東京大震災、確実に来ると解ってるのだから観ない訳には、、東京マグニチュード8.0
現代の東京を突如として襲った直下型地震とその顛末を真面目にリアルに描いたアニメーション、それが東京マグニチュード8.0。お台場のロボット展に遊びに来ていた幼き姉弟が、親切なバイク便のおねえさんのサポートを受けながら余震におびえる過酷な震災の現場をくぐり抜けながら家路を辿るというのが、あらすじ。
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震災のリアルシュミレーションという体裁を保ちつつも、その実は多感な年頃の姉弟の心情の機微をうまく描き出しながら、姉弟そして家族の絆の大切さを訴える名作。 自ら兄や姉と言う立場でこれまで生きて来た全ての人々が、ある程度は身に覚えのあるエピソードだろうから、この物語には心をえぐられるに違いない。 最終の第五巻では、いよいよ家族との再会を果たしながらも、予想だにしなかった衝撃の真実が明らかになるという展開。 もっとも、40歳ともなれば、多少使い古された手法ではあるし冒頭からの展開で、すぐにオチは解ってしまうのだが、それでもなお、いやそうであって欲しくない、何かの間違いであって欲しいと願いつつストーリーを見守ることになる。 結果、ちょっぴり過剰とも言える、演出に見事にはまり60分で都合3回程、大泣きさせられた。 一緒にシリーズを通して観て来た10歳の長女は、必死に涙をこらえていたとの事、、やはり歳とともに涙腺が緩むんだろうか? まあ、仲の悪い兄弟、姉妹が居たならば、兄もしくは姉にぜひともみせてあげると良いだろう。効果は100%だと思う。
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