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December 2007

December 29, 2007

12月第3週 鳥の海、松が浜漁港の釣果

水温は依然高め。根魚狙いも玉砕。アイナメも小さい。そもそもアタリが無い。晴天でポカポカ陽気、暫し防波堤に寝転んでお昼寝。 穂先の鈴はチリリともせず、まわりのおじさま連中もダメダメモード。見切りをつけて、6号線を南下し松が浜漁港へ、ここでも先客のおじさんがダメダメモード。結果、本日は今年最低の釣果。道すがら、初めて訪れた、亘理郡の阿武隈川河口では、投げ釣りの一群が、フルキャストを繰り返していた。一人のおじさんが、そのノウハウと魅力を熱っぽく語ってくれた。こうなると、釣りはスポーツになるが、僕の場合はやっぱり哲学である。使う身体も道具もまさに千差万別、釣りって、本当に奥深い。

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December 28, 2007

みえない雲 をみて思う事@原発立県

ドイツの静かな街が舞台、、、ある日近隣の原発が事故を起こし街に警報が流れるが、、、。

例によって原作は読んでいない。映画では主人公とそのボーイフレンドの絆があらたに織り込まれているようだが、本筋としても全く正当派の作品。被曝後の骨髄抑制の描写は淡々としていながら考証も過不足無く、血小板減少による皮膚の紫斑や、貧血による顔面蒼白、被曝による脱毛など真面目に描かれている。被爆者の抱える痛みが、単に放射線障害によるもののみならず、社会的な孤立や誤解、将来に渡って消える事の無い二次発癌の恐怖など非常に多面的なものであることが訴えられている。

個人的には、幼少の子供を抱える父親として、主人公の弟が避難の途中に自転車で坂道を下りあっけなく車にはねられて即死する場面が衝撃的であった。日常が非日常に移行するその瞬間をまざまざと見せつけられる。 国内のどんな交通安全ビデオよりも、教育的価値があると思う。

原発立県である我が県の住民はすべからく本作を鑑賞し、日々新聞の小さな記事に垂れ流されている原発の排液漏れをもっと注視すべきだと思う。 もっとも、電力の恩恵を受け続ける身として僕自身、原発反対という単純な立場にはなく、英知をつくし将来を見据えて第三の道を模索することこそが必要とされよう。

http://www.hico.jp/sakuhinn/7ma/mienai.htm

http://www.cqn.co.jp/mienaikumo/nuclear/index.html

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December 24, 2007

クリスマスのサンバレー那須

クリスマスのサンバレー那須
有馬記念から一夜あけて、子沢山のわが家は、一年ぶり二度目のサンバレー那須へ。 生憎の天気だったため、この選択は成功。 こころゆくまで、アトラクションプールと温泉を堪能し、これまたお約束のバイキングへ。 今回のプランは昨年の学得プランではなく、朝寝坊昼食付きプラン! 通常10じチェックアウトのところを11時でプールに入ったりしてのんびり。さらには、高原のテーブルでイタリアンと和食のバイキング、ピザは目の前で窯焼きするし、自分でトッピングしてつくるパフェもあるなどかなり充実。 子沢山のくたびれたお父さんお母さんにはかなりオススメかも。

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December 23, 2007

とったどー!有馬記念 2007 速報

一年に一レースだけの参戦で、ほぼ10年周期で万馬券をゲットしている有馬記念。今年は釣りに明け暮れた一年だったため、釣り用語を含む馬で大穴狙い! つまり、釣具メーカーのダイワ、今夢中になっているロックフィッシュ釣り、そして釣り糸が他人と絡んでしまうことを指すオマツリ。 このキーワードから万馬券を設定しマツリダゴッホとダイワスカーレットをチョイス!結果はまさにごちそうさまでした。やっぱ、有馬記念は楽しい。

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有馬記念 2007

年に一度だけのギャンブル日。 中山9R有馬記念。 釣りに明け暮れた、今年の総決算は、釣りに縁のある馬をチョイス。 すなわち、ダイワ、ロック等がキーワード。 資本に乏しい僕は当然、万馬券のみの大穴狙い! いなづま、義母、叔母も例年通り参戦!さて女神は微笑むか?

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December 21, 2007

ミッドナイトイーグル

本格派山岳サスペンスアクション巨篇!というコピーにはちょっと? でありました。 序盤のあまりにお気楽な銃撃シーンにのっけからかなり不安になりながらも、吉田栄作ら出演者の真摯な演技で辛うじて緊張感を保ち、アルマゲドンばりの自己犠牲生中継という力業でなんとか泣き所を確保していました。 土曜日の夜というのに、フォーラムの劇場内は僕を含め4人という寂しさ。 でも、楽しめましたよ。 山岳と言えば マークスの山 は凄かったなあ、、。

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December 15, 2007

大塚愛 侮れず!

拡声器片手になにやら脳神経がショートしているように、がなっていたのが唯一の印象だったのが2年前。 当然、一発屋だろうと、気にも掛けず、いつのまにやら2007年末。どっこい、大塚愛は活きていた。あれ?そういや、いつの間にか、僕も我が子も数曲口ずさめるようになっている。 作詞の妙に加えて、意外にもバラードで垣間見える、確かな表現力が彼女の武器だったりする事に気付いてしまった。 ただ、最近気になるのは、確実に落ち着きが出てビミョーにオバサン化が進んでいること。YUIの初ライヴDVD買うついでに間違ってDVDまで買ってしまった。 個人的にはCherishが一番のお気に入りだったりする。

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December 12, 2007

12月の女川 鰯、根魚、、そしてサーモン?

12月某日。 いよいよ釣りものも根魚に限定されて来たため、より適したシュチュエーションを求めていつもの鳥の海を越えてさらに北上。辿り着いたのは、女川、、リヤス式の海岸と可愛い漁港がたくさんあるところだ。 夕刻に到着し、さっそく情報収集。漁港前の釣り具屋さんで、話を聴くと、なんでもここ数年水温の上昇が原因なのか、釣れる魚のシーズンがかなり後ろへずれているとのこと。 とっくに根魚シーズンのはずが、漁港前ではサビキで鰯が上がっているらしい。 なんだか、とってもへんなのよねーとのことだった。 早速、漁港を歩いてみると、鰯が上がっている。 この寒いのにオキアミなんぞをあつかう根性は無い僕は、やっぱり根魚を狙おうと、小さな漁港の根を探り始めた。 ワーム片手のお兄さんは男鹿半島側から釣り歩いてきたらしいが、さっぱりとのこと。他のメンバーもかなりしょっぱい。 みな口々に水温が高いことを上げていた。 僕はといえば、地道にハゼ、ドンコ、ソイをゲット!まあ、夕食のおかずにはなりそう。

そろそろ上がろうかというところ、港手前の流れ込み近辺がかなり騒がしい、、見るとほぼ暗闇と化した水面に映る月光に照らされて、巨大な魚体がうねっている、、なんじゃありゃあ! ともかく、高鳴る動悸を抑えつつ、ミノーをキャストしてみると、これまで経験した事の無い引きが、、、数分の格闘の後、姿をみせたのは70cmを越える巨体。 これまで使った事の無い、タモに引き寄せてあげてみると、、、? これ?もしかしてサーモン?

一瞬にして、2007年夏の二十一浜での記憶が蘇った。夏休み、一関でヤマメ釣りを堪能した僕は、タックルを替えてそのまま海岸線を海釣りをしながら南下した。その途中で立ち寄った二十一浜という漁港では、メバル用のマイクロワームを付けたメバルジャックといううそのような仕掛けでアジが面白いように釣れたのだが、そのときとなりのおじちゃんがつぶやいた。”まだ、きてねえなあ、、、もうすぐ秋になるとシャケが遡上の途中でここにたくさん迷い込んでくるんだ、、、” 

なるほど、こいつは、遡上のために海から河口を目指している鮭なんだ。しかし、それにしてももう冬だというのに、聞いていた話とは随分時期がずれ込んでいる、、これも水温のせいなのだろうか?
つり上げた70cmを越える鮭は、魚というにはあまりに大きく、すでに動物の印象。ミノーをかじった傷口からは赤い血が流れ出ていて、悲しげな目で喘いでいる。 河川での捕獲や、海でも引っかけ釣りなどの漁法での捕獲は法規制されているが、そんなこととは別に、その痛ましい姿に、思わず心を大きく痛めてしまった。 やっとの思いで、河口付近まで辿り着き、これからふるさとを目指して遡上しようというところで、釣られてしまうなんてあまりに惨い。Syake

なんだか、とってもうつうつとしてしまった僕は、その鮭をリリース、、。途中ちょっとよろめいていたものの、ほどなく元気に泳ぎ出してくれて一安心。 海で普通に釣る分には問題ないのだろうけれども、ちょと僕には仕事がら荷が重すぎたようだ。 
しかし、なんだろう、、、鮭はだめで、ドンコは許せるのだろうか?僕の神経は一体どうなっているのだろう?釣ったからには、食べる!これが僕のポリシーだけれども、やっぱり、あれだけ大きいとなんとなく気の毒になってしまうのだ、、。なら、豚肉を喰うくせに、自らの手でバムセを刺し殺す事は時分には出来ないんだろうか?おそらく出来ないだろう、、それってちょっと卑怯じゃないか?

以前、学校の授業の一環として、豚をクラスで育て、育ったら屠殺して喰らう!ということを実践された方がいた。かなりの物議をかもしたであろう、その試みは、きっと子供達に日々食卓に上がる肉や魚などが如何に尊いものかを痛い程に突きつけたはずだ。 これって、大切な事なのだと思う。
いまや、魚も自らさばく事無く切り身で売られている、肉も同様、、、、飽食の時代にあって、食べ物に対する感謝の気持ち等かけらもない、、、学校でも家庭でも、”もったいないから残すな!!”とは言うが、それって全く本質が抜けている。 ”お金をはらって買って来たのだからもったいない、だから残すな!! 貧しい国では食べ物が無くて困っている、たべれてしあわせなのだから残すな!”とか、まったく違うと思えて来た。 君が食べるために、この動物は命を無くしたのだから、その責任は取るべきだろう、そういう事なんじゃ無いかと思う。 

一方、植物にしても、動物にしてもある一定空間内に生息出来る個体数には上限がある。植林後の間伐や、作物の間引きなどがそれにあたる。出生のコントロールも必要な場合があるのかも知れない。メダカも多めの個体を鉢にいれていても結局は淘汰されて一定数に落ち着く。
けっきょく、全体の生存のために、一定数が犠牲になることは自然の摂理としても不可欠な事だ。これはどうなんだろう、、、。 野生動物を保護したあげく、その動物が増えて食害が出て町が駆除をはじめるなんてばか騒ぎはこれまで幾度となく繰り返されて来たわけで。

要は、バランス、、、なんだろう。ともかく、吉野家で食べる朝の豚鮭定食の味が、ちょっと変わった気がしたこの数日でありました。

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December 09, 2007

星をかった日

星をかった日、、、本作のわずか16分程の尺の中に詰め込まれていたのは、植木鉢に植えられた惑星の種から少年の情熱を受け取って日々成長を続ける美しい地球型惑星の描写。霧吹きで水をかけると、引力が働いてやがて雲となり大気層が生まれた。やがて、雲から雨が降り出し、大陸と海が出来る。日々成長を続ける新しい惑星。
そして、現実から逃げ出した少年の成長。それぞれの成り行きを暗喩するように、少年は惑星を恩人の魔法使いに託し現実社会へと戻る。しばらくの時を経て、少年は惑星と再開を果たす。成長を遂げた惑星は、植木鉢を離れ、いよいよ60年周期の軌道に乗る時が来たのだ、、、次に合えるのは60年後、、。植木鉢から広い宇宙へ旅立つ惑星を前に、少年もまた自らの進むべき未来を心に刻むのであった。

ちびっ子4人、親二人、、、クライマックスを待たずして、恥ずかしながらも涙だだ漏れだったのは30歳もとっくに過ぎた親二人の方。ここで涙してはいかんと、必死にこらえる我らだったが、理屈ではなく、涙があふれて来た、、、。それは、僕らが自らの行く末を既に知ってしまっているからなのだと思う。 小学生のころみた銀河鉄道999のあるシーンで、旅人の集う場末の酒場で唄うたいの唄を聴いては涙する老年の旅人達をみて星野鉄郎がメーテルに問う、、”なぜ、あの人達はないているの?”  メーテルがそれにどう答えたのか記憶は持ち合わせていないが、きっとこの日、ジブリ美術館の土星座で、我がちびっ子たちはこれから旅立つ鉄郎で、そしてイナ妻と僕は居酒屋で涙する老齢の旅人であったのだと思う。  はっきりいって、この短編”星をかった日”は2時間を越える長尺のジブリ作品よりも、コンパクトなだけに凝縮されたメッセージと映像で激しく心に迫ってくる、、ぜひとも劇場公開して欲しいなーと勝手に思うところ。とはいえ、ここでしか見れないから、なおさら貴重なのかもしれないけれど、、12月後半までは上映されるみたい。 
いやあ、みごとにやられました。

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December 08, 2007

星をかった日 初冬のジブリ美術館にて

秋も終わりの日曜日。週末土日切符を利用して、かれこれ5年程行こうとして、かなわなかった三鷹の森ジブリ美術館を訪れた。我ら家族6人の中では”ジブリ館”との略称が専ら通用している。朝6時起きで7:04の阿武隈急行に乗って、福島から新幹線。10:00には、三鷹駅に到着。そこからシャトルバスで美術館へ。井の頭公園に隣接した外観は鮮やかに色付いた広葉樹の包まれ、内部も美しい。屋上にポツンと取り残されたロボット兵や、一階の人形を使ったアニメーションの展示は圧巻。 カフェ麦わら帽子も、多少の混雑はあるものの、親子六人という構成を駆使して、メニューをほぼ制覇! サンド、パスタ、ケーキ類のボリュームは十分で、いずれも小学生低学年なら少し手に余す程。あこがれのフルーツサンドもまさに憧れの出来ばえ。 ここで使われている、ストローは文字通り本物の麦わら、、なるほど。 館内巡りが一段落し、短編映画の上映へ。今日の上映は 星をかった日。 井上直久 原作の16分の短編。主人公の少年は管理社会から逃避しイバラードという異世界へ。そこで日々、土と戯れ野菜育てに励んでいたある日、少年は怪しげな商人から野菜と引き換えに星の種を買う。早速ポットに星の種を植えて懸命の世話を続ける少年だったが、、、。

リンク: ジブリ美術館ホームページ.Robo

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December 03, 2007

隼 冬眠 2008

昨年の暖冬は、冬眠せずに走り続けた 我が隼。 しかしながら、今シーズンは釣り車と化してしまったコペンのアクティブトップ同様に活性の低い状態のまま、、、電圧の落ちたバッテリーを充電したまでは良かったが、その後は音沙汰なし。おかげで、頚椎の状態はとてもよくて、上を向いて短時間うがいが出来る程だ。 さりとて、走りたい気分はむずむずくすぶっていて、釣りの帰りに仙台の南海部品でTecnicのライディングジャケットを新調していたりもする。 うー、身体がついて行ってないなあ。
餌釣りに、ルアー釣りに、子育てに、バイク、、、ほんとは音楽も、、、。やりたい事がたくさんあり過ぎる状態。理想の夏プランとしては、トラウトロッドを片手に、北海道へ隼で上陸!ライダーハウスやキャンプ場を巡りつつ、道すがら北海道のトラウトとルアーもしくはスプーンで格闘、、そして度の終盤で家族と合流して蝦夷のロックフェスで旅を締める。 まあ、本気出せば出来そうだけれども如何せん、スケジュールが読めないだけに、ゲリラ的ツアーになるのが難。 この12月、まだまだ隼は眠らせん!そう熱く思う今日この頃。

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December 02, 2007

バイオハザード3 そういやスプラッタだったね @品川

今日は品川プリンスシネマ。椅子の具合も上等。 そういや、ここは昨年も来たっけ。多分、岡田准一主演のFlyDaddy Fly を観た記憶がある。あの時はタイミング良く地元で見逃した本作品を幸運にも観ることが出来たのだ。 しかし、今回は残念ながらラインナップが芳しくない。やむなく、講演開始に間に合うバイオハザード3を観ることに。無駄を省きコンパクトにまとまっていてなかなか好印象。駄作のウルトラバイオレットとは大違い。もっとも、ゲームソフトからのスピンオフムービーということで何の期待も持ってなかったからなのだろうけれど。ただ、本作品がアクションものである以前にスプラッタものだったことを再確認させていただきました。

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December 01, 2007

エプソンアクアスタジアムの銀河鉄道999に乗ってみた。

999
ここは品川 エプソンアクアスタジアム。 イルカと触れ合える水族館やアミューズメント施設が併設されている。そこで見つけたのがこれ、銀河鉄道999ライド。 一回1000円の本アトラクションに挑戦!世界観溢れる導入部は全編CGによる新作カットで結構盛り上げてくれる。ここに限らず、花屋敷や栃木県や山形県にいたるまで、体感型シアターでの999の新作上映は数多い。しかも、それぞれの作品クオリティーはかなりのものだ。ならば、なおのこと、満を持して公開したはずの劇場版3作目が、あんな詐欺紛いのトホホなものになってしまったのか、今尚謎である。 まあ、それは置いといて、いよいよ乗車!結果、かなり激しい屋内型コースターであった。ただし、箱が狭いのでコースは短小!乗客の皆さんもかなり消化不良の様子でありました。

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