カテゴリー「経済・政治・国際」の記事

January 26, 2012

ブラザーのプリンターって有りなのか?年々小さくなるキャノンのインク。キャノンとエプソンの横暴もいい加減、行き着くところまで行ったようで。

6年程前に2万円ちょっとで買ったキャノンのプリンターPIXUS MP800。
スキャナーにコピー、FAXにDVDラベル印刷も出来るいわゆる複合機の中級機種。
非常に使い勝手は良かったのだけれども、購入して二年程でプリンタヘッドが突然逝ってしまい、交換に5000円ちょっと、、。 年一回の年賀状くらいにしか使わないのであるが、4年目に紙送りがままなら無くなり、とうとう2012年の年賀状印刷後、前面給紙も背面給紙も出来なくなり現役引退と相成った。

後継機種を選ぶ上では、まず印刷品質とスピードはもちろんだけれども、以外と重要なのが印刷コスト、、すなわちインクの容量と値段である。 

タイの洪水による品薄の状況であるにも関わらず、エプソン、キャノンの熾烈なプリンター販売競争はもはや消耗戦の様相を呈していて、スキャナー、コピー、両面印刷そしてなんと無線LAN対応のフル装備の複合機ですら1万円を切ろうかと言うプリンタデフレ状態。 どう考えたって、生産コストのいくらも回収出来ない価格設定、、投げ売り合戦である。 こんな、状況で両社ともどうやって、利益を出しているのか?
答えは簡単、印刷に必須であるインク代で回収しているのである。
本体のプリンタをほぼただ同然で販売して、ユーザーを囲っておいて、めちゃめちゃ高価なインク代で搾り取る。そんな、ビジネスモデルが我がもの顔でまかり通っているのである。 確かに、インクが無ければ、どんなに高級高品質なプリンターもただのゴミでしかない訳で、、。

そんな訳で、キャノン、エプソンともインクの多色化、付加価値アップに余念がない。 中でも、特にえげつないのが、キャノンのPIXSUS MG3130などの複合機のエントリーモデル。 なんでも付いて、無線LANまで対応しているのに、実勢価格は6000円ちょっと、、。そんな、馬鹿な!と叫びたくなるほど安い。 しかしながら、インクは黒一個と3色一体型一個で非常に容量が小さい、、、その印刷コストはL版写真一枚あたり29.5円(メーカー公称値)に達する。 プリンターが本体が6000円で、インクカートリッジが3000円程(黒と三色合わせて)、、。 キャノンのインクは最近どんどん容量が小さくなってきていて、年一回の年賀状印刷ですらカートリッジ交換一回では済まない、、とすると、プリンタ本体の価格をインク代があっという間に上回ると言う事態に陥る。 


6000円で何でもありのプリンターが買えると、喜んで飛びつくのはあまり賢明とは言えず、それならカートリッジ何回か分足して1−2万円代の上級機種(MG5330、6230など)を買った方が機能も品質も充実しタンクも6色分離型になり、印刷コストが40%も安くなるので、数年使えばあっというまに支払い総額が逆転してしまうことになる。 
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ま、そんなえげつないビジネスモデルはキャノンのプリンターに限らず、携帯電話も含めて世にはびこっている訳だけれども、それって、結局メーカーが価格競争の果てに苦肉の策として生み出したメソッドなのだから、結局我々ユーザーにもその責任の一端があるのだと思う。 フェアトレードという訳じゃないけれども、あれだけのセンサーや部品を精密に組み込みながら、材料費も人件費も製品に正々堂々と転嫁することを許されないことこそが、異常なのだと思う。 6000円で買ったプリンターを、数年で壊れたからといって2000円−3000円の郵送手数料を負担して、さらに数千円の技術料をはらってメーカーに修理依頼するなんてことはあり得ないから、みんな使い捨て。 ピカピカなのに使い捨て、、年賀状200枚くらい印刷しただけなのに使い捨て、、それ異常だと思う。
プリンター、、本体はもっと高くてもいいよ、、大切に使うからさ、、、壊れにくく、そしてランニングコストを下げて欲しい。 僕たちユーザーが、そういう意思表示を製品選びに反映させて行けば少しずつでも変わって行ってくれるのだろうか? ねえ、キャノンさん。

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January 07, 2012

正義を行えば、世界の半分を怒らせる…膿を出し切れないオリンパス、、日本の恥

”正義を行えば世界の半分を怒らせる”というキャッチコピーは押井守の初の実写作品 ”紅い眼鏡/The Red Spectacles” のものだが、ここ最近は原発事故に絡む被曝リスクの告発や、読売巨人軍GMの清武英利の内部告発など、そのキャッチコピーを具現化したような出来事が数多く起きたのが印象的だった。
中でも、オリンパスの損失隠し問題を内部告発し社長を解任された英国人マイケル・ ウッドフォード氏のその後の処遇と主要株主である大手銀行や同社幹部の対応をみると、日本人として恥ずかしい限りである。 企業倫理を尊ぶ者はオリンパス内部はおろか大手株主にも不在で、自らの保身と企業の既得権保持のために、くさいものに蓋をしまくる姿勢が目に余る。 もちろん、株主にとってこのようなスキャンダルは企業価値を著しく損ねるから、内部告発をしたウッドフォード氏のせいで多額の損失を被った点で、あるいみ加害者と被害者の立場に映るかもしれない。 しかしながら、もともと非があるのは不正を正したウッドフォード氏ではなく、不正を行い、黙認し続けてきた歴代の経営陣と原経営陣に他ならない。 
 膿を出し切ってこそ、世界にその高い技術力を誇るオリンパスの将来的な展望が開けて真価が発揮されるはずなのに、企業ぐるみで不正隠しに奔走する見苦しい姿をさらけ出す 現オリンパスに未来などあるはずも無い、、。 とっても好きな企業だったのにね、、、カメラから胃内視鏡をはじめとする医療機器へと発展を遂げ、高い将来性をもつ優れた企業のはずなのに、なんともまあ残念な。 ほんとにこれで良いのか日本人、、経済界がこれだもの、、良い大人がねえ。

赤い眼鏡 残念ながらもう入手は難くなってきているようす

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August 22, 2011

いい加減さっさと増税しろよ、、どこまで国民を馬鹿にしてんだろ

長年、馬鹿政治家どもが、自分の選挙対策、人気取りためのだけに必要な増税を見送り続けた結果が、山積みになった赤字国債の山だ。 
ポスト菅を占う、民主党代表選に置いてさえ尚、小沢ー鳩山陣営は国民の信任を受ける必須条件として”増税反対”を掲げるというあまりにも時代錯誤な思考回路を持っている。 常識的に必要な増税是認に言及していた野田財務大臣ですら、このところ増税に関してのトーンダウンが目立つ。

ほんとに、日本国民は増税を望んでいないのだろうか?そこまで、我ら国民は馬鹿なのだろうか? いや、自民党時代から、増税が見送り続けられてきた経緯をみれば、まさに当時の国民が馬鹿そのものだったからなのだろうけれども、孫の代に今の贅沢のつけを回す赤字国債よりも、自分の世代で現金払いでケリを着ける消費税の方がいいに決まっていると、さすがに今時の日本人は気付いているのではないか?もちろん、税金の使途については厳しくチェックすることは前提として、さっさと生活必需品以外の品目の消費税を20%くらいに上げて、財務を立て直すことが喫緊の課題だろう。  人気取りに終始せず、真っ正面から必要な増税を唱える、気骨溢れる政治家が居たならば、僕は全力で応援したいと思う。 ただ、増税前に車は替えておこうと思うけどね。

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June 02, 2011

内閣不信任案造反拡大 復興救済そっちのけでの政権闘争!民主も自民もいい加減にしろ

 内閣不信任案造反拡大 復興救済そっちのけでの政権闘争に明け暮れる 民主党、自民党をはじめとする与野党。 特に、鳩山、小沢、谷垣氏らの私利私欲のみを追求した行動は、多くの被災者達をさらなる絶望の縁へと追い込んでいる。
 菅直人首相率いる、現在の民主党政権の原発事故に対する悪政については、誰もが怒りを抱いているのは間違いないが、かといって、現在進行中で刻一刻と状況の悪化を辿る福島原発周辺住民の避難や除染防護作業等、一刻を争う事態にあって、解散総選挙などにうつつを抜かすいとまは無いはずだ。 この非常事態に及んでも、生検闘争に明け暮れる根っからの無能政治家達のケツを拭い続けるのは、他にも無い被災者達だ。 現時点において、唯一取るべき道は与野党、党内派閥の垣根を越えて、不手際だらけの現政権を全力でバックアップすることに違いないのに、この大災害をも政局のネタにしようとは、、、末代までの恥をさらしているとしか言いようが無い。

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April 08, 2011

誰しもが、予測していた強烈な余震の不思議

本震から27日後に、強い余震がやってくる、、、この手の噂はあてにならないはずだったが、まさにドンピシャで強烈な余震が襲来。我が家では、地震のショックで水槽からギル君がダイブ、、、発見が早かったから助かったけれども。
炉心溶融、再臨界の可能性がまことしやかに語られている福島第一原子力発電所にとどめの一撃とならないことを祈るばかり。

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March 29, 2011

復興ムードの陰で

世の中いよいよ、震災、原発事故ニュースにも飽きたらしく、当たり障りの無いACのサブリミナルなCMと、元気出そうよ的な歌番組が花盛り。 他方、4月間近というのに、降雪もしばしばの寒さの中、避難所ではインフルエンザ流行の兆し。 医療機関で、診断、処方を受けても戻る場所はやはり避難所ということで、隔離出来るスペースにも限りはあるため、寒く、乾燥した避難所での大流行が危惧される。

スーパーやコンビニの入荷や、外食業界は順調に回復しているのを日々実感する反面、ガソリンはまだまだ不足の様で、給油待ちの長蛇の列が福島の至る所で続いている。震災、津波後の沿岸地帯も、今後の漁業、産業の復興に向け急ピッチで新しい息吹が芽生える中、忘れ去られたように、福島第一原発周囲20Km圏内には今なお、物流が途絶えた中、取り残された方々が苦しい日々を余儀なくされている。
今回、日本を襲った未曾有の災害について、僕らは改めて震災による津波被害と、原発事故を明確に別けて考えるべき時期に来ているのではないだろうか?

今、最大の関心事は、福島第一原子力発電所周囲の退避区域が、今後数ヶ月の内に退避解除となる見込みがあるのか、それとも数年ー数十年単位で封鎖されてしまうのかどちらなのかというシンプルな問いだろう。 政府は、答えが出ているのであれば、速やかに今後の見通しを開示するべきだ。日々、一進一退をつづける放射能漏れの小出しのニュースに釘付けになっているような非生産的な日々に決別するためには、避難者達への道筋を明確に示してもらう必要がある。 今回の事故を受けて県内から、我が子を県外に退避させた父兄は数多い。 彼らの、一番の関心事は、いつ愛する我が子達を、ふたたび地元に呼び戻すべきなのか?呼び戻してもいいのか?という点である。

わずか一時間あたりの観測放射線量を、年間の被曝基準と平気でならべて比較した上で安心を強調する等、非科学的な表現が多すぎる各種メディアのコメンテーター。 CT検査の被曝量が一回600uSVだから、水素爆発後の福島市の環境線量10uSV はそのわずか60分の一に過ぎませんよ、、なーんて、言ったって3日間も福島市の屋外で過ごせば、あっというまにCT検査の線量なんて越えるのに、あまりにも誤解を有無表現。他方、飲料水については、逆に年間の基準を持ち出して不安を煽るなどと、彼らの発表、報道は支離滅裂。 是非とも、客観的かつ、適格な情報の即時開示をお願いしたい。 飲料水の放射線量が基準値を下回ったから、規制解除!なーんて言われても、またしらないうちに、基準をオーバーしている可能性は否定出来ず、僕らがそれを再び知り得るるのはすでにポットでお湯を沸かしてカップ麺なりを食べてしまってからになるはずだ。 たびたび繰り返される”安心です、直ちには健康には支障が無いです”、、なんてアナウンス、、直ちに健康に支障が出るってどういうレベルなんだろう、、直ちには被害は出ないけれども、少ししたら健康に害が出ますよというアナウンスにも等しい表現。 風評被害を産んでいるのは、情報開示の不適切さに他ならないだろう。 すでに、職場や業界など身の回りでも有能な人材の県外流出が始まっている。 放射能汚染の影響は数十年を経て統計的に検出出来るくらいの息の長いものであるから、直接的に事故と健康被害の因果関係を推し量ることは困難。 今回の事故よりも、タバコ一本吸う方がよほど危険と言う意見も多々あるし、、個人的には日常的にバイクに乗る方が確実に死亡率を上げることは経験的に納得出来る。 しかしながら、長期的にみて、出来るなら当該地域での育児を避けたいと思うのは無理からぬ事だろう。

さてさて、将来的な人材の流出、過疎化の進行など、今後当該県の抱える課題は根深い。 しかしながら、震災復興の旗印のもと、熱し易く冷め易い人々の気質と相まって、なんとなくなあなあで、真に負のイメージを孕んだ問題は、意図的に封殺されて忘れ去られて行くのかも知れない。  うーん、ほんとに学校予定通りはじまるんだろうか?

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March 25, 2011

福島第一原子力発電所の稼働維持、廃炉回避のシナリオ

震災に引き続く福島第一原子力発電所の放射線漏洩事故から約2週間。
熱し易く冷め易い日本人、テレビ番組も災害情報では視聴率を稼げなくなったらしく、震災や放射能に関する報道はひとまず陰を潜めて、以前と変わらぬ非生産的なバラエティ番組が華々しく画面を飾っている。 もっとも、被災地でテレビを見て過ごすにも、風や雨に乗って確実に体内に入り込んでくる放射能の恐怖を煽る報道番組ばかりでは、気も滅入るわけで、能天気なお笑い番組も大きな役割を担っているのも事実。

だがしかし、この熱し易く冷め易い、飽きっぽい日本国民にとっては、この盛り上がりも明らかな幕引きもなく、長期的な影響を及ぼし続ける放射能汚染事故は致命的。 緊張感が途切れて、危機意識が下がってからが、今回の事故の災禍が本格的になる可能性が高い訳で。 被災地の土壌汚染、農業の廃絶、地価や不動産価値の毀損、、、損害は計り知れない。 このおとしまえを、加害企業はどう着けるつもりなのだろうか。
金銭的な補償には、増税と言う名の国庫負担も加わるのだろうけれども、東電本体はどう動くのだろうか?
もちろん、自治体の原発誘致に際して、放射能事故という多大なリスクと引き換えに多額の補助金という名の免責取引をした地域住民と首長が企業に対してものを言う余地があるのか僕には解らないが、もはや所属自治体には収まらない被害の拡散が刻一刻と進行している。
ちらちらと、頭を霞める最悪かつ最もありがちな今後の展開は以下の通り。

1、被災者の救済には多額の財源が必要。
2、福島第一原子力発電所を廃炉にすれば、東電本社の経営維持は困難
3、被災者の補償を担保するためには原発の稼働再開が不可欠であり廃炉の選択肢はない
4、被災者をも巻き込んで、原発維持の世論を形成。被災者も原発稼働再開を容認

うまく丸め込まれて、こんな感じなんじゃないかと、、、心配しているのは僕だけだろうか。

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March 23, 2011

誰かが世界を回している?

多くの人々が、これは再臨界も不可避かと危ぶんだ福島第一原子力発電所事故も、消防の特殊車両による持続的な放水に引き続く、外部電力の敷設が完了するに及んで、ひとまず全世界が安堵に胸を撫で下ろし、リーマンショックを上回る経済界の動揺も一端収束。 

放射能残留物による生乳や農作物、漁業への影響は深刻ながら、熱し易く冷め易い日本国民の事だから、きっと数年後には、そんな危機的な事故があったことすら誰も振り返ることはないだろう。 人間は忘れるから、生きて行けるというのはあるいみ真実であるのだけれど、ただ忘れる以前に今回、かりにこの危機をなんとか乗り越えられたとして、それがただ単に、その程度の事故だったという風に考えてはいけない。

何事に置いても、無関心な多くの人々や単なる傍観者が溢れる陰で、自分の命や人生、そして家族を犠牲にして問題の解決に日々砕身する一部の人間が問題を解決に導いていることを忘れてはいけない。今回の震災や続発した原発事故に限らず、あらゆる問題において同じ事が言える。 結果だけを見て、ほら、大丈夫だったろう?そんなに騒がなくてもなんとかなるものさ、、なんて、さらっと他人事のように嘯く多くの人々。 しかし、それは大間違いで、誰かが自分を犠牲にして問題の解決にあたってくれたから、ぎりぎりのところでなんとか事態の収拾がついたに過ぎない事を自覚するべきだろう。  ただ、そこにいるだけの多くの人々と、問題の解決に動く極少数の人々、それこそが、組織の本質であり、社会の本質。 結論から言えば、なにもせずにそこにただいる人々、、彼らも組織集団や社会にとってはまた必然である、、というのも真実なのだろうが、やっぱりちょっと、いらっと来ることもあるような。  さてさて、実社会でも問題は山積み、、顧客の利益を守るため県外各施設との交渉も昼夜を問わず、、原理的には、まあ、倒れたら、だれかが後を引き継いでくれるのだろうから安心して燃え尽きてみようかなと思うここ数日。  7日目のカレー鍋は怖くて蓋をあけられない3月の夜更けでありました。

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March 20, 2011

被災地のガソリン不足 持っていればと後悔したものがこれ、、(東日本大震災、福島第一原発事故)

ガソリン携行缶が運命を分ける?


家族8人の我が家には車が4台ある。 僕のコペン、イナ妻のファミリーカー、じっちのサンバー、ばっちのコンパクトカーである。この一刻を争う原発事故にあって、放射能降り注ぐ中、県からも国からも徒歩や自転車は避けて車で移動するように勧告が出ているが、津波による精油所の破損、他県での買い占めによりガソリン不足が切実な問題。 給水はおろか通勤、通院すらままならないこのガソリン不足。 5時間ならんで給油制限で1000円分だったり、、。車が何台もあっても、ガソリンが無ければ動かないし、給油に向かう途中で渋滞にはまりそのままガス欠になれば致命的である。 震災後のガソリン不足を受けて、そうそうに街から姿を消したものがこれ、、ガソリン携行缶。 県内の店舗では全て売り切れてしまい600CCくらいの小さなものがわずかに残るのみだが、できれば容量が多いものが望ましい。被災地での行動、脱出には大きな助けになるもので、備えあれば憂いなしというところ。被災後、探すもすべて売り切れており、持っていれば、、と後悔した品物。



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March 16, 2011

東北地方太平洋沖地震 ガソリン不足の現況

東北地方太平洋沖地震 いわゆる東日本大震災と続発した福島第一原発事故 被災地である東北地方へのガソリンの供給拠点である石巻が、地震にひきつづく津波によって大きなダメージを受けた結果、周辺地域の買い占めも相まって震災後のガソリン不足が際立っている。 おりからの停電とも相まって、町中のガソリンスタンドは閉店。 わずかに営業を続けるガソリンスタンドでも、給油を求める長蛇の列。

顧客の避難先である町の中学校体育館と、勤務先を何往復もするなか、我が愛車のガソリンは枯渇。もはやガソリンスタンドまで行けるかどうかというところ。 もっとも、大震災に被災しただけならば、徒歩なり自転車なりのECOライフに立ち返るということで問題の大部分は解決するわけだけれども、福島第一原子力発電所の水素爆発、炉心融解の危機に瀕し、さらには10usvの環境放射線が現に降り注いでいるこの被災地にあっては、たとえ、レントゲン写真一枚の5分の一ですから大丈夫!なーんて、東京のスタジオのしたり顔のコメンテーターが100%他人事面して叫んだところで、不安になるのは仕方が無い事だろう。  そんな不安のなか、雨と雪と放射性同位元素が降り注ぐ中自転車や徒歩で通勤しろなんて、指示をだす上司がいたとしたら、たとえ実害が無いにしても、そりゃついては行けない。

放射能被曝のリスクに晒され、また、容態の切迫した身動きのとれない高齢のゲストを搬送するには、どうしたって自動車が、ガソリンが必要になるわけだが、町のスタンドはすべて閉鎖、、、そして、開店していても、5時間待ちで1000円分の限定給油だったりするわけで、、。 さあ、この危機、どう切り抜けるか?

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