ラジオの魔法?いつもの聞き慣れた曲がラジオから流れてくると、、、
随分昔に、CDをジャケ写買いして、夏の間中、目覚めの曲として聴きまくっていたスウェーデンの歌姫、メイヤの楽曲が、東北道をひた走る車中のラジオからふと流れてきました。
いつもiPodやカーステレオ、自宅のオーディオなんかで飽きる程聞き慣れたはずの曲が、ふとラジオから流れ始めた途端、普段とは全く違った曲に聴こえることが良くあります。 ラジオを通して流れてきたその聞き慣れた曲は、妙に新鮮で素敵な曲に聴こえてついつい聴き入ってしまうのがとても不思議です。
ラジオから流れてくる楽曲は、電波の特性上、低音と高音域がカットされ、中域が強調された独特のイコライジングで装飾されてしまうということも、普段と違った印象を与える一つの要因でしょう。 でも、決してそれだけではないような気がします、、きっと、一人で聴く音楽とは異なり、ラジオを通して聴こえてくるその曲は、いまその瞬間に、僕以外の遠く離れた他の誰かも様々な想いを胸に聴き入っている、、そんな、他者との繋がりを内包することで、非常に幅広く奥深いものになるのかもしれません。
ラジオから流れる楽曲、、それは、何気ない普通のポートレイトが、モノクロやセピア調に焼き直されただけで、にわかに芸術性を帯びていくような、そんな感じにも似ているのかもしれません。 僕以外の誰かが、この曲を選んでラジオに流している、、そう思うだけで、ワクワクするのかもしれません。 物事の本質は以外と、そのものの素性だけではなく、それを取り巻く様々な人や意思によって彩られているような気がするのでした。
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