ここまで酷い、福島の手抜き除染の実態
除染と称して、集めた放射性廃棄物を、そのまま現場に廃棄している現状が指摘されて久しいが、ようやく、酷い手抜き除染の現状をメディアも報じ始めた。
<除染作業員証言>枝葉「その辺に」 洗浄「流しっぱなし」
毎日新聞 1月5日(土)15時4分配信
ここまで酷い!福島の手抜き除染の実態
当初から、費用対効果や元請けから孫請けに至る責任の所在の曖昧な発注、受注システムに疑問の声が多い、福島の除染。
今なお、避難出来ずに福島に留まらざるを得ない、子供達やその家族にとっても、また遠い避難地から帰郷を待ち望む福島の人達にとっても、悲願である故郷の除染。
しかし、遅々として進まない現状や、その施行の技術の稚拙さ、モラルのなさ、、そして何より、予算も人員も統率も取れず、ただ大手ゼネコンだけを潤すための、名ばかりの巨大な公共事業化していることが大きな問題。 そもそも、除染という概念が間違っているのだと、多くの識者は指摘してきたわけだけれど、 実際、福島の我々住民が目にする除染は、単に庭の高濃度の放射性物質を含む土壌を庭の一角に集めてブルーシートと土で覆うだけという、除染とはほど遠いもの。 除染じゃなく、単なる移染(しかも、生活圏内での移動に過ぎない)でしかなく、現実としては、福島県内の各家庭の庭がそれぞれの福島原発事故の高濃度放射性廃棄物の最終処分場になってしまったというのが現実である。 沖縄の基地問題同様、危険なものは引き受けたくないというのは、当然の想いであって、最終処分施設、中間貯蔵施設はおろか、各地域の仮置き場さえも確保することが出来ない現状にあっては、このニュースのインタビューに答えている作業員の赤裸々な”だってしょうがねえべ、置くところがないんだから、、、”というのが、現実に避け難い実態である。 事故から2年を経た今も、このような、深刻な状況を抱える福島の現状をよそに、原発の新設、再稼働などを経済の要請にのっとり強行に押し進めようとしているのは時期尚早だろう。 原発推進をしてきた現政権も東電さんも、まず自分のケツをしっかりふいてからにしてもらいたいものだ。
福島で生きるには、もはや必需品の放射線測定器、、事故後一年くらいは、足下をみて法外な市場価格となっていたけれども、ようやく通常の価格になり、信頼性のある国産の廉価な家庭用も手に入るようになりました。
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