白石川水系 渓流釣果報告 2010年5月第4週
年券買っちゃってるし、、でも連日、月の輪グマに誰かしら襲われているニュースが流れているし、手足の指、、折れてるし、、とかなんとかで、いっこうに足の向かなかった渓流釣りだが、手指の骨折も仮骨が十分上がって来たタイミングで、重い腰を挙げて見る。 職場のリハスタッフに特別に作ってもらった最新式のシーネで骨折部を保護してテーピング、、これで、浮き岩を踏んで岩場に転げ落ちても、まあ、他の部分は折れるかもだけれども、いま折れているところは無事だろうという、あまり根拠の無い安心を支えに、白石川へ出発。 んで、しばらくスプーンを投げてみるのだけれども、先日の雨の影響か濁りがあり水量も多く、釣りにならない。 もう少し、小規模な渓流が良さそうと言う事で、弥次郎地区へ入渓。 いつもの風景と違い、大きく淵がえぐられて増水している、、、一方、かなりの確率でバイトがある実績ポイントも、反応無し。 なんだか、釣れる気がしない、、、まあ、このまま粘ったところで、またどっか怪我するのが目に見えている、、大人っぽく撤収。 渓流沿いで山菜拾いをしていた近所のおばちゃんとしばし談笑してみたり、、。 この宮城蔵王地区にも、管理釣り場が乱立しているけれども、それぞれに経営は成り立っているのだろうか? 管釣りデビューは未だ果たしてないけれども、別に否定する立場にも無い、、でもそれにしたって、これだけ奇麗な渓流が目の前にあってなお、渓流には目も向けず管理釣り場に足しげく通い積める人が多いのは、結局、安全性や利便性といる理由だけではないだろう。 シーズン初期の成魚、稚魚放流分を早々に釣り切ってしまえば、生命反応すら感じられない、昨今の渓流をみるにつけ、けっきょく漁協にお金をはらって放流魚を漁協管轄下の渓流という管理釣り場で釣らせてもらっているにすぎない我々は、管理釣り場に足しげく通う人達と比べても、なんら本質的な違いは見出せない訳で。 魚の住処を奪い、川の持つ浄化作用を奪い、清冽な流れを土砂の堆積で埋めてしまう昨今の護岸整備事業が如何に、全てを駄目にしているか、、すべての根源はそのあたりの稚拙な環境アセスメントにあるのかもしれない。
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