低線量被曝から逃れて 福島の児童の週末の過ごし方、、週末毎のプチ避難もそろそろネタが尽きたようで、、
2011年3月の福島第一原発水素爆発から、3ヶ月、、、。福島市内の空間線量は1.3 uSV/hでうろうろ。 公園や植え込み、駐車場の地面や芝生、雨樋の下など時には20uSV/h以上の放射線量を示すHot spotが至る所に潜む環境において、子供達を安心して遊ばせる事はなかなか難しく、さらには将来的な福島市での教育、就労環境に対する不安は大きく、自身の周りでも経済事情や縁故者の有無によって福島市から転出可能な家庭や親子は、そのほとんどが他府県へ転出、転校し終えていて、我が子の通う幼稚園などではほぼ40%の生徒が退園し疎開を済ませているのが現状だ。 例えば、経済的に余裕があって、疎開しうる実家がしかるべきところにあって、さらには奥さんが専業主婦であれば、旦那だけを福島に残して子供達を安心な地域へ移す事が出来るわけだが、あいにく、全ての家庭がそう恵まれた条件に合致するわけではなく、やむなく福島で育児を続けざるを得ない家庭も多い。
刻一刻と低線量被曝を積み重ねる福島市内の子供達を抱える親達は、週末毎に少しでものびのびと地面の上で遊ばせたいと、山形や宮城など近郊へ出かけ続けている。 我が家も、事情はまったく同じで、子供達のストレス解消に、あちこちと出かけるようにしてはいるものの、いい加減、ネタも金も尽きてきた。
あづま運動公園と、みちのく湖畔公園と、米沢市内散策と、、会津はちょっと遠すぎるし、、あとは、逆説的にいわき市なんかもかなり低線量、、さて、今週はどうしようか、、と仕事を片付けながら頭をひねる。 家に向かう道すがら、幹線道路沿いを雨にうたれながら、ジャージ姿でジョギングする中学生男女、、部活なのだろうか? また次の日には、川沿いのグランドでサッカーの試合に興じるこれまた中学生達、、その土手上をジョギングする若い女性と坊主頭の野球少年。 アスファルト路面から土手に向かって歩くと一挙に線量は0.5uSV/hから1.5uSV/hへ跳ね上がる、、福島市の現状を知ってか知らずか無防備にジョギングやサッカーに興じる彼らの傍らでは僕の胸の高さに掲げた線量計が3.0uSV/hを示していた。 福島市の空間線量が1.3uSV/hrと言ったって、土壌の上では様子はまったく異なる、、さらには風が吹けばもっと凄い事になっている。 知らないって、強いなー、、いや、知ってて気にしない方々なのだろうか。もっとも、国がお墨付きで安全と謳っているのだから、気にしてマスクなんか付けてる方が異常ってことなんだろうけれども、地面から1cmで9uSV/hくらいの川沿いの公園の芝生の上で、小学校くらいの女の子二人が地面に座り込んでハムスターを遊ばせていたのを見てちょっと、心配になった。 ほんとに、そんなに無頓着で良いのだろうか、、少し疑問。
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