終の住処は幻想に過ぎず、、、2009年有馬記念玉砕!
月6万円の賃貸平屋建てに安住して、いつのまにやら10年近く。 出産、親の同居と家族が増える毎に賃貸家屋の形態は替えて来たものの、自家用車4台に大型バイク1台、子供達のちゃりんこ数台に同居家族が7人ともなると、いよいよ賃貸も限界となる。
勉強道具を散らかす子供達に、”ちゃんと片付けろ!”と怒号を飛ばしてみても、片付けるスペースは無い訳だから、彼らに整理整頓を強要する根拠すら見当たらない始末。
うーん、一族に資産家はおらず、土地、家屋ともゼロからの購入となると、一気に現実感が無くなる。車4台の駐車スペースだけ考慮しても、敷地面積は100坪超がどうしても必要だ。 核家族化が完成した現代の日本にあって、一般的な分譲土地は一区画40-60坪が常識。 2区画を買い占める財力なんてありはしない。 あーあ、誰か土地くれないかなーと夫婦で無い物ねだりの日々。 だいたい、この界隈では地価が坪あたり15万円程がなんとか生活しうる地域の相場であり、まじめに考えると土地だけで2000万円弱になる、その上家を建てるなんて無理無理。土地だけ買って、あとは各自、テント住まいにしようかなどとも本気で考える始末。 まあ、80万円くらいのキットハウスを8つ作るのもまあ良いかもしれないが、ガス水道、トイレ、電気等の敷設を考えれば、ばかばかしくなってくる。
やっぱり、家を持つのは無理なんだねー、、というのが結論。 そんな2009年の年末。 煮詰まった我が一族の居住環境改善を懸けて、ついにイナ妻が立ち上がった! 夢のステージは2009年有馬記念。彼女のプランは馬連5−15で1万円の一点買い。推定オッズは1700倍だからもし当れば、1700万円が転がり込む。 これを新居購入の頭金にしようという目論見だ。 おお!なんて大胆なプラン、、しかし、完璧と思われたイナ妻の万馬券プロジェクトも、レースは大本命のワンツーフィニッシュという、僕らが最も嫌う予定調和的な至極当たり前の着番に終わり、1700万円の夢は脆くも散った。 年末ジャンボを買いそびれたこの年の瀬、、マイホームの夢は遠く、初売りで新しいソロテントをゲットすべく思惑を巡らす、小市民の僕であった。
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