神奈川の新茶からも、、低線量被曝が安全かどうかなんて議論は無意味、大事なのはそのリスクを本人が飲み込めるかどうか
安心安全ですと、原子力保安委員や行政が相変わらず捲し立てる中、福島から遥か遠く離れた神奈川県の新茶から基準値を上回る放射性セシウムが検出され、新茶の出荷が見合わせられ、回収が急がれる事態に至って、東京はおろか、日本全体が改めて福島原発事故による放射性物質汚染が単なる騒ぎ過ぎの他人事という認識が崩れ始めている。
安全かどうかという議論は、もはや問題ではなく、このような出荷停止問題が福島およびその近隣県にとどまらず、これが日本全体の問題である事があらためて突きつけられた格好である。 もっとも、3月16日に成層圏近くまで巻き上がった放射性物質は、すでにこの2ヶ月の間に地球を数周しているのだから、すでに東北とか関東とか西日本とかという問題では無いことを意外と日本人は知らなかったりする。 そもそも日本に降り注いで全国の地表で検出されているプルトニウムは、中国などから黄砂に紛れて海を渡って日本に舞い堕ちて来たものであるのに、爆発当初の福島原発事故に際して、原子力保安委員は、”プルトニウムは重いので、原発の敷地外から遠くに飛ぶ事はあり得ないから全く心配ない”なーんて、一見もっともらしい戯言で日本人をなだめているのだ。
しきい値もなく、被曝すればする程リスクを増す放射性物質による発癌に対して、我々付近住民にとって一番大切なのは、安全か安全ではないのか?について惑うことではない。 放射線被曝が以下に低線量であれ、決して安全ではないという確定的な結論は学術的にも歴史的にも常識であることを正しく認識した上で、それでも、そのリスクを飲み込んで福島という地で生活を続けるかどうかを行政の情報や判断に頼る事なく自身で決定していくことであろう。 すなわち、一家離散というリスク、経済的なリスクなど疎開や避難にまつわる様々なリスクを、低頻度ながらも起こりうる放射線被曝による将来的な健康被害リスクと天秤にかけて自分なりの将来設計を立て直す事に他ならない。 もちろん、その過程においては、自らの生活圏における被爆線量を出来るだけ低減させるための努力を続けることが大切であろう。 というわけで、学校のドブさらいに行って参ります。 あ、、、でも、東電さんまたやっちゃってる、、、燃料棒見事に全て露出!!ごめん、一号機の燃料棒破損なしと思い込んでたら、全部溶けて下に堕ちてましたってさ、、。 まったく、馬鹿馬鹿しい。 彼らの言葉を真に受けて安全性を議論する意味なんてもはやないよね。
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