“無縁死”をどう考えるか
無縁死、、孤独死が増えているらしい。
なにも、核家族化が進んだ結果としての血縁者や家族が無い単身者だけの問題ではない。家族がいようとも、孤独死、無縁死は起きている。
自室のアパートでひっそりとミイラ化腐乱化している人、病院で残すべき言葉も無く死を待つ方々。 支援してくれる肉親が居ないと言う事は、それだけで生きる希望を見いだす事が困難になるという決定的な問題を孕んでいる。幾ばくかのリスクと苦労を賭して、医療者が回復への手がかりを模索するとき、一番大切なのがご本人の生への執着である。それが無ければ、すべてが徒労に終わるし、なによりご本人の意にそぐわない取り組みをする訳にもいかない。
子孫を残そうとしない方達も、望むと望まずとに関わらずいろんな事情で残せない方達も、そして身近に肉親がいながら、その関係を保持出来なかったがために孤独死を選ばざるを得ない方達、いろいろな事情があるけれども、決して看過出来ない問題となりつつあるのは確かだ。
すでに、そのとき当事者である自身はこの世を去っているのだからとか、誰かの涙などいらないとか、別に立派な葬儀など期待もしていないとか、適当に灰を海に巻いてくれればなどと、うそぶく意見も見かけるけれども、縁もゆかりもないのに手間ひまをかけて事後処理をし、お金をかけて火葬埋葬して下さる方々の苦労を思えば、それが如何に自分勝手な意見かは自ずと解ろうというもの。
どう生きるか?と同じくらいに、いやそれ以上にどう逝くのか?ということが大切なのでは無いかと思うが自身のプランは当然ながら何一つ持ち合わせていないのも事実である。
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