さらなる放射線被曝許容基準引上げへ、、誰のための基準なんだろ
福島の児童の放射線年間被曝量の限度を何の議論もないまま、子供達を避難させるのが面倒と言う理由だけで年間1ミリシーベルトから20倍の20ミリシーベルトへ引上げた文科省。 それに先だって、福島第一原子力発電所で事故処理にあたる作業員の被曝許容量もこれじゃ仕事にならんという理由で100ミリシーベルトから250ミリシーベルトへ改悪していたわけだけれども、国際社会や国内から事態の早期収拾を迫られた国は、作業員が自らの健康を顧みずに原発事故処理に専念出来るようにさらなる年間被曝量の上限をさらに引上げる気配らしい。
自分達は、遠く安全なところに居て、放射能は安全です! と訳の解らない主張を押し付けながら、福島市の子供達や原発で事態収拾にあたる作業員を意のままに被曝させ続けるこの国の管理者達。 人権侵害とも言えるべき乱暴な行為が公然と行われ続ける中、世論もそれほど動く訳でもない。 一体、誰をまもるための被曝量の基準なのだろうか? 公共の福祉の名の下に、危険に晒され続ける福島の児童と原発作業員、、、これって、ほんとにこのまんまでいいと、皆さん思っているのだろうか?
<作業員の被ばく線量、さらなる引き上げ検討>
福島第一原子力発電所事故の安定化に向け、政府が作業員の年間被ばく量の上限を、現在の250ミリシーベルトよりさらに上げることを検討していることがわかった。
原子力発電所の作業員に認められる放射線量の限度は年間100ミリシーベルトだが、今回の事故に限り、250ミリシーベルトまで引き上げられている。政府関係者によると、十分な作業員の数の確保が難しくなっていることや、原子炉建屋内の放射線量が高く、今回引き上げた250ミリシーベルトの上限では原子炉の安定化に向けたロードマップの実現に追いつかないことから、上限の引き上げを検討しているという。
国際基準では、緊急作業の場合は年間500ミリシーベルトまで認められているが、今後どこまで引き上げることになるのかは決まっていない。作業員の健康不安や世論の動向などを見据えながら、引き上げの時期や方法についても慎重に検討するという。
原子力発電所内部の作業は、労働環境の厳しさに加えて、技能と経験が必要とされるため、作業員の人数の確保が大きな課題となっている。 < 2011年4月18日 23:22 >
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