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July 12, 2011

カブトムシ

カブトムシ
東日本大震災から4ヶ月、、いい加減、世の中は平定に向かうかと淡い期待を持ちつつも、近隣のとある小学校では、この夏休みあけにも、通い慣れた学び舎を去る児童が20名あまりに達するとのこと。 メディアもいい加減、放射能被曝の恐怖を煽り続けるのに飽きたようで、今度は、手のひらを返したように幼い子を抱え、食材の吟味や避難を考える親達に対して、過剰反応だのヒステリーだのというレッテルを貼り始めた。 マッチポンプもいいところだが、今に始まった事ではないので、まあ捨て置こう。

そんなこんなで、皆が日常を取り戻せない中、自宅の物干し場では、衣装ケースの中でカブトムシ達が一挙に羽化を果たした。 我がバンドの亜音速ギタリストどどん氏の庭先で大量発生した、カブトムシの幼虫を貰ってきたのが震災の遥か昔の事。 世の中がどんなに揺らごうとも、衣装ケースの中の幼虫達は、ひたすら地道に命をつないで見事に羽化を果たしたのだ。 ぶれないって素敵だ。 さて、無味乾燥な福島の子供達の日常に、カブトムシ達は潤いをもたらしてくれるだろうか。Photo_2


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