カテゴリー「カヤックフィッシング」の記事

November 23, 2016

カヤックフィッシング、、生きて帰るために、パドルの流出を防ぐパドルリーシュの装着を!!

はじめは恐る恐る湾内で始めたカヤックフィッシングも、バイキングカヤック忍の高い航行性能や慣れもあり、徐々に沖に出ることも多くなってきます。 エレキなどの動力を持たない、カヤックはパドルが命。 これを失えば、生命に直結します。 そこで、パドルとカヤック本体、、あるいはライフジャケットを繋ぎ、万一パドルから手が離れても、パドルを失わずに済むようにする装備がパドルリーシュです。
パドルリーシュには、単なる紐になってるものや、伸縮性のあるカールコードになっているものなどいろいろあります。
値段も中国製の数百円のものから、海外製の6000円以上もする高価なものまで、、、。
必ずしも、値段と品質や使い勝手が比例しているとも言えませんが、安全装備なので、妥協は禁物。
これまで、数種類のパドルリーシュを購入し使用してきました。また、ボディボード用の足に付けるリーシュを流用してみたりもしましたが、一番のポイントはリーシュ本体の強度と、伸縮性、いかに絡まないで漕げるか、、というところになりますが、それ以前の問題として、パドルにどのように結びつけるかが製品によって様々なので注意が必要です。
ゴムリングに通すものは、ワンピースの分割できないパトルには使えませんから、ベルクロやベルト方式でつなげる製品が必要です。 また、カヤック本体やPFDに結ぶ方のカラビナやバックルも各社の製品によって大きさが様々で、僕が購入したものでも、いくつかうまくカヤック本体のアイレットやDリングなどに固定しにくいものがありました。 

1、カラビナ部分が大きく、カヤック本体のアイレットに確実に固定出来るものであること
2、カールコードになっていて伸縮性と堅牢性があること
3、パドルが分割式でもワンピースでもちゃんと結べる構造になっていること
4、よれ防止の機構が備わっていて、パドリング中に絡まることがないこと

上記の条件を満たすScotty セーフティー・リーシュを今はメインで使用しています。
Scotty セーフティー リーシュ

こちらは、ベルクロ固定で使いやすいのですが、カヤック本体につなぐ側のカラビナが小さすぎて、うまく繋ぎにくいのが残念。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

コイルドパドルリーシュOF2511
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July 15, 2015

INNO カヤックリフター ってどう使う??カヤックの車載の救世主 これさえあれば独りでも出来るもん!!

愛車にベースキャリアを設置したら、いよいよカヤックを自動車の屋根の上のキャリアに載せる作業です。
軽くても20Kg 重いと30Kgは下らないシットオントップカヤック。 二人で持ち上げるならまだしも、独りで高い屋根のキャリアへ持ち上げて載せるのは至難の業。 無理に持ち上げてカヤックを車にぶつけて傷をつけたりへこます事例が後を絶ちません。
独りで、スマートに、安全に、軽々とカヤックを車載する、、そんな要求に応えるために存在するのが、このINA453 INNOカヤックリフターです。 取り付け方は簡単、ベースキャリアのバーにネジ留めするだけです。
ただし、前項でも述べたように、このカヤックリフターを装着するためには、フットから外側に出ているバーの長さに余裕がないといけません。そのため、各車種推奨のバーの長さよりワンサイズ長いバーを装着しておく必要があるのです。ここは非常に重要なポイント。

カヤックリフターをベーシックキャリアにネジ留めしたら、アームを90度回転させて、カヤックを立てかけるためのひっかかりを作ります。あとは、ここに重いカヤックを立てかけて、カヤックのスターン部を持ち上げてベーシックキャリアへ滑らせ載せるだけ。自動車に傷を付ける心配もなく、車載がほんとに楽になります。

Inno


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カヤックリフターのアームを90度開き、それをひっかかりにしてカヤックを立てかけます。
カヤック本体のしっぽの部分を接地させるので、その場所に使い古したフロアマット等を置いておくと、
カヤックに傷がつくのが防げますし滑り止めにも有効です。
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横から見ると解るように、カヤックと車両の側面にはこのように空間が確保されるので、カヤック本体で車体を傷つける心配がなくなります。安心安心。
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こんな風に、INA453 INNOカヤックリフターのアームは90度展開した所でロックされますので、そこにカヤックを引っ掛けて立てかける訳です。
あとは、そのままカヤックのテール部分を持ち上げて、スルーっとキャリアのバーへ滑らせて乗っけるだけ。
このカヤックリフターさえあれば一人でも車載はほんとにラクチンです。

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June 22, 2015

カヤックの車載はこれだけあれば大丈夫!! カヤックフィッシングことはじめ

ついに手に入れた念願のカヤックフィッシング用のシットオントップカヤック。
その名も、バイキングカヤックス 忍。 欧米発祥のカヤックフィッシング、当然使用されるカヤックもオーストラリアとかアメリカとか海外製のものな訳だけれど、マッチョな巨人ばかりの欧米人向けのカヤックはどうしたって、華奢な日本人の手に余るし、また釣りのスタイルも日本の海とは条件がかなり違ってきます。
そこで、日本人のための、そして日本の海の条件を考慮してバイキングカヤックスが作り上げたのがこの、忍というカヤックなのでした。
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全長3.5m、全幅77cm、そして重さは自力で抱えられるギリギリの23Kg。実際、持てるかどうか不安でしたが、バランスをうまく取れば思いの外持ち上げて運ぶ事が可能でした。それもまあ、せいぜい25m程の距離が限界ですが。
そんなこんなで、このカヤックを釣り場まで運ぶには、車載する必要がある訳でして。
さて、カヤックの車載どころか、車にキャリアすら付けてない状況の私。 カヤックフィッシングをたしなむ諸先輩方、そしてカナディアンカヌーをこよなく愛する友人の知恵を借りながら、シットオントップカヤック、忍を安全に車載するための部材を、必要最小限かつ最大効果をねらって揃えたのでした。

まずは、何はなくとも車載用のキャリア。キャリアは迷う程の種類があり各社しのぎを削っていますが、豊富に出回っている各社のアタッチメントの流用を前提に考えると、互換性の無い規格の製品が非常に多く、最初のベースキャリアの選定は非常に重要です。マイナーな規格のものを買ってしまうとのちのち使途が非常に限られてしまうのです。これは問答無用で圧倒的国内シェアを誇り、国際標準的規格を採用しているINNOのキャリアをセレクト。
必要最低限、車種別に揃っているフックと、バーを支えるフット、そして車の横幅に応じた長さのベースバーが必要になります。
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基本となる、ベースキャリアーは車種毎にフックとステーセット( INSU-K5)とベーシックバーセットの3点セットがネットですぐに買えるようになっています。  とにかくカヤックを車に載せたいという場合はINNO ルーフキャリア3点セットを購入するのが手っ取り早いです。

バーは、自分の車の横幅に合わせて選択することになりますが、ここで注意すべき点があります。
後にご説明する、カヤックリフターなどのアクセサリーを装着予定の場合は、自車の規定のサイズより一段階長いバーを選択する必要があるのです。 私の車は、日産キューブZ12系でしたが、真四角のフォルムのため、屋根の横幅が非常に長く、規定のバーのサイズはベーシックバーセット/INB 147cmでしたが、これだとステーの外側には余裕がないため、様々なオプションが後に付けられなくなります。そのため、一回り長い 165cmのベーシックバーを購入したのでした。

さて、あとはカヤックをキャリアの上に乗せて、タイダウンベルトで固定すれば完了ですが、そこで必要なのがキャリアのバーに装着するクッションカバー。 金属の角材であるキャリアバーの上にカヤック直載せは無理です。カヤックの保護や確実な固定のためにクッションが必要なのですが、これが意外に高い、、探しに探して、品質が良く群を抜いて安価なこのクッションを愛用しています。 グラッシーキャリアパッド、、 色もサイズも選べて、しかも二本セットでこの価格!!   キャリアバーには68cmのロングタイプがぴったりです。


あとで紹介するカヤックリフターに付けるのはショートタイプのこちらがぴったりです。


大体付けっぱなしになるので、紫外線の影響で約2年でカバー部が劣化してきますので、あくまで消耗品としてリーズナブルな物をセレクトするのがオススメです。

そして、30Kg近いカヤックを確実にキャリアに固定するためのタイダウンベルト、、これが非常に重要なパーツです。
長さは、多少の余裕を持って3−4m、そして耐荷重は250-300Kgあれば安心です。 車の屋根の上のカヤックを結束するわけなので、ベルトを放り投げて対側に渡したりすることも頻繁なので、一般のタイダウンベルトだと金属のバックル部分が車のガラスやボディーにあたり、傷だらけになってしまいます。 僕が愛用していたバックルの金属部分が完全にシリコンゴムでカバーされていて、放り投げて車の外装に当たっても傷つかない SEAtoSUMMITの
シートゥーサミット(SEA TO SUMMIT) Tie Down with Silicone Coverがベストなのですが、もはや手に入れることは困難となってきているようです。

仕方なく、追加で購入する分は固定時にボデイと干渉しないように配慮されているこちらの製品を使用しています。
でも、これだとバックル側を放り投げることが出来ないのが痛いです。それでも、カヤックや車に当たるバックルの背の部分がシリコンカバーされているので、他の製品よりは車やカヤックに傷がつかない分マシです。



次にいよいよカヤックを楽に安全にキャリアまで持ち上げるための必須アイテム、INNOカヤックリフターの使用法です。

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June 08, 2015

念願のカヤックフィシング始めるよ!!バイキングカヤックス 忍 到着!!げ、、思ったよりもデカいけど、見た目よりも軽いかも。

SORAS条約やテロの影響などもあり、年々防波堤や漁港などの釣り場を奪われる昨今。
止むに止まれず、自らカヤックを漕いで海にでるアングラーが後を絶たない。
ドローン同様、いまだ法整備が追いついていないカヤックフィッシングの是非はさておき、
フィッシング用のカヤック、、つまりシットオントップ型のカヤックを手に入れた僕らが二番目に
直面する問題は、この比較的大きくて重いカヤックをどうやって自動車に積み込み、どうやって
屋根に固定して運ぶのかという点である。
一番目は何かと言えば、シンプルな問題だけれども置き場所なのである。
欧米の体格、体力に恵まれた方々の元で発祥し発展して来たカヤックフィッシング。
当然、使用するカヤックは頑丈さと安定性を考慮し、ポリエチレン製のものが主体なので大きくて重い。
近年、軽量化への要望をうけて、本格的なシーカヤック同様にFRP製の17−20Kg程度の製品も出て来ているが、
脆く、二十数万円ほどからと高価である。
湾内や湖等の内水面ならともかく、外海に出て大物を狙うという場合には、その航行速度やうねりへの対応性などから、大型のカヤックが必要となり、自然と重量も30Kg近くになってしまう。
日本人の平均的なおっさんが、なんとか取り回し可能なフィッシングカヤックの重量はだいたい20Kgくらいまでである。 それを越えると、車載や運搬をひとりで行なう事はほぼ困難となる、、いや、気合いで持ち上げたとしても
ちょっとした風やパドリング後の疲労でバランスをくずしたり、車や身体を痛めたりと、徐々に出艇の機会が減って行くことは間違いない、、結局、ただの置物になってしまうわけだ。
てなわけで、フィッシングカヤックの購入に際して、僕はおよそ二年の歳月をかけて機種選定を行なった。
身長160cm代のやや小柄な僕の身体で、ひとりで運んで車載できる機種を求め彷徨う日々がつづいた。

外洋でも航行可能な安定性とスピードがあり、なおかつ重量は可能な限り20Kgまでに抑えたい。この相反する条件を満たすカヤックを探し続けた結果、バイキングカヤックスの忍というシットオントップカヤックに辿り着いたのでした。

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