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April 10, 2011

東北関東大震災後の亘理荒浜 鳥の海 2011年4月 

 鳥の海温泉や釣り公園、きくしん釣り具店などの見慣れた景色は一変していた。2011年3月11日の大震災と津波被害から約一ヶ月。 海水の放射能汚染などの追い打ちもあり、東北一円の漁業は再起すらままならない状況。  家族連れや、友人等と足しげく通いつめた宮城県亘理の鳥の海も壊滅的な打撃を免れなかった。 Photo_2
その、美しい自然環境や、鳥の海温泉などのアメニティの良さに惚れ込んで、本気で荒浜近辺に居を構えようかと悩んでいたのが昨年の事。  当然、検討していた地域も津波に洗われてしまった。漁港やマリーナを臨んでほぼ平坦な町並みが続く荒間浜地区、、、Off時の相当の時間をこの海辺で過ごしていた僕は、たまたま体調不良のために、震災当時は足が遠のいていたのだけれど、実際、震災時に荒浜の漁港に居たとしたら、目指すべき高台は何処にもなく、唯一の可能性があるとすれば、地上五階建ての鳥の海温泉に駆け上るしかなかっただろう。Photo_3 
 津波に打ち抜かれ、店舗の向こうの風景が透けて見える釣具店や、家屋に乗り上げたままの乗り合い釣り船、、砂丘と化した鳥の海温泉を囲む広大な芝生の公園など、、被災の爪痕は大きい。 港では、打ち上げられた漁船をクレーンで海に戻す作業が続けられていた。 Photo_4Photo_5

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