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January 02, 2010

遥かなり小坂峠 カッパ王国入国への顛末

 大晦日の夜、アバター 3Dをレイトショーで堪能した我々は、そのまま稲荷神社へ足を向けた。 時刻は23時40分、、折からの大雪の中、早くも多くの参拝客がカウントダウン体勢をとって列をなしている。ちびっ子達にチョコバナナを与えながら、新年を静かに待つ。 遠くに見えるたき火が恋しくなったころ、何処からとも無くカウントダウンが始まった。 凛とした冷たい大気のなか家族揃って迎えた新年、早々に初詣を済ませて帰宅。 今夜は3Dの良い夢が観れるだろうか?
 明けて元旦の朝、、相変わらずやる気の無いテレビプログラムの中、子供達はエリンの特集を見続けている、、そう言えば昨年はメジャーを一日中垂れ流していたっけ、、。 初売りも、2日からの店舗が多く、元旦は寝正月、、、。それでも、ちょっぴり身を清めようということになり、先日発掘した弘法大師ゆかりの名湯、”やくせん”に向けて、我が一家は旅立った。小坂峠を越えて万蔵稲荷も越えて、、という道程だが、このファミリーカーであそこを越えて行くのはさすがにキツいだろうか? そう思う間もなく、我がファミリーカーは峠の序盤でスリップ開始、、あかん、あきらめて帰ろう、、とバックで坂を下ろうと思うものの、なんと、サイドブレーキを引いていてもなお、車体はゆっくりと滑り落ちて行く始末、、これはかなり怖い。かろうじて動きを止めた我がファミリーカーであったが、FFの宿命としての頭でっかちさと不思議な峠のバンクが相まって、バックでおり始めると何故かフロントが右に落ちて行く。 このままでは進もうが下ろうが車体は滑りながら道を塞ぐ形で真横になってしまうだろう。
 ファミリーカーの挙動はかなり厄介だなー、仕方なくガードレールに張り付くのを覚悟で、つるつるに磨かれた轍を抜けて道脇に僅かに残った新雪をトレースしながら坂をバックで下る。なんとか、無事に麓へ降りる事が出来たが、愛しの温泉への道は断たれてしまった。 白石ゆっぽにするか?しかし、結構渋滞していて、夕方のスケジュールがキツくなってしまう。緊急の家族会議の末、あまりに近すぎてあまりありがたみがないカッパ王国の国民となる事になった。 さて、カッパ王国、、相当な人出でたいそう繁盛! ただ、やっぱり暖かいお湯はなにものにも替え難いもので、一同みな極楽モードへ突入。まあ、幸せはすぐそこに有る、、まさにその通りであった。

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Comments

そんな車の挙動とかさ、
滑った時の対応とかさ、
やっぱり分かり頃に冬山行ったり、
野宿したり、無謀な経験は必要だったって事か?

そうそう、ウチのベーシストへプレゼントは
渡しておいたよ。
共同プレゼンターになりたければ
2000円下さい。

あ、お願いします。

Posted by: どどん | January 06, 2010 11:35 PM

そうそう、やぱりね、感が鈍ってるんだよ、、昔みたいに安達太良スキー場に通ったりしてた頃はさ、雪道の何たるかを学んでいて、限界も理解しているはずなのに、、ね。 センスが落ちているのだ、、今回、滑ってみて怖い思いして本心、良かったと思う、、本格的に事故ってからでは遅いしね。 そう言う訳で、やっぱり危機管理ってのは、実践無くしてはあり得んのだね、、この平和な日本はどうだ?? インフルエンザワクチンも同じ事をしている訳で、、ある程度の危険がなきゃ効果なんて無いのに、本邦の人々の多くはその根源的な法則すら理解していないみたい。 ワクチン打って、熱がでるなんて当たり前なんだけれどもね、、。

Posted by: ryu | January 07, 2010 06:16 PM

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