線量計を持って鑑賞するガンダムUC ユニコーン
ここは福島市。気持ちのよいオフ日、新調した自転車で気持ちよく近くのサイクリングロードを流してみました。右手に線量計を持って、、。 松川と阿武隈川合流地点からコマレオプラザあたりまでは、地上1mで1.0uSV/hrとかなりハードな空間線量。 以降、保原まで大体0.5-0.9usv/hrで推移。 有り難う東電さん、、おかげで、たまのサイクリングもかなり刺激的になりましたよ。
除染の目処も立たず、てか無理だし、もう子ども達とこのサイクリングロードを自転車で走る事も無いのだろうね。 線量計のアラームを聴きながら帰宅、、いやな汗をかいてかなりブルーになったあと、なんだか予定調和な水戸黄門みたいな物語が観たくなって、選んだのがこの”ガンダムUC"ことガンダムユニコーン epi.1。 1stガンダム以降まともに観てないけれども、チラ観したかぎりではZだZZだ、XだのGだのWだのSeedだのOOだの、、いまいち煮え切らない、、。いいかげんガンダムという企画の再生産に食傷気味になっている30−40代は多いと思われるのだが、今回はキャラクターデザインも設定も1stガンダムを正当に引き継いでいて、舞台は"機動戦士ガンダム 逆襲のシャア"から3年後の宇宙世紀0096年。しかもストーリーにはローレライなど海戦もの小説などで有名な、福井晴敏を配し、かつてない緻密なドラマが繰り広げられる、、、はず。
OVA全7巻のうちの第一巻は、宇宙世紀の創世から、成長したザビ家の遺児であり、本作のヒロインでもあるミネバ. ザビと、主人公バナージ・リンクスが出会うまでを描いている。 毎度の事ながら民間人である主人公が如何にして、主役機であるガンダムに乗り込むことになるのか、、そのワンパターンな展開も、本作ではきちんとした伏線を張り、説得力を持たせている。 親子の邂逅も短時間ながら深く描かれている。 メカニックアクションの描写はかつて無い程の緻密さで、モビルスーツを操縦する際の描写は圧巻、また戦闘シーンも劇場版をはるかに凌ぐ描き込み具合である。 物語としての完成度と得られる興奮の度合いは、さすがにガンダム、、と唸らされるものがありました。 はっきり言って、本作だけ見ればガンダムは良いんじゃないか、、と、強く思うのでありますが、本作に鏤められた、角作品へのオマージュに、にやりとするためには、やはり過去作品の復習は必須なのかもしれません。
正直、戦闘シーンに関しては板野サーカスの遺伝子を引き継ぐマクロスシリーズが一歩先を行っていたものですが、本作においてはそれを遥かに越える作品になっています。
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