« 終の住処は幻想に過ぎず、、、2009年有馬記念玉砕! | Main | 家族そろってレイトショー、年の瀬はアバター3Dで締めくくろう »

December 30, 2009

インスタント沼 麻生久美子の真骨頂! すべての煮詰まった人達へ、、

インスタント沼 麻生久美子の真骨頂! すべての煮詰まった人達へ、、2010年の幕開けはこれで決まり!
このテレビ全盛期にあってあくまで映画にこだわり続け、映画のスクリーンを除けば、ほんの少しのCMと時効警察などのマニアックな作品以外ではなかなかお目にかかれない麻生久美子。 はかなげにも、とびきりキュートにも変幻自在の姿を見せてくれる麻生久美子好きは世に少なくないと思われるが、本作”インスタント沼”は冒頭からその魅力全開で展開して行く。
ともかく、スプーン10杯のミロと15mlの牛乳で作るしおしおミロなどの小ネタ満載で作品は一見無軌道に転がって行くが、その着地点は、終盤まで意味不明なタイトルと作品のいまひとつ的確とは言えないキャッチコピーも相まって、なかなかにメッセージ性の強いものとなっている。 白石美帆、風間杜夫、加瀬亮、温水洋一など脇を固める個性派俳優も存分にはじけていて、とにかく頭空っぽで、右斜め向きに人生を歩いている人ならきっとつぼにはまるであろう小ネタにくすくすわらいをこらえながら、最後には気分爽快という仕上がり。もっとも、最後のCGシーケンスには賛否両論あるのかもしれないけれど、まあ、よいだろう。 DVDのパッケージやキャッチコピーにだまされては行けません、このインスタント沼、気持ちダウンな時にも相当お勧めな秀作でした。

|

« 終の住処は幻想に過ぎず、、、2009年有馬記念玉砕! | Main | 家族そろってレイトショー、年の瀬はアバター3Dで締めくくろう »

映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference インスタント沼 麻生久美子の真骨頂! すべての煮詰まった人達へ、、:

« 終の住処は幻想に過ぎず、、、2009年有馬記念玉砕! | Main | 家族そろってレイトショー、年の瀬はアバター3Dで締めくくろう »