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September 2006

September 25, 2006

産まれた!!ミドリガメの産卵に関する一考察

臨月をすぎすくすくと胎内で育つ我らが第4子。
実家にてスタンバイ準備を整えるイナ妻も、いつもの事ながらの展開に半ばあきらめ顔。そんなこんなでここ数日の間、僕は結婚出来ない男よろしく、優雅なにわか独身貴族、、、。
仕事を終え、TSUTAYAでDVDを物色し、近所の蕎麦屋で夕食を済ませて帰宅した僕を迎えたのはいつも通りにエサをせがんで水槽にせり上がろうとする亀吉君であった。
満3歳を迎えるであろうこの巨大化したミドリガメは、金魚を丸呑みする程にたくましく成長。餌やりや水換えもなかなか大変なのであった。そんな、手間はかかれど、まあそこそこ愛嬌もある亀吉君にエサをやりふと水槽の底に目をやると、そこには8ヶ程のウズラの卵が沈んでいる、、、、だれだい、亀吉はゆで卵なんぞ食べないのに、、、やれやれ、と回収しようとした瞬間、なんとなく不気味な予感が僕の心を駆け巡った、、、、。この卵、、、何の卵なんだろう、、ほんとにうずらなのか?サイズ的にはウズラの卵、、、だけども真っ白でなんだか妙に長細い、、、ま、、まさか!おそるおそる手に取ってみると、それは殻をむいたウズラの卵、、、ではなく、まぎれも無い完成品の卵だ、、、こいつ、産卵したのか?亀吉は女だったのか?
いや、それ以上に、亀が卵を産む事はしっているもののほんとに自分の亀が産卵するなんて、衝撃をとおりこして少し怖い。
亀の卵、、、水槽の底にゆらゆらと揺れる8つのそれは、そのまま水中にあってよいものなのだろうか?それとも砂に埋めるべきか?暖める?
まったく基礎知識がないのである、、、でも究極的には無精卵なんだよね、やっぱり。

リンク: らくだ御殿|カメ.

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September 07, 2006

鉄拳:阪本順治

あの、阪本順治監督の”どついたるねん”につづくボクシング素材の作品。
阪本順治監督といえば、かつて観た金大中拉致誘拐事件の真相(?)を胃が痛くなるような緊張感たっぷりの映像で描いた”KT”のとても骨太なイメージがあった。

本作”鉄拳”は、若くして才能を見い出されながらも不慮の事故により拳を潰してしまった天才ボクサーの挫折と再生を描いたスポコンものというふれこみを鵜呑みにしたまま、観始まったのだが、なんともまあ、激しく僕の予想を超越するバイオレンスファンタジーであった。とにかく、男を描かせたら右に出るものがいないほどの阪本演出!!映像も、編集も、関西系独特の間も全てが噛み合って、むちゃくちゃカタストロフィック!!もう、ここまで気持ちよく素敵に予想を外される事もめずらしいのではないかと、そのどんどん気持ちよく箍をはずして疾走していくストーリー展開におもわずにんまりしどうしだった。 やっぱ、すげえや、阪本順治監督。


リンク: Amazon.co.jp: 鉄拳: DVD: 阪本順治,大和武士,菅原文太,桐島かれん.

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September 04, 2006

オープン・ウォーター − 映画作品紹介

オープンウォーター、、、
インディペンデント系の映画作品。
派手なCGもアクションもなくただ、淡々と大海原に取り残されたダイバー夫婦が鮫の餌になるまでを描く作品。
いやー、、、素で恐いねえ、、、絶対、ダイビングなんぞ出来なくなる、、本作。
先日のユナイテッドは飛行機に乗れなくなるし、最近映画を見る度に行動制限が増える自分、、。我が道を行く!!のもっとも端的なリスクを見事に描いたね、、ダイビングツアーの輪に入っていれば、あっけなく置き去りにされる事も無かっただろうに、、。時には徒党を組むのも大切、というかやっぱり孤独好きは辛い部分もあるね。
少しずつ鮫にかじられながらも、銀河鉄道の夜のあの逸話のように誰かの生命の糧となることを喜びをもって許容出来るのか、、答えは本作をみれば明らかで、真理として美しく正しい真実も、現実に照らしてみれば如何に机上の空論なのかが良く分かった。
ぼくだったら、餌になるまえに狂い死ぬことでしょう、、小さいな、、俺。


リンク: オープン・ウォーター .

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