ障害に悩む一般のアスリート向けに供給しているのがザムストブランドです。 捻挫は、簡単に言えば関節を繋ぐ靭帯の一部もしくは全部がテンションに絶え切れず断裂してしまった状態。 ときには足首の剥離骨折を伴う事もあります。 足首の捻挫なら、内側に捻ってしまった内反捻挫(外くるぶしが痛む)と、滅多に無いがサッカーなどのコンタクトスポーツでたまに起こる足首を外側に捻ってしまう外反捻挫(うちくるぶしを痛める)の二種類があります。
 単なる捻挫で終わる内反捻挫に対して、外反捻挫の場合は靭帯が3本程強固に付いている側なので捻挫するとなれば靭帯が引っ張られて切れるよりも先に靭帯が骨に付着している部分が絶え切れずに骨が靭帯に引っ張られて剥がれてしまう剥離骨折を伴う確率が高いことに注意が必要です。 さらには、内反捻挫、外反捻挫とも、痛めた靭帯の断裂の程度により殆ど断裂しないで済んだ1度から、一部断裂した2度、そして完全に靭帯が切れて関節がぐらぐらになってしまった3度までの3タイプに分類されます。

1度の捻挫ならば、無理をすれば歩く事も出来るし、簡単なサポーター固定で1−2週間もすれば回復が期待出来ます。 一方、靭帯断裂を伴う2度となると、かなり内出血もするし腫れもつよく歩くのは難しくなります、、回復まではかなりしっかりした装具(エクスエイドアンクルなど)をつけて一ヶ月程度はかかるのを覚悟しなければなりません。 そして、靭帯が完全断裂した3度の捻挫はかなり重症でして、この場合は大体ギプス固定か手術などが必要になってしまいます。これは下手な骨折よりもかなり厄介でして、治るのには2−3ヶ月はかかりますしつらいつらいリハビリをしないと容易に再捻挫を繰り返し悲惨な状況になってしまうこともあります。

捻挫をした場合、すぐに湿布をして済ませてしまう方が多いのですが、一番大切なのは物理的に冷やす事!つまり、アイスノンや氷嚢、バケツに汲んだ氷水などで本当に冷やすことです。冷湿布では意味が無いのです。 捻挫してから直後の数時間はこのようにひたすら冷却することで、断裂し損傷した靭帯や軟部組織からの内出血や炎症を最低限に抑えることが出来ます。 十分に冷やしながら、腫れが酷くならないように軽く弾性包帯(大体の病院ではエラスコット弾性包帯を使用しています)

やサポーターで圧迫固定し、心臓の位置よりも高い位置に捻挫した足をあげて休みます。 

その後は、ひたすらサポーター、装具、ギプスで固定です。病院を受診すると、内反捻挫か外反捻挫、その重症度に応じて種類が分かれている捻挫専用の固定装具をはめられます。
1度の軽度の内反外反捻挫なら、ファシリエイドサポーター足首用(旧名エバーステップ1)を使います。
樹脂ステーを、左右付け替えて、右足左足両方に対応可能に進化しました。皆さんほとんどの場合、内反捻挫なのですが、その場合いためた足の内くるぶしにステーを挿入してください。

2度の中等症の内反捻挫の場合は、エクスエイドアンクル3を選択し装着します。これは、足首の内側に専用のステーが付いていて足首の内反を防ぐことが出来る装具です。

外反捻挫や剥離骨折を伴っている場合は、結構厄介で足首の装具、サポーターも対応しているものは限られています。 以下の二つは重症の捻挫後早期の厳重な固定、リハビリ、スポーツ復帰にも強力な助けになってくれます。
外反捻挫で2度の捻挫の場合や剥離骨折を伴う場合は足首の両側にステーを配置してあるエクスエイドアンクルFOが最適ですが、剥離骨折、外反捻挫や内反捻挫の3度の場合や外反捻挫の2度でも腫れが強い場合は患部にステーがあたって痛むので、より強固な固定が可能なエクスエイドアンクル6 が必要になります。


固定期間は症状により1−3週間。 固定期間が長いほど、関節の拘縮や筋肉の萎縮が進み、その後のリハビリが大変になってきますが無理は禁物です。

治った後も、競技復帰、練習復帰の前には適切なリハビリが欠かせません。 
捻挫した足首は、関節の位置感覚がずれていて、そのままだと変な角度で着地してしまい、また捻挫してしまうのです。そのため、スタビリティトレーナーやバランスボードというわざとぐらぐらする足板をつかって関節のバランス感覚を取り戻すリハビリが必要になります。


 また、固定で萎縮した筋力と関節の柔軟性を回復するために、床に広げたタオルを痛めた足の指でたぐり寄せる”タオルギャザー”というリハビリや、セラバンドというゴムをつかった筋力トレーニングが欠かせません。 セラバンドは、色ごとに強度が異なっているため、あらかじめ各色セットになっているものがお勧めです。弱いテンションから始めて徐々に強度のつよいバンドに替えて行きましょう。
セラバンドループ・L 赤(ミディアム)

セラバンドループ・L 赤(ミディアム)
価格:630円(税込、送料別)


もちろん、競技復帰時にはザムストなどのサポーターやキネシオなどのテーピングで患部をサポートすることを忘れずに。 捻挫からのスポーツ復帰の際に頼りになるのが、医療用装具の専門メーカーである日本シグマックスが、医療用サポーターの技術をスポーツ用にフィードバックして製作している ”ZAMST ザムスト”ブランドのスポーツ用サポーター。 捻挫の種類や競技に応じて4種類程のラインアップでアスリートを支えてくれます。

こちらのザムストFA1(ZAMST FA1)は、足首の自由度が大切なサッカーやフットサルに最適な、可動性や薄さを考慮したタイプです。 また、バスケットボールなど、編み上げのシューズを履く際にも違和感無く捻挫予防に使用可能です。

通常の内反捻挫後の競技復帰や、試合や練習中の捻挫予防にはこちらのさらにリニューアルされ動き安さを重視したZAMST A1ショートもしくは、より固定力のあるザムストA1(ZAMST A1)がお勧めです。左右それぞれ専用設計なのでご注意を。



送料480円ZAMST 足首用サポーター A1 3708 05P05Sep15

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価格:5,940円(税込、送料別)

そして、まだ腫れや痛みが強かったり、重症な捻挫、外反捻挫、骨折を伴う捻挫でスポーツ復帰に際して十分な固定が必要な場合は、こちらのザムストA2DXが必要になります。これは無敵です。

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さらに、捻挫や骨折後、十分リハビリも済んでスポーツ復帰も無事に進み、従来のパフォーマンスを取り戻しつつあるけれども、どうしても不安が残るという場合に、気楽に患部をサポート出来るまさに理想的な新発想のサポーターがZAMSTで開発されました。その名もフィルミスタアンクル。文字通り、従来のサポーターとはまったくことなる究極の薄さとサポート力を両立させて、付けている事も感じさせないサポーターです。 大人気で売り切れ続出。早めの入手をお勧めします。



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March 19, 2012

肋骨骨折二回目、一週間後

インラインスケートのフェンスがめり込んだ、我が右脇腹。
しばらくの間呼吸が止まり、激痛が込み上げるも、そこは平均的日本人の私。
周囲の視線を集めないように、何事も無かったように靴を脱ぎ、楽しかったねーと
リンクを後にしたのが一週間前の事。 右第8、9肋骨骨折、、呼吸をするのも、笑うのも、横になるのも、寝返りを打つのも難しくなり、なんとか平静を装いながらの一週間。 
日中の痛みはかなり引いてきたものの、歩けば響くし、横になったら最後、起き上がれないし寝返りもキツい状態は続く。 しかし、なによりも恐るべきは、不意の咳、、さらにはくしゃみである。 急激な胸郭の収縮に伴い急上昇する胸腔内圧と、強烈な肋骨の運動をともなうくしゃみや咳は、肋骨骨折患者にとっては、まさに鬼門といえる。 こればかりは、テーピングで厳重にカバーしていても、バストバンドで肋骨を固定していても、太刀打ち出来ない激痛なのである。
不意に、くしゃみでもしようものなら、あまりの激痛に意識が飛ぶのである、、。できれば、くしゃみも咳もせず、ようやく炎症の収まりつつ在る、連続性を失った我が肋骨には安静、安息をあたえてやりたい、、そうおもうのもつかの間、、周りを見れば、みな、ごほごほ、げほげほ!と痰からみのしつこい咳に取り憑かれた方達ばかり、、うーむ、この風邪をもらい、咳が止まらなくなったとしたら、死んじゃうんじゃないかな、、僕。 なんとか、体調管理に気をつけて、風邪をひかないようにあともう少し、切り抜けて行きたいところ。

肋骨骨折の味方!肋骨コルセットの正しい着用の仕方はこちら!

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March 11, 2012

肋骨骨折二回目!この1年平穏だったのにねー

本日、3年振り二回目の肋骨骨折を喰らいました。 右第8ー9肋骨逝きました。
昨年3月の震災後、バイクにも乗れず、渓流にも磯釣りにも行けず、、結果として、
アスファルトに高速で投げ出される事も、200Kg超の鉄の塊が足首をつぶす事も、足を滑らせて日本海のテトラ帯に落ちる事もなかったこの一年。 当然、大した外傷を負う事も無く、それはそれはとても健やかな日々が続いていた訳で。  ま、しかし、、このところの運動不足も祟り、運動神経も切れてるんじゃないかぐらいの体たらくのなか、来るべくして人生8度目の骨折りはやってきました。

震災から1年、、相変わらず屋外活動ははばかれる生活環境の中、せめてもの運動の機会をと、休日子ども達を連れて、屋内運動施設へ、、滞在も5時間を過ぎて身体も暖まった頃、日頃の運動不足を解消すべく、インラインスケートのリンクへいざ参戦。 結構、スケート系は久しぶりながら良く滑れるもので、気持ちよくハイスピードで周回を重ねた後、そろそろ上がろうとしたのですが、、初めてのインラインスケート、、アイススケートとなんら違いは無いのですが、唯一エッジを効かせて止まるという動作は無理っぽく、どうやって減速停止するものか思いつきません。 いい加減だらしない大人な僕は、なんだかめんどくさくなって、リンク周囲のフェンスに向かって行きました、さらにめんどくさくなって、手を出す事もしなかった僕は、右の下部胸壁をフェンスの上端にしたたかに打ち付けることで、めでたく停止に至ったのです。 

思いのほか、大きい衝撃にすこしビックリしたものの、ま、そんなにヤワじゃないだろ、僕の胸壁、、と根拠のない自信をもってリンクを後にしたものの、やはり、かなりヤワだったようで、2009年と同様の息吸えない、笑えない、くしゃみすると意識が遠のくという状態に陥った訳です。 前回の肋骨骨折の時とは違って、すでに体験済みというか、ちょっと慣れたというか、痛いは痛いものの、ま、、二週間耐えようという覚悟もスムースで、またしてものアドフィード80の外用とバストバンド(肋骨固定帯 リブバンド)装着でしばらく隠匿生活を続ける予定です。



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December 20, 2011

風邪3連発 クラビット デカ過ぎますがな

ライブ直前にひいたのど風邪は、ライブ当日に出たアドレナリンのせいか翌日に良くなったのに、週末開けには今度はお腹の風邪(流行の胃腸炎)にかかり、職場でダウンの憂き目に、、。そして、点滴とナウゼリンの内服で副交感神経優位な日々からようやく脱却したのもつかの間、こんどは何やらふたたびのどがヒリヒリ、そしてかつて無い程に止まらない咳。  フロアの業務の30−40%は相手とお話することが大切なのだけれども、声はかすれてケンケンのよう、、。 今流行のマイコプラズマか、、クラビットを頑張って三日間飲んでみるも、改善無し、、ってか、いまどきのクラビット  デカ過ぎ!!一回500mgだって、、かつての100mg3回の時代は一体なんだったんだか? 日本における抗生剤の用法ってほんと適当。 ま、真っ当な用法にようやく近づいただけの話なんだけれども。
でも、効かず、、ジスロマックに変更、、三日飲めばなんとかなるかもというこの薬はずぼらな僕には結構相性がいいのだけれども、さて、、どうなることやら。

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