« May 2012 | Main | July 2012 »

June 2012

June 24, 2012

正気!?福島市議会、事実上の福島第一原発第5号機、6号機再稼働要請へ?。福島市議会 大飯原発再稼働に賛成表明!!

福島の地方紙に小ちゃく見つからないように載った衝撃の記事。
福島市議会が大飯原発再稼働反対決議を反対多数で否決したという衝撃の内容。
文脈がややこしいので、何が起きているか理解出来ない福島市民も多いのだろうが、
要するに、”福島市議会は大飯原発の再稼働に賛成!!します”
という強烈なメッセージを世界に発信しているのだ。 曲解すれば、福島市は福島第一原発第5号機、6号機の再稼働を推進していきますよ、、ということに他ならない。 これが、福島市民の代表たる市議会議員で決議されたのだから、事態は深刻だ。

福島県知事、福島市長はじめ、、うわっつらでは、原発反対!とか、福島の子供達を守るために努力しますなんてうそぶきながら、 肝心の市議会ではこの有様。
放射能汚染から一年余、、経済力や生活形態に余裕があって、福島から避難出来る世帯はだいたい、福島を去りました。 今、福島市に残っている子供達は、避難したくても出来ない世帯、そもそも心配していない世帯だけ。 放射能について語る事がもはやタブーとなってしまった福島市で、今も暮す子育て世帯は、親の都合で子供達を犠牲にしているという負い目に苦しみながら、涙ぐましい生活上の努力を重ねるか、親自身のつぶれそうな心を守るために、あえて放射能汚染という事実から目をそむけて、何事も無かったかのように振る舞って生きているのが現状。

そんな、なか唯一の希望は、行政の子育て支援だったり、食品の放射性物質管理だったり、除染だったりする訳ですが、”子供をまもろう!”なんて、いっている市の本音が”原発再稼働推進!”なんだと、わかった今、多くの市民はこれ以上福島に踏みとどまって子育てを続けるモチベーションを持ち続けられるのだろうか。 福島市民、、ここまで馬鹿にされて踏みつけられて、、、いよいよ限界なような。 福島市民として、今回の福島市議会の再稼働反対決議の否決はとても恥ずかしい。

民意を踏みにじったのは、どなた?
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/site/gikai/5444.html


福井・大飯原発:再稼働反対を否決 福島市議会、2票差で /福島
毎日新聞 2012年06月23日 地方版
福島市議会(定数38)は22日、関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機の再稼働に反対する決議案を反対多数で否決した。議会初日に社民、共産の市議7人が連名で提案。採決は無記名で行われ、賛成17、反対19で否決された。
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20120623ddlk07040124000c.html

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 21, 2012

タンタンの冒険 ユニコーン号のひみつ

ベルギーのこどもむけ漫画、、それが”タンタンの冒険旅行”。
だれしもが一度は目にした事があるであろう、その愛らしいキャラクターが、見事なCGアニメーションとして70年の時を越えてスクリーンに蘇った。

児童向け作品のやっつけCG作品化とは一線を画す、丁寧な仕事ぶりと手に汗握るアクションと抱腹絶倒のユーモラスな演出で、我が家のちびっ子もかなり楽しめた様子。 大人が観ても楽しいよ、、。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

ミレニアム ドラゴンタトゥーの女

ミレニアム ドラゴンタトゥーの女。
オリジナルは観ていないけれども、フォーラムで上映していたチラシをみて気になっていた作品。
このたび、めでたくハリウッドリメイクとなった本作を鑑賞してみた。

デュラララの首無しライダーよろしく、黒のレザージャケットに身を包みバイクで街を疾走する腕利き調査員のリリパット。 謎の疾走事件の真相を追う主人公にはダニエルグレイグ。 テンポがいいのか悪いのか?言う程サスペンスでもアクションでもミステリーでもなく地味な展開が続き、一応謎が解けて終了、、なんだけれども、あそこまでやっといてラストがかなり陳腐な印象。 なんだか勿体ない作品。 これは、オリジナルを観た方が絶対良さそうだね。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

June 18, 2012

八日目の蝉

先日、レンタル店で12歳の長女が観たいとつぶやいていた”八日目の蝉”。 
その時は、結局借りずにいたのだけれども、程なくイナ妻が偶然にも借りてきた”八日目の蝉”。
角田光代の原作はもちろん読んだ事はないのだけれども、映画の予告編等は何度か観ていて、
私が愛していた母は、私を誘拐した犯人でした、、という物語の骨格となるフレーズは知ってました。
基本的には、社会派サスペンス的なものなのかなーと、あまり食指が動かなかった訳ですが、程なく
自宅シアタールームでの上映開始。 ところが、一番先に観たいと言っていたはずの長女が意識不明となり、ほどなく中盤でイナ妻も昇天。 結局、べつに観る気もなかった父親である僕だけが、おいおいと泣かされて終了!

誘拐犯であり、仮の母となった永作博美と子ども役の演技に見事にやられました。また、幼なじみ役として登場する小池栄子も、かつてのグラビアアイドル的な肉体派演技から見事に脱却。 両者とも、素晴らしい役者さんになったもんだと、感慨しきり、、。 物語は、誘拐とか愛人関係とか、そんなことはどうでも良くて、まっすぐにストレートな母と子の物語、、そして母性の目覚めの物語でした。 映画では、まったくもって男性不在で、オトコの存在が完全に排除されているのも、メッセージ性にブレがなくて好感が持てます。 女性であること、新しい命を宿し母親になること、その純粋な尊さを、小豆島の美しい風景を背景にまっすぐに描いた本作、、とても好きな作品になりました。 男性でこれなんだから、女性がみたらまたいろいろな想いが沸き上がるんでしょうね。

【23%OFF!】八日目の蝉 特別版(DVD)

【23%OFF!】八日目の蝉 特別版(DVD)
価格:3,799円(税込、送料別)


【送料無料】八日目の蝉

【送料無料】八日目の蝉
価格:620円(税込、送料別)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« May 2012 | Main | July 2012 »