初めてのチュー?上腕二頭筋長頭腱炎になってみた。
上腕二頭筋長頭腱炎、、あんまり聞かない病名ではあるが、比較的若年で五十肩様のしつこい肩周囲の痛みがあって、尚かつ五十肩のような可動域制限を伴わない場合は、その可能性も考えておく必要があるみたい。
19歳の時にバイクで肩鎖関節を脱臼して以来、オーバースロースポーツが困難になった我が身。日常生活はなんとかこなせるも、腕立て伏せも焼けるような痛みのため出来なくなり、浪人生時代に受けた警察官Aの適性検査や、サークル参加の空手の昇段試験も断念せざるを得ないという、振り返れば結構不遇な我が身であった。 そんな、こんなでも、まじめな試験や競技パフォーマンスは別として多少の痛みは仕方ないながらも、音楽活動やら野外活動やらの課外活動にかけては特段不自由なくすごせたのも30代前半まで。
壊れた肩はどういう訳か立っている時よりも横になって垂直方向の重力フリーになると痛みが激しくなり、睡眠まで妨げられるようになってきた。また、フットサルはともかく、ルアーフィッシングだのなんだの、課外活動の質まで大幅にスポイルされるようになったのが38歳の終わり頃。 そう、、これがいわゆる四十肩?。なんだか、めっきり大人になった気分で、ただひたすら春を待った訳だが、一向に回復の兆しは無い。 病院大大嫌いの僕もたまらず、医療機関を受診。MRI含めた精査の結果、どうやら四十肩ではないのだという、、20代で幾度か部分断裂した腱板もちゃんと保たれているらしいし石灰化もなし。19歳の事故以来、特に肩関節に関してはリハビリも絶やさず、筋力の保持に努めて来たつもりであったけれども、結果、上腕二頭筋長頭腱炎、棘状筋炎なんだそうな。肩関節障害といえば、注射、、、のイメージ。各種NSAIDS, テーピングもろもろを駆使してなんとか侵襲的治療への移行を阻まんと苦闘するも、結果、胃はよわく痛み止めを受け付けない、皮膚は弱く水ぶくれの方が辛い。ひと月踏ん張っていよいよギブアップ!
泣く泣く、常套手段の関節腔内(今回は肩峰下滑液包)への注射の運びに、、。自慢でもなく、注射大嫌いの自分。あらかじめ、倒れてしまうかもですと、申告のうえ泣き顔で我がもち肌を貫いて細い針が関節の中に進んで行くのを耐えていました。結論としては、思ったよりは痛くない、、でもやっぱり怖い。 はあ、ついに肩関節腔内に注射なんて、大人になったというか一挙にお年寄りに近づいた春の一日でした。
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