バンドスコアのコピーで思う事、、
36時間勤務の合間を縫って、所属バンド”鼻から牛乳”の課題曲のバンドスコアをせっせとコビーする宵の口。
うーん、コピー機の蓋を全開にして、用紙の淵に指紋を残しながら、”カジノドライブ”だの、”ルシアンヒルの上で”だのをせっせとコピー。なんだか、高校生に戻ったみたいだ、、、思うに、世のメディア媒体の電子化が進んだ今、結局会議だなんだって、コピーされて渡される資料の多い事、多い事、、。それらは、結局一瞥されればまだ良い方で、おそらく数分くらいでもじゃって捨てられるのが運命。ELLE GARDENの曲目をおよそコピーし終わった時点で紙切れとなり、真っ白なコピー用紙の束を、トレーに補充しながら、これら一枚一枚の紙の行く末に思いを馳せてみた。
無味乾燥な、会議資料をプリントされるもの。講演会のハンドアウトとして広く聴衆に配布されるもの。文献のPDFをプリントされるもの、、、、まあ、大切にされるものもあれば、速攻ゴミ箱行きってのも多いだろう。
そう考えると、いまコピーしているバンドスコアなんてものは、どうだろう、かなり感動的な役割ではないだろうか? コピー用紙に記された楽譜を、僕らメンバーはいつも大切に持ち歩いて、時間さえあればじっと見つめて練習を繰り返すのだ、、それも、へたっぴな僕らはかなりの長期間、大切に大切にその紙を持ち歩くはずだ、、。
人間一人一人が、生まれたての真っ白なコピー用紙だとするならば、そこに何が描かれるのかを選ぶことは叶わず、その行く末も千差万別、、、。ならば、僕は、スコアが良いなと思う。それで誰かがご機嫌な音楽を奏でてくれるのならば、僕としては本望だね。
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